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2019年01月12日 (土)

【ライヴレポート】<Chanty ワンマンライヴ どくせんよく~名古屋編~>2019年1月5日(土)名古屋Electric Lady Land◆────今日こうやって出会えたことが、後に繋がっていけるように歩んでいきたい。

NEWS - 22:00:23

どくせんよく~名古屋編~

201915日(土)名古屋Electric Lady Land

 

文:糸永織菓子

 

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15日、Chantyがワンマンライヴ どくせんよく~名古屋編~を開催。会場に選んだのはメンバーが憧れと口にしていた名古屋Electric Lady Land

新年1発目の公演が名古屋の地で単発のワンマンライブと、Chantyにとっては少し新しい条件での開催。

この日この場所を選んでくれた会場いっぱいのファンを前に、本編17曲、アンコール6曲、ダブルアンコールで2曲と独占欲丸出しの大ボリュームな公演を繰り広げた。

 

照明が落ち開演を知らせるとともに、暗がりのステージからピアノの音色が流れてゆく。

そのSEを背に薄暗く光るライトに照らされ、Vo.芥が登場し1曲目には「貴方だけを壊して飾ってみたい」。

――いつも僕だけに向けて笑って 僕だけに涙流して――

この日のライヴタイトルにふさわしく、独占欲にまみれた1曲で幕を開ける。

 

『お正月休みで声の出し方も頭のふり方も忘れたんじゃないですか!』と芥。

「絶対存在証明証」「衝動的少女」と煽り倒し早々に会場のテンションに火をつけた。 

そして『もっと見せてください 貴方の・・・』と「ひどいかお」、笑顔で演奏する中にも細やかな狂気さの滲み出る「ミツケタ」とChantyらしいあまのじゃくなラブソングを披露。

 

一変し、真っ赤な照明の中でメンバーが一心不乱に音を叩きつける「魔がさした」では、千歳の奏でるギターに芥がゆらゆらと不安定に声を紡ぐ様子が印象的だった。

一見狂気の滲む楽曲ながら、誰もが経験したことのあるであろう可愛らしい罪悪感が題材。

ライヴでは1曲単位で様々な表情を見せるChantyだからこそ、その1曲に込められたストーリーを背景にステージを見るのも楽しみの1つではないだろうか。

 

そしてそのまま「ねたましい」へなだれ込むと、責め立てるようなナンバーたちが終了し、続いた「揺らめくあの日は万華鏡」は千歳の軽やかなギターが夏の夜のような少しの切なさを垣間見せる1曲。

芥の優しく問いかけるような歌に、一気にここまでの緊張の糸がほどけていく。

 

その後アグレッシブに「滅菌、消毒、絆創膏。」が始まると、序盤で溜まったドロドロの感情を吐き出すように、会場からも『おい!おい!』と大きな声援が飛び、千歳がギターを肩に担ぎネックをフロアにむけ挑発する場面も。

 「ポリシー」、「ねえ。」とさらに加速するステージ。

必死に食らいつき遊びつくす目の前の光景に、芥も思わず『いい景色だなおまえたち!』と嬉しそうにこぼした。

 

そして『まだ吐き出せるか!』と切り込んだ「m.o.b.」は、鋭い演奏の中で光る芥のハイトーンの繊細さが楽曲をより攻撃的に駆り立てる。 

そのまま芥がアコースティックギターを手に弾き語り始めた「綺麗事」から、「半透明」「奏色」と、再びピアニストを交え3曲披露。

冒頭から口数も少なく静と動を繰り返すステージに、気が付くと頭で追いつくのが精一杯になっていたようで、ここでようやく芥の放つ言葉の一言ひとことに気持ちが追いつき始める。

 

「奏色」は節目節目にずっと大事に歌ってきた楽曲のうちの一つ。

その演奏終わり、フロア中に高く挙がった手を見て、

『最低なことばっかりな毎日だけど、この景色を思い出して前に進んでいきます。

また、また会えるようにすごい景色を作りましょう。』

と芥。

次に披露された「最低」は、この曲があって良かったそんな風にいつも救いを見出してくれる1曲だ。

 

 

『どくせんよく、めちゃくちゃ最高の景色ありがとう。

いつもはバンドマンがいっぱいの楽屋を今日は独り占めして、なのに気まずくて気まずくてなぜか隅っこにいたりする我々Chantyですが、15日その声とその挙げた手とその意思をもってこの景色を作ることができました。

この景色を忘れないように、また迎えに行きます。

だから最後、この曲でもっともっと一つになりましょう。』

と芥の言葉で最後を飾ったのは「フライト」。

曲が始まると同時に湧き上がった割れんばかりの声援には、メンバーも思わず圧倒された様子。ここまでストイックに全17曲を駆け抜け本編は幕を閉じた。

 

アンコールではメンバー全員袴姿での登場。予想外の姿での登場にこの日イチの歓声が上がったものの、『早着替えだよ。パリコレみたいだったもん(笑)。』と千歳。

短い時間での着替えを要されたため、楽屋裏では大慌てで準備が行われていたよう。

全員の仕上げの結びは野中が担当していたなど、皆で協力し合っての早着替えとなったことを明かすと会場からは思わず拍手が巻き起こった。

 

お正月は過ぎてしまったものの、明けましておめでとうは直接言いたかったと千歳の言葉で、改めて『明けましておめでとうございます!』と挨拶。

その後は各々の家のお正月について、年賀状はどのくらい本気を出していたとか、好きなおせちの話などをいつものようにわちゃわちゃと繰り広げ、思った以上に個性豊かなメンバーのお正月に会場は驚きやら暖かい笑い声やらで終始和やかな空気に包まれた。

 

『そして今日ですよ。』と芥。

この日はゲストでピアノ演奏が入っており、Chantyの楽曲たちを彩ってくれていたが、各々かなりお気に入りのようで野中は『全曲やって欲しかった。』と本音をこぼすほど。 

 

『色んな巡り合わせでこの場所を選んでくれたんだと思うんです。

今日こうやって出会えたことが後に繋がっていけるように歩んでいきたい。

そんな出会ってくれてありがとう、という気持ちを込めて。』

とアンコール1曲目は「交差点」。

 

芥がギターをかき鳴らしながら始まる「ゴーシュ」は皆でタオルを振り回すような爽快なギターロックサウンド。

本編以上に歌の、音の一つひとつに集中させてくれる演出にさらに引き込まれていく。

 

『まだまだまだ行けるか名古屋―!踊ろうか!』と千歳の軽快なギターに合わせ右から左へとモッシュを繰り広げた「冤罪ブルース」。

加速していくとともに袴が煩わしくなってきたのか、芥も思わず『動きづらい!』と吐き捨てた。

それ以上に袖をうっとおしそうにギターを弾く千歳を見かねて、思わず男性スタッフが袖を捲りあげてあげる場面も。 

続いていたずらっぽく始まった「赤いスカーフ」では、芥の『叫べギター!』の声で千歳の激情的なギターソロが炸裂。

 『さあ、お祈りの時間を始めましょう・・・』と「不機嫌」が始まると、会場は一心不乱に頭を振り乱し、激しさに実をつけていく。

そんな様を受け、間奏中にも自身の言葉を吐き昂った感情をあらわにする芥。

 勢いのまま感情を口にしたかと思うと、言葉を探すうちに迷子になってしまうほど。

 

『きっと綺麗事じゃない世界が音楽を通して作れると信じているから、最後、この4人から目印になるような歌を届けます。』

 飾り気のない言葉から始まったラストは「世界に見捨てられてもきっと音は鳴りやまない」。

 大きな安心を与えてくれるような包容力の満ち溢れた音楽というよりは、日々の中でのちょっとした不安や不甲斐なさを肯定してくれるような居心地の良さがあり、一人じゃないと実感させてくれる瞬間がたくさんある。

そんな1曲で4人はこの日のライヴに幕を下ろした。

 

演奏を終え、ステージ前方に集まると芥はスタッフ陣やゲスト、様々なサポートをしてくれた名古屋の方々への感謝の想いを丁寧に述べ、最後は『本当に集まってくれた皆様ありがとうございます。』と改めてこの日この場所を選んでくれたファンへの感謝を口にした。 

しんみり終わるのもChantyじゃないので。と、ワンマン公演ではお馴染みカーテンコーラー千歳の時間。

新年にちなんで、この日は『あけおめ BAN!』で拳銃の構えでとのご指定が。

この時間になると急に冴えてくる千歳の軽快な口上に会場も笑いに包まれながら、最後はこの掛け声とともに終演となった。

 

しかし、幕の下りた会場からは鳴りやまないアンコール。

それに答えるように成人のカウントが始まると歓喜の声が上がり、『物分かり悪くていいな!』と芥。 

もうちょっとやろうか、と急遽ダブルアンコールで「C」を披露。

そして、正真正銘のラストを飾ったのは「犬小屋より愛を込めて」。

 

――とにかく嫌いな嫌いな嫌いなこの場所にバイバイ・・・――

 

と歌う芥、ラストの歌詞の一部を『お別れはしないからな!』と自身の感情を乗せ歌い上げ、本当の本当にどくせんよく~名古屋編~が幕を閉じた。

 

独占したい、その気持ちをそのままライヴタイトルに持ってきた今回の公演。

Chantyがあの空間を独占したのは間違いないし、あの場にいた1人ひとりの観客もまたステージに立つChantyを独占していたことも確かだ。

 6年目を駆け抜けるChantyには、計り知れないほど色んな事があったし、それはきっとこれからも変わらない。

誰の力でもどうにもできないことは世に溢れすぎているけれど、どうしてもいちいち悔しさや悲しみを覚えてしまうのは人ととして生きている特権だから仕方ない。 

そんな不甲斐ない感情を否定せず、とことん落ちて一緒にとことんどうしようもなくなってくれる音楽がChantyだなと改めて思わせてくれたこの日の公演。

これからも変わらず続いていくChantyも、別の道を歩むと決めた千歳も、きっと大丈夫なんだろうなと漠然と感じることができた。 

けれども、残された時間はきっとあっという間に過ぎてしまう。

今はChantyとしての4人と共有できる奇跡のような時間を、悔いのないよう精一杯噛み締めるとともに、これからの彼らが見据える先に一緒に歩き出したい、清々しくそんな風に思わせてくれる一日だった。

 

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Chanty 2nd LIVE DVD

5th anniversary oneman Chantyの世界へようこそ~」

2019130日発売

定価 5,500 +

 

収録曲

1.piano♯4

2.綺麗事

3.m.o.b.

4.ミスアンバランス

5.ソラヨミ

6.無限ループ

7.魔がさした

8.ダイアリー

9.優しいあなたへ

10.謳う心臓

11.-yureru-

12.奏色

13.インピーダンス

14.冤罪ブルース

15.不機嫌

16.冷たい手のひら

17.終わりの始まり

~EN~

1.赤い糸

2.3.0.17

3.最低

4.C

5.フライト

~EN2~

1.まっさかさまにおちていく

2.やんなっちゃう

3.おとなりさん

 

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Chanty 2nd LIVE DVD5th anniversary oneman Chantyの世界へようこそ~」M2.m.o.b

 








2019年01月12日 (土)

【ミウラアイム】「Drive“X”Crazy」「マスカレヱド バタフラヰ」2曲の配信が開始!「マスカレヱド バタフラヰ」LIVE MVをYouTubeにて公開!

NEWS - 20:00:08

ヴィジュアル系ソロアーティスト、ミウラアイムがライヴの定番曲である2曲「Drive“X”Crazy」「マスカレヱド バタフラヰ」の配信をスタートさせた。

 

iTunes storeやAmazoneMusic、レコチョクといった各種配信サービスでのダウンロード販売に加え、SpotifyやLINE MUSIC等のストリーミングサービスでも視聴が可能になっている。

 

また配信開始に伴い「マスカレヱド バタフラヰ」のLIVE MVもYouTubeにて公開された。

ライヴの雰囲気を味わえる映像になっているため、こちらも是非チェックしてほしい。

 

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「マスカレヱド バタフラヰ」Live Music Video

「Drive“X”Crazy」Live Music Video

作詞・作曲 / ミウラアイム

MV GUEST PLAYER
Gt.早乙女白夜
Gt.える
Ba.眞崎大輔(0.1gの誤算)
Dr.神崎流空(0.1gの誤算)

 

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2019年3月21日(木・祝)

 

■ミウラアイム1周年記念ワンマン

<聖都奪還>【イケヴクロサイヴァー】

会場:池袋CYBER

開場/開演 17:00 / 17:30

動員が100人を越えない限り池袋CYBERでのワンマンをやり続ける企画<聖都奪還>第一弾公演です

 

★チケット(D代別)
A.先行ロイヤルチケット(整理番号A1〜) ¥5,000
購入特典
・コメント付ライヴ映像DVD
・楽屋訪問(サポートメンバー含む)
・私物サイン(ミウラアイムのみ)
・2ショットムービー撮影(ミウラアイムのみ)

 

○ロイヤルチケット一般発売
2019/2/23(土)10:00~

B.(整理番号B1〜)¥2,500
2019/3/2(土)10:00~

当日券¥3,000

 

※バンド予約無し
※入場順: A → B →当日券

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■ミウラアイム1周年記念ワンマンOpening Party

会場:池袋CYBER

開場/開演 13:30 / 14:00

カラオケ、振り講座、トークなど

A.物販先行チケット(整理番号A1〜20) ¥3,000
※発売日未定
B.(整理番号B1〜)¥2,000
2019/3/2(土)10:00~

当日券¥2,000

 

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★ミウラアイム Official HP★

http://miura-ayme.com/


2019年01月12日 (土)

【NAZARE】5大都市ONEMAN TOUR FINAL、池袋EDGEにて開催決定!同日、会場限定1st MINI ALBUM 荊海 BEYOND発売!

NEWS - 20:00:01

本日、池袋BlackHoleにて即日完売となったワンマン公演を行ったNAZARE。
そこで、4月から開催される<5大都市ONEMAN TOUR-荊海 BEYOND-TOUR>のファイナルが池袋EDGEにて行われることが発表となった。
また同日、会場限定1st MINI ALBUM 荊海 BEYONDが発売となる。

音源、ライヴともに是非チェックして頂きたい。

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2019.4.28(日)
池袋EDGE
5大都市ONEMAN TOUR-荊海 BEYOND-TOUR FINAL【平成ビヨンド】

 

開場17:30/開演18:00
前売:¥3500/当日:¥4000※D代別

 

出演:NAZARE

 

2019年1月13日(日)12:00よりプレオーダー開始!
【受付期間】1/13(日)12:00~1/19(土)18:00
【入金期間】1/22(火)13:00~1/29(火)21:00
【一般発売日】2/2(土)10:00~

お申し込みはこちら

 

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NAZARE 荊海 BEYOND

★会場限定1st Mini Album 荊海 BEYOND
2019.4.28 Release
250枚限定

 

1.xxx
2.Beyond the lost happiness
3.xxx
4.メアリ
5.「遺言」
6.xxx
7.Break it down
8.xxx

 

※xxx=後日公開
¥2000(tax in)
NZR-3

 

※当作品の収録曲及び当作品の別形態での流通販売は一切致しません。
LINE@にて2019.2.2(土)10:00より予約開始
(※2019.4.28(土)のみ有効、5大都市ONEMAN TOUR-荊海 BEYOND-TOUR FINAL【平成ビヨンド】のチケットをお持ちの方のみとなります。)

 

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<ワンマンツアー>

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●2019年02月21日(木) 川崎 溝ノ口劇場
NAZARE始動ONEMAN LIVE追加公演 5大都市ONEMAN TOUR【荊海 BEYOND】-妖 Birthday-
[ACT] NAZARE / SPECIAL GUEST:Re:move
[OPEN / START] 17:30 / 18:00
[ADV / DAY] ¥3,500 / ¥4,000(D別)
[一般発売日] 2018年12月29日(土) 10:00
[一般発売所] チケットペイ お申し込みはこちら

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●2019年03月24日(日) 福岡天神graf
NAZARE始動ONEMAN LIVE追加公演 5大都市ONEMAN TOUR【荊海 BEYOND】
[ACT] NAZARE / SPECIAL GUEST:DEXCORE
[OPEN / START] 16:30 / 17:00
[ADV / DAY] ¥3,500 / ¥4,000(D別)
[一般発売日] 2018年12月29日(土) 10:00
[一般発売所] e+ お申し込みはこちら

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●2019年04月06日(土) 名古屋MUSIC FARM
NAZARE始動ONEMAN LIVE追加公演 5大都市ONEMAN TOUR【荊海 BEYOND】
[ACT] NAZARE / SPECIAL GUEST:DEXCORE
[OPEN / START] 16:30 / 17:00
[ADV / DAY] ¥3,500 / ¥4,000(D別)
[一般発売日] 2018年12月29日(土) 10:00
[一般発売所] e+ お申し込みはこちら

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●2019年04月07日(日) 大阪 アメリカ村BEYOND
NAZARE始動ONEMAN LIVE追加公演 5大都市ONEMAN TOUR【荊海 BEYOND】
[ACT] NAZARE / SPECIAL GUEST:DEVILOOF
[OPEN / START] 16:30 / 17:00
[ADV / DAY] ¥3,500 / ¥4,000(D別)
[一般発売日] 2018年12月29日(土) 10:00
[一般発売所] e+ お申し込みはこちら

 

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★荊海 2nd Press -幸福盤-
会場限定 2019.2.21 Release
500枚限定

 

1.幸福論
2.a Vain you
3.Adolfism.
4.受難
5.色失
6.災禍論
7.SAD[ist.]

 

¥2000(tax in)
NZR-2

 

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◆MV「幸福論」
https://youtu.be/txkBUn3pfSM

◆NAZARE official LINE@
https://line.me/R/ti/p/%40ruj1506r

◆NAZARE official Twitter
@nazare_official

◆NAZARE official site
http://www.nazare-official.com/