2019年12月12日 (木)
【SARIGIA】 転売防止の打開策として、自身のワンマン公演チケットをオークションで販売。 「その賛否に関しては真摯に受け止めながら、今後へ活かしていきたい」
NEWS - 19:19:081月26日(日)、池袋BlackHoleを舞台に結成2周年ワンマン公演「2nd ANNIVERSARY ONE MAN LIVE『THE SEVEN DEADLY SINS』」を開催するSARIGIA。チケットは絶賛発売中。そのチケットの販売にあたり、彼らは画期的な方法を用いて世の中へ一つの提案を示した。それが「チケットをオークションに賭けること」だった。SARIGIAは、e+でのBチケットの販売に先駆け、あえて30枚のみ“先行Aチケット“としてオークションへ出品。スタート価格を1円に設定し、行った。その結果、早い番号のチケットが高騰すれば、後ろの番号ほど、本来3500円である価格よりも安くチケットを手にすることが出来た人たちも相応数現れた。
今回の販売方法に対して、「転売商法と異なるとはいえ、新たな高額販売のやり方ではないのか」と声もぶつける人たちも。むしろ、賛否で言えば否のほうが多かったそうだ。メンバーは、転売防止の打開策として提示した販売方法だったが、これまで誰も?やってない試みだったこともあり、いろんなメリットとデメリットが生まれていた。そのやりとりの模様を、以下へ記したので読んでいただきたい。
――SARIGIAは、1月26日(日)に池袋BlackHoleで結成2周年ワンマン公演「2nd ANNIVERSARY ONE MAN LIVE『THE SEVEN DEADLY SINS』」を開催します。その先行Aチケットを、これまで誰も行ったことのないユニークなスタイルで発券。それが、「チケットをオークションに賭けること」でした。まずは、その手法を選んだ理由から教えてください。
翔磨 ギターのNatsuが「2周年ワンマン公演へ向け、何かインパクトのある打ち出し方をしたい。たとえば、昨今話題になっているチケットの転売を防ぐためにも、チケット自体をバンド側からオークションに出し、お客さんに欲しい価格をつけてもらおうか」と言い出した言葉に、メンバー全員が賛同。今回は、30枚のAチケットを用意。「すべて販売価格1円をスタート」にオークションで販売しました。
自分たちでも予想していたとはいえ、早い番号のチケットは競り合いが多かったことから高くはなりましたけど。後ろの番号は、その後にe+で発売を始めたBチケットの3500円よりも安価な値段で競り落とされています。つまり、使い方次第ではオークションのほうが通常に設定した値段よりも安く手に出来る場合もあることを確認出来ました。
――その結果を受け、バンド側へ外部からいろんな声が返ってきたとも聴きました。
翔磨 今回のオークションを行うにあたり、その目的も明確にWebフライヤーへ記していたとはいえ、チケットによっては通常価格以上の値上がりをしたことから「バンドがお金儲けのためにやっているんじゃないのか」という見方の反応が相応数あったように、詳しく知らない人たちからは否定的な声が多かったのは事実です。ただ、実際にオークションでチケットを手に入れた人たちからは「通常価格よりも安く手に入れられて嬉しい」という賛同の声もあったように、その賛否に関しては、これから僕らも真摯に受け止めながら、今後へ活かしていきたいなと思っています。
Natsu 実際、1/3強のチケットが定価割れしているように、こういうチケットの入手方法も、やり方次第ではお客さんに支持されるなという結果になりましたからね。
翔磨 もちろん、まだまだ解決しなければならない問題もあります。中には、入札し、競り落としたはいいけど入金されなかったり、落札者と連絡が取れなくて、再度出品にかけたチケットもあります。そのチケットに関しては、定価の半分以下での落札も出たように、ファンの人たちにはとてもお得だったと思います。ただ、そういう問題面も生まれてくるように、今後も「オークション」というスタイルを取る場合、その辺を解決してからだなとも感じています。
SARIGIAとしては、今後もこのチケット販売方法を取るのではなく、一つやり方としてこれからも継続できそうかを試したとのこと。メンバーも、以下のように述べている。
Natsu 自分たちに限らず、チケットの転売問題はいろんなバンドさんが抱えている悩みです。まだSARIGIAの規模であれば、高額と言っても限度はありますが、本当に規模の大きいバンドさんになると、早い番号ほど何十万という価格で転売されれば、それをビジネスにしている業者まで実際にいるし、早い番号ほどあらゆる手段を使ってでも手にしようとする意識を持つファンの子たちもいるように、そこは、バンド側としてもなんともしようがないもどかしさ。だからこそ、その環境を少しでも改善したくて行ったのが、今回の試みでした。
現在は、1月26日の2周年公演へ向けて走り続けているSARIGIA。最後に、その日へ向けての言葉も記そうか。
翔磨 バンドの周年公演は、人の誕生日と同じよう年に一度しか訪れない特別な日。だからこそ、一生忘れられない思い出を刻む日にしようと、今取り組んでいるところです。
アスカ 俺もバンドの周年の日を、人間の誕生日と同じ意味を持っている日だと受け止めています。確かにバンドとしては、未来へ突き進むうえでの通過点の日にはなるんですけど、めちゃくちゃ特別な日でもある。たとえSARIGIA以外のすべてを失ったとしても、この日だけは絶対に迎えて特別な一夜を味わいたいなと思っています。
TEXT:長澤智典
====================
SARIGIA Web
SARIGIA twitter
https://twitter.com/SRGA_Official
====================
★映像★
INSULT KISS 【Official Music Video】
====================
★LIVE情報★
SARIGIA presents 2nd ANNIVERSARY前々々夜祭 完全無料ミニワンマン『1才と361日の反抗期 ~ みんなの魂いただきます ~』
2020.01.23 [Thu] Ikebukuro CYBER
開場 : 17:30/ 開演 : 18:00
TICKET:ADV \0 / DAY \0(+D)
——————————-
SARIGIA presents 2nd ANNIVERSARY ONE MAN LIVE『THE SEVEN DEADLY SINS』
2020.01.26 [Sun] 池袋BlackHole
開場 : 17:30/ 開演 : 18:00
TICKET:ADV \3,500(イープラスチケット) / DAY \4,000(+D)

2019年12月12日 (木)
【ライヴレポート】完全覚醒したRides In ReVellion、共に手を取りあげた反乱の狼煙と示した未来◆2019年12月8日(日)初台DOORS<Re:Vellion-20XX/XX/XX->
REPORT - 19:02:594月に新メンバー・椿を迎え5人体制となったRides In ReVellionが満を持してリリースしたアルバム『Re:Vellion』のリリース記念ワンマンを彼らの地元大阪と東京で行った。大阪公演は『Re:corded-2016/07/28-』と題され2016年に行われた彼らの1stワンマンを再現するようなセットリストが組まれ、彼らの初心を思い出させるようなライヴとなったが、12月8日に初台DOORSで行われた『Re:Vellion-20XX/XX/XX-』はどのようなライヴになったのか、ここに記していきたい。
開演時刻を少し過ぎ、暗転した会場に次々とメンバーが登場するとフロアからは大きな歓声があがり「INNOVATOR」でライヴはスタート。ツインギター編成となり彼ら新たな武器となったユニゾンが楽曲を彩るこの曲で“革新者”としての彼らの反乱の幕は切って落とされた。「今日はここから始まるRides In ReVellionの新たな一歩を共に歩む、そんな一日にしたいと思います。その覚悟はあるか!」と黎(Vo)が吼えると、「-CHAIN-」「紫煙」といった初期の楽曲でありながら今回のアルバムで生まれ変わった楽曲たちを披露。さらに彼らは反乱の手を緩めることなく「JIHAD」でヘヴィなリフを体の芯に響かせるとフロアのオーディエンスもヘッドバンギングで応戦した。
「会いたかったぜ東京!」と黎が感情を爆発させるとフロアからは思い思いにメンバーの名前を呼ぶ声が響き、実に約7ヶ月ぶりとなる東京でのワンマンにお互いが胸を焦がしていたことがよくわかった。また、MCでも触れられたがこの日から彼らは新衣装を纏っており、この日のライヴの構成も含めて“未来に繋がるライヴ”を見せると宣言。最後まで駆け抜ける、その思いは「ANOXIA」の疾走感にも現れ、渚(Ba)はドライブ感あるベースでぐいぐいと引っ張り、飴(Dr)とともに小気味いいビートを生み出しライヴのギアを一気に上げる。そして切ない別れを歌う「最終列車 桜通り 手を振るキミへ」の冒頭では改めてファンと一緒に進んでいくことを示すために「誰一人置いていきはしない」とフロアにメッセージを投げかけた。つづく「Sense」では黎が力強い歌声を聴かせてくれたし、「ガラスの花」では彼の艶のある低音と美しいファルセットを交えた歌声を堪能することができた。
Rides In Revellionが掲げる“HARMONIZED TIME PARADOX”は古き良きヴィジュアル系のサウンドと近代的デジタルサウンドと融合させるというものである。彼らがX JAPANをはじめとする偉大な先人たちに影響を受けていることは「F.A.T.E」のスラッシュメタルサウンドを聴けば明らかだろう。さらにギターソロではTaJI(Gt)と椿(Gt)がステージ中央で肩を並べてユニゾンを披露するという往年のヴィジュアル系らしいシーンも見せてくれた。そして「Close.」をはじめとする彼らの楽曲でTaJIが随所に使用するワーミーもHIDEやSUGIZOといったギタリストの影響を感じる点のひとつであることもお伝えしておきたい。
「初めて立つこの場所をRides In ReVellionで塗り潰してみようぜ!」とフロアを煽るとライヴは終盤戦へ。キラーチューン「SURRENDER」でフロアは瞬時にヘッドバンギングの海となる。それもまだ盛り上がりが足りないと見るや「足りねぇんだよ!くたばれ東京!」と吐き捨て、TaJIは拡声器を手にフロアを煽る。そして本編ラストに演奏されたのは「Eternal ~渇望の空~」だ。「俺たちはその扉を開けて、今日から新たな未来を歩むことになる。約束された明日はない。それでも共にどんな障壁でも抗い続ける覚悟はあるか?」と問い掛けて始まったこの曲は5人となって今まさに歩み始めたRides In ReVellionのあげた狼煙である。また、彼らが未来に向けて扉を開いたライヴハウスの名前が初台DOORSということに必然めいたものを感じずにはいられなかった。
もっと5人の未来が見たい、そんな思いを込めてオーディエンスはアンコールを求めると、彼らは「Seirios」で<まだ夢の途中>と歌い、ただ未来だけを見る姿勢を示し、さらにピアノの旋律が美しい「アムネシア」では<握り締めた君のその手を離さぬまま明日を生きる>とその未来にオーディエンスもいることまでも示してくれた。そう、彼らとはつづく「HORIZON」の歌詞の通り、ファンの手を取りこの反乱の果てにある地平線をめざして<倒れてもそこから這い上がって>いくのだ。その気持ちはこの日初披露された新曲「–反抗声明–」にもしっかりと表れている。
<この唄が誰かの胸に届いているなら 散々だったあの日も燦然と光る未来に続く>
彼らが歌う理由。彼らの歌があなたの胸に届いたとき、この曲はRides In ReVellionの反抗声明から彼らとあなたの共同声明になる。その絆を確かめるように黎は去り際に何度もオーディエンスを呼び、オーディエンスはそれに応えた。
ダブルアンコールではこの日が誕生日の飴を祝うサプライズと、11月から12月にかけて誕生日を迎えるTaJIと椿と渚のサプライズが同時に行われ、首謀者である黎が各メンバーにケーキを食べさせてあげるシーンも見られ和気藹々とした雰囲気が会場を包んだ。また、サプライズのお返しにと飴が飴(キャンディー)をフロアに投げ入れるという彼らの関西人らしい一面も見ることが出来た。そして、この日の正真正銘の最後として「カレタソレイユ」を最後の力を振り絞るように歌い上げた。
反乱を起こすという意味が込められているRides In ReVellion。彼らにこの先どんな困難が訪れても、何度でも立ち上がり進んでいくのだろう。なぜなら彼らはその先にある未来が輝いていると信じて疑わない強さがある。そして、この日何度も“一緒に”と強調していたように愛すべきファンと手を取り反乱を起こし続けるのだ。完全覚醒したRids In ReVellionの反乱が始まった。そんな彼らの未来を感じる夜だった。
取材・文:オザキケイト
写真:Anastasia
====================
<Rides In ReVellion 『Re:Vellion』発売記念Oneman Live 「Re:Vellion-20XX/XX/XX->
2019年12月8日(日)@初台DOORSセットリスト
01. INNOVATOR
02. –CHAIN-
03. 紫煙
04. JIHAD
05. ANOXIA
06. 最終列車 桜通り 手を振るキミへ
07. Sense
08. ガラスの花
09. F.A.T.E
10. Close.
11. Rosé
12. SURRENDER
13. Eternal ~渇望の空~
ENOCORE
14. Seirios
15. アムネシア
16. HORIZON
17. MIRAGE
18. –反抗声明–
ENCORE 2
19. カレタソレイユ
====================
【LIVE】
配信限定Single 『–反抗声明–』Release記念ワンマン 革命 – RISE IN REBELLION –
2020年2月1日(土)心斎橋SOMA
2020年2月9日(日)高田馬場PHASE
5th Anniversary BEST Release記念OnemanLive 「α」
2020年3月27日(金)OSAKA MUSE
5th Anniversary BEST Release記念OnemanLive 「Ω」
2020年4月11日(土)SHIBUYA REX
====================
【Release】
2020年1月 配信シングル『–犯行声明–」
2020年1月29日(水)Best Album 『5th Anniversary BEST~Alpha~』
2020年2月26日(水)Best Album 『5th Anniversary BEST~Omega~』









2019年12月12日 (木)
【ニコニコ生放送】V-ROCKシーンを♪ワチャワチャ♪とかき回す番組☆KSPチャンネル「WACHA★WACHA(ワチャワチャ)」本日放送の第16回はJin-Machine、メトロノーム、DEZERTが登場!2019年12月12日(木)20時〜オンエア♪
NEWS - 13:42:20V-ROCKシーンをワチャワチャとかき回すニコ生番組、KSPチャンネル「WACHA★WACHA(ワチャワチャ)」。
毎月 第2・第4 木曜日、20:00〜21:00で生放送しております!!
MCを担当するのはノボタンこと山本昇!
楽しみな本日、2019年12月12日(木)のメニューは・・・
ゲストをお迎えするメインコーナー【WACHA★SPOT(ワチャスポ)】。
2月11日にベストアルバム「ベストヒットJMC」をリリースする
Jin-Machineからfeaturing16とマジョリカ・マジョルカ・マジカル☆ひもりが登場♪
アツアツの情報をお届けするコーナー 【WACHA★DELI(ワチャデリ)】では、メトロノームとDEZERTのコメント動画とMVをデリバリー!
トークテーマは「成し遂げたい!成し遂げました!一人〇〇!」
メンバーへの質問もお待ちしています!
https://forms.gle/2KYJTwvtV25hq9kb6
KSPチャンネル会員の方がご覧いただける「WACHA★WACHA Chain Reaction」!
前回ゲスト「PENICILLIN」からのミッションに「Jin-Machine」がこたえます!
サイン入りステッカーのプレゼントもあり☆
是非御覧下さい♪
番組URL https://ch.nicovideo.jp/ksp-e
番組twitter https://twitter.com/WACHA_KSP



