2018年03月15日 (木)
【ライヴレポート】<umbrella ONE-MAN【Chapter.6「 傘が生まれた日 」】>2018年3月14日(水)TSUTAYA O-WEST ◆「去った人も新たに出会った人も、僕たちは家族だと思っています。これからも絆を深めてください。」
REPORT - 17:12:05これからも前を向いて突き進む。
umbrellaが、TSUTAYA O-WEST公演で仲間たちと約束した想いと絆。
そして彼らは、ここから新たな進化論を描きだす。
今から8年前となる2010年3月14日、umbrellaは初めて人前でその音を降らせた。
2018年3月14日、あの日からちょうど8年目。
umbrellaはTSUTAYA O-WESTを舞台に<umbrella ONE-MAN【Chapter.6「 傘が生まれた日 」】>を行った。
この日のライヴでumbrellaが提示したのは8年間の集大成ではなく、8年が経過した今だからこそ描ける前を向いたumbrellaの姿だった。
その姿は、冷たく降り注ぐ雨の中で祈るようにも見えていた。
厳かな音色を重ね、場内へゆっくりと音の波紋を広げるように「スロウレイン」を奏で、ライヴは幕を開けた。
柊(Gt)が刻むカッディングビートと、将(Dr)の躍動したドラムの昂りへ導かれるように走り出した「Frontier」。
唸る春(Ba)のベース。勢いを倍加させるように「スカイフィッシュ」がフロア中の人たちの背中へ飛び立つ羽を授けた。
荒ぶる演奏に合わせ跳ねる観客たち。魂へ着火した炎は、確実に熱を帯びてゆく。
「けっして終わることのないumbrellaを見届けてください。」
唯(Vo)の言葉に続いて届けたのが、結成当初に生まれた『「月」』。
あの頃から彼らは、内側から沸き立つ想いを楽曲に乗せ開放していた。
放熱した演奏の上で、感情を解き放つように歌う唯の姿がそれを物語っていた。
UKロックの影響も投影、重厚な音の雨が降る中を駆け続けた「WALK」。
「もっといこうぜ!」
わだかまった感情の鎖を引きちぎるように、雄々しく歌と演奏をぶつけた「ヨルノカーテン」。
弦楽の音色も挿入、umbrella流交響曲「軽薄ナヒト」が、フロア中の人たちを心地好い熱を抱いたウネリの中へ巻き込んでいった。
「8年頑張ってきたら、このステージに立っていました。
人前に立つことが苦手だった僕が、今、ここに立てている。
そのことで、一つでも想いが伝わったら…。
また新しく歩きだすumbrellaをよろしくです」(唯)
大きく腰を揺さぶる心地好い衝動が広がりだした。
四つ打ちのダンスビートとエレクトロな要素をシューゲイズしたギターサウンドへミックス、umbrella流の退廃に満ちたダンストラックの「アンドロイドと果実」。
ノイズ交じりのザクザクとした攻撃的な演奏を通し、気持ちを昂揚させた「Labo」。
umbrellaは熱狂の絵筆で、観客たちの理性をどんどん塗り替えてゆく。
「今から本領を発揮します!」唯の声を合図に飛びだしたのが、熱を振りまき疾走する「SCAB」だ。
激しく駆ける演奏とシンクロするように、気持ちもどんどん駆け上がってゆく。
歪んだ音の中へ身を浸していることが、とてもとても心地好い。
ヒステリックでフリーキーな「Witch?」が、感情の螺子を狂わせた。
それは、イッちまっていいんだぜというumbrellaからのサイン。
熱狂に身を焦がす観客たちへ届けた、雄大な音の景観を描く「永久地図」。
火照った意識が、とろけそうだ。むしろ理性が溶けてしまうくらいが、今は丁度いい。
「この空間を、みんなで共有できたのがすごく感慨深いです。
umbrellaは前しか向いてないんで、安心して会いに来てください」(唯)
勇壮な気持ちへ心を掻き立てた、「東へ」。
感情的な唯の歌声が、痛い優しさを持って胸に突き刺さる。
「お前ら、今日は一緒に歌おうぜ。」
つねに会場中の人たちの心を興奮と熱唱へ導き続けてきた「アラン」の登場だ。
ネガティブな感情をすべて拭い去るようにぶつけた開放的な演奏、フロア中の人たちと唯が共に歌声を交わしてゆく姿の、なんと壮観だったことか。そして…。
「みんなの記憶にまだまだ刻んでいこうと思ってる。
去った人も新たに出会った人も、僕たちは家族だと思っています。
これからも絆を深めてください。」(唯)
最後にumbrellaは、想いを優しく呟くようにメロウな『「管」』を奏で、大切な仲間たちとの絆を、より深く結び合っていった。
「音楽で繋がりあえるのって、時間のかかることじゃないですか。
こうやってみんなと時間と音楽で生まれる感情を共有出来ることがすごく楽しくって。
死ぬまでこういう時間を一緒に過ごしていきたいし、僕の人生をあげるので、 みなさん、これからもよろしくお願いします」(将)
「俺らumbrellaの音楽を作って披露することをずっとやってるんですけど。
みんなが、日々の生活の中の一つの逃げ場としてumbrellaを受け止めてくれていることが嬉しいんですよ。
ここに一つの居場所を置いていることを実感できているのが、 8年間途切れずに逃げ場を作れていることが嬉しいです」(春)
「音楽をやりたいのに、なんで音楽以外のことで悩むのかという時期も過去にはありました。
今日、目標にしていたTSUTAYA O-WESTでワンマンが出来て嬉しいです。
これからも楽しい音楽をしていきましょう」(柊)
「ホントに人一倍ネガティブで劣等感が強い性格なんですね。
でも音楽を始めて、少しずつ自分の居場所を見つけ、それをずっと続けてるとこうなれるんですよね。
ちょっとは前向きになれたかなと思います」(唯)
アンコールで演奏した「Door」を通し、場内に作り上げた心一つに揺れあった光景。
umbrellaはまだまだ進化の過程だ。
彼らがしっかり前を向き続ける以上、この興奮と出会う機会はこれからもたくさん生まれ続ける。
その意思を4人は、8周年のライヴを通して伝えてくれた。
umbrellaは5月30日に、これまでの歩みの集大成であり、新たな進化論も唱えたアルバム『ダーウィン』を発売する。
この日のライヴで見せた進化の片鱗も含め、彼らの音楽(生きざま)が、どんな風に進化の変遷を作品へ投影してゆくのか楽しみが増えたのは間違いない。
PHOTO◎Reiko Arakawa
TEXT◎長澤智典
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■umbrella ONE-MAN【Chapter.6「 傘が生まれた日 」】-セットリスト-
1.スロウレイン
2.Frontier
3.スカイフィッシュ
4.「月」
5.WALK
6.ヨルノカーテン
7.軽薄ナヒト
8.アンドロイドと果実
9.Labo
10.SCAB
11.Witch?
12.永久地図
13.東へ
14.アラン
15.「管」
ENCORE
1.Door
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<リリース情報>
★1st Full Album「ダーウィン」
2018年5月30日(水)Release
CD(11曲入) / ¥3,000(tax out)
♪収録曲:
01.anima
02.ヨルノカーテン(Darwin_ver.)
03.SCAB
04.ヤマアラシの涙
05.ミラーガール
06.hollow
07.五月雨(Darwin_ver.)
08.O3
09.叩けば誇り。
10.アラン(Darwin_ver.)
11.夕立
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<ライヴ情報>
■umbrella 1stフルアルバム「ダーウィン」リリース記念ワンマンツアー
【Chapter.7「 ダーウィンへの伝言 」】
~東京編~ 6月4日(月) 新宿LOFT OPEN18:00 START18:30
~横浜編~ 6月5日(火) Music Lab.濱書房 OPEN18:00 START18:30
~名古屋編~6月15日(金) 名古屋MUSIC FARM OPEN18:00 START18:30 ※名古屋MUSIC FARM30周年記念公演
~神戸編~ 6月26日(火) KOBE太陽と虎 OPEN18:00 START18:30
~京都編~ 6月28日(木) 都雅都雅 OPEN18:00 START18:30
~岡山編~ 7月1日(日) 岡山PEPPERLAND OPEN17:00 START17:30
~福岡編~ 7月2日(月) 小倉FUSE OPEN17:00 START17:30
~新潟編~ 7月8日(日) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE OPEN17:00 START17:30
~大阪編~ 7月23日(月) umeda TRAD <柊生誕祭> OPEN18:00 START18:30
【チケット料金】6月4日東京編~7月8日新潟編まで 前売り3500円 当日4000円
7月23日大阪編のみ 前売り4000円 当日4500円
【チケット先行受付】3月14日(水)21:30〜3/31(土)23:59 受付URL http://ticket.deli-a.jp/
[抽選結果確認・お支払期間] 4月3日(火)12:00〜4月9日(月)23:59
※抽選受付となります。受付期間内にお申込み下さい。
※初めてBARKS×TICKET DELIを利用される場合は新規会員登録(無料)が必要です。
ご利用ガイドをご確認の上、お申込みください。
【入場順】 ①チケットデリ先行予約チケット ②e+(4/8~発売)
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■umbrella -fan meeting- 【傘の日】
6月11日(月) 南船場地下一階(大阪)OPEN18:00 START18:30
【チケット料金】前売り3000円 当日3500円
【チケット情報】
バンド物販手売りチケット(4/23新宿LOFT公演~物販にて発売)
バンド予約(4月23日10:00~予約開始 umbrella.information@gmail.com
【入場順】 ①手売りチケット ②バンド予約
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■umbrella&master+mind presents umbrella 春 生誕祭 【アマヤドリ~ノンフィクション~】
4月23日(月)新宿LOFT OPEN 18:00 START 18:30
【出演】 umbrella、UCHUSENTAI:NOIZ、Mr.ChickenHat Timers
【チケット料金】 前売 \3,600 / 当日 \4,100 (入場時ドリンク代別途)
【入場順】 ①Aチケット(e+プレ)No.001~※受付終了
②Bチケット(e+一般)No.001~ ※発売中 https://goo.gl/Y14oV8 ③当日券
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★umbrella★










2018年03月15日 (木)
【WOWOW】復活10周年記念!生中継!<X JAPAN LIVE 2018>アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS 〜YOSHIKI復活の夜〜4月11日(水)夜7:00〜オンエア決定!
NEWS - 12:07:52日本を代表する伝説のロックバンドX JAPAN。
YOSHIKIの人工椎間板置換手術後、初のフルステージ復帰となるスペシャルライブを、 WOWOWで生中継!
2017年に英国・ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリー(ウェンブリーアリーナ)で開催された最も優れた公演に与えられる賞「2017年 度SSEアリーナ・ライブアワード」で1位に輝き、映画「WE ARE X」のサウンド・トラックも、UKロックアルバムチャートで1位を獲得してい るなど、日本国内のみならず今や世界をも圧倒するロックバンドX JAPAN。
そんなX JAPANが、米国・カリフォルニア州で開催される世界最大規模の野外フェス「コーチェラ・フェスティバル」の出演直前、4月 10日、11日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で、その前哨戦となるワンマンライブを開催する。
YOSHIKIの術後初となるフルステージ であり、2008年の復活公演から10周年の記念ライブとして特別ゲストの出演も決定。しかも至近距離であるライブハウスでの本公演 は、チケット争奪戦になること必至。このプレミアムライブから、11日の公演を放送する。
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[WOWOWライブ]
収録日:2018年4月11日
収録場所:東京 Zepp DiverCity(TOKYO)
出演:X JAPAN
スペシャルゲスト:リチャード・フォータス(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ウェス・ボーランド(リンプ・ビズキット)
番組サイト:http://www.wowow.co.jp/music/xjapan/
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<関連番組>
WE ARE X 4月11日(水)午後5:15(字幕版) [[SS]]

2018年03月15日 (木)
【hide起動・・・2018】hide 20th Memorial Project Film「HURRY GO ROUND」5月26日(土)全国公開決定!新ビジュアル&予告編解禁!
NEWS - 12:00:591998年5月、人気絶頂の中突然他界した、X JAPANのギタリストhide。
2018年、hideが永眠して20年。 “hide 20th Memorial Project“発足。
プロジェクトの一環として製作されるドキュメンタリー映画『HURRY GO ROUND』の5月26日(土)全国公開が決定!
内容及び新ビジュアルが本日解禁となった。
本作は、hideの墓の墓石に刻まれている、事実上最期の楽曲「HURRY GO ROUND」の歌詞に隠されたメッセージを、生前のhideを知らぬ男、俳優・矢本悠馬(やもとゆうま)がナビゲーターとしてhideの最期の足取りを辿るドキュメンタリー。
今まで語ることが無かった真実がここに明かされる。
一人の俳優が、神奈川県三浦市にあるhideの墓を皮切りに、hideが生まれ育った横須賀、さらには、hideが亡くなる3ヶ月前に過ごしていたアメリカ・ロサンゼルスロケを敢行し、hideが過ごした地を巡る。 また、hideの実弟・松本裕士(ヘッドワックスオーガナイゼーション代表取締役)、hide with Spread Beaverのメンバーであり、hideの共同プロデューサー・I.N.A. 当時のレコーディングエンジニアERIC WESTFALL他、hideをよく知る人物を訪ね、亡くなる直前のhideについて話を聞く。
ナビゲーターの矢本悠馬は、映画『ちはやふる』シリーズ、『君の膵臓をたべたい』や、NHK 連続テレビ小説「半分、⻘い。」など、話題作への出演が続いている若手注目株。 本作が映画初監督となるのは、DREAMS COME TRUE、YOSHIKI(XJAPAN)、Perfume、高橋優、高梨沙羅のTVドキュメンタリー番組や、hideオフィシャルブック「Pinky Promise」など、演出家・プロデューサー・構成作家として活躍中の石川智徹。二人は音楽番組を通じて知り合い、監督が本作のイメージにぴったりと矢本を起用した。
この度、hideの初公開写真を使用した映画のメインビジュアルが完成!
本メインビジュアルは、明日、3/15より東京・渋谷のスクランブル交差点のビルボード広告(西村ボード)に掲出される。
ファンも見たことのない新ビジュアルに注目だ。
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◆hide 20th Memorial Project Film HURRY GO ROUND」映画特設サイト
https://www.universal-music.co.jp/cinema/hurrygoround/
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<コメント>
◆矢本悠馬 Yuma Yamoto
この作品に出演が決まった時に自分はhide さんについてほとんど無知の状態でした。
始めはワクワクと好奇心を踊らせていましたが、次第にそれはすぐ恐れ多い感覚になりました。
自分はこんなにも偉大な人物と対峙してるのかと。彼の人生や命と向き合い続けるには
今の自分のエネルギーでは正直敵いませんでした。亡くなられて20年、hide さんのエネルギーは
消費し尽くされず、今の若い子たちにまで溢れて伝わっている。楽曲からは楽しくて楽しくて
仕方がないというような、とてもピュアなものが胸に入ってくる感じでした。その純度の高さが、
いつまでも色褪せない、今聴いても古くない理由なのかなと。
この映画はhide さんと矢本悠馬が出会う映画でございます。
自分ごときが本当すみません。
自分はこの作品のおかげで大好きなミュージシャンが1人増えました。
作品中、嘘偽りなく感じたことを話しておりますゆえ、皆様がどう観て感じて頂けるのか
今からハラハラしております。そしてまだhide さんを知らない方はこの作品をきっかけに
新世界へ踏み出すのもありですよ!
【プロフィール】
1990年生まれ。京都府出身。
2003年、映画『ぼくんち』で、演技未経験でありながら、スクリーンデビュー。2011年より大人計画に研究生として参加、2012年に同研究生らと「劇団こまつな」を旗揚げする2015年「ブスと野獣」で連続ドラマ初主演。ドラマでは「ごめんね青春!」(2014/TBS)が話題になり、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)では、
井伊直政の家臣・中野直之役を好演。
映画は『クローズEXPLODE』(2014)、『ちはやふる 上の句・下の句』(2016)、2017年の『破門 ふたりのヤクビョーガミ』『君の膵臓をたべたい』『トリガール!』『ポンチョに夜明けの風はらませて』など話題作に続々出演。本年2018年は、TBS系「賭ケグルイ」の木渡潤役で話題を呼び、NHK連続テレビ小説「半分、⻘い。」の出演も決まっている。今後は『ちはやふる 結び』(2018/3/17公開)、『海辺の週刊大衆』(2018年4月公開)のほか数本の映画公開が待機中。他、ドラマの方でも連続ドラマも決まっており目まぐるしい活躍を見せている。
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◆監督:石川智徹 Tomoaki Ishikawa
映画初監督の作品がまさかhideさんのドキュメンタリーになるとは想像もしていませんでした。
オフィシャルブック「Pinky Promise」、13回忌での撮影などいくつかお仕事させて頂く機会はありましたが、hideさんの生前にお仕事させて頂く機会が無かっただけではなく、お会いしたこともありません。ある意味「hide初心者」の僕がhideさんの映画の監督という大役をつとめるからには、hideさんのファンはもちろんのこと、hideさんを知らない世代の人達にも観てもらえるような映画にしたいという思いに強く駆られました。
hideさんをリアルに知らない時代に生まれ、hideさんをそんなに知らない人物がhideさんを知っていったらどんなことになるのだろう?ピッタリの人物が浮かびました。俳優・矢本悠馬くんです。
矢本くんは、僕がやっている音楽番組のMCをしてくれていて、人となりは何となく知っていました。俳優としてはもちろん、様々な映画やドラマでの存在感は誰しもが知っているところではありますが、音楽も幅広く聴いていたりしていて、性格もちょっとやんちゃで可愛らしく、純粋で、何事にも自分の考えを貫き通す強さもあって…もしかしたら、hideさんと似てる部分があるんじゃないのか?ということで面白い化学反応を期待し、オファーさせて頂きました。
そんなhide初心者の俳優と監督が紡ぐドキュメンタリーですから、初めて知ることばかりでした。
hideさんの地元を巡ったり、映像を片っ端から観まくって、hideさんの格好良さを知り、いつしかファンになっていました。矢本くんは「俺も髪、ピンクにしてぇ!!」と悶絶してました(笑)
そんなhideさんを知るにつれ、今回、重要だと考えたのはhideさんの「生と死」です。
そのことについて、hideさんを知る様々な方々から大事なお話を伺いました。皆様涙ながらに真実を語って頂き、そこで色んなことを感じました。矢本くんともこのことについて沢山の話をしました。この映画は「HURRY GO ROUND」というタイトルですが、まさにhideさんが伝えたかったメッセージがそこに詰まっているのだと思っています。
今やhideファンの一人として、沢山の人にこの映画を観て頂きたいなと思っております。
【プロフィール】
1975年秋田県鹿角市生まれ。大学卒業後、バラエティ番組のアシスタントを経験し、2003年に独立。フリーランスで、バラエティ・ドキュメンタリー・CM・MVなど幅広いジャンルの演出家として活動し、2011年自ら株式会社サーティー・フレームを創設。
テレビ番組で、DREAMS COME TRUE、YOSHIKI(XJAPAN)、Perfume、高橋優などのアーテイストや、アートディレクター・佐藤可士和、漫画家・赤塚不二夫、スキージャンパー・高梨沙羅など、様々なジャンルのドキュメンタリーを担当したことにより映像業界で話題となる。
他にも、NHK青山ワンセグ開発セカンドシーズン優勝作品クレイアニメ「さきいか君」、TEAM NACSの西遊記 人形劇「モンキーパーマ」、hideオフィシャルブック「Pinky Promise」など、数多くの演出・プロデューサー・構成作家として活躍している。
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◆株式会社ヘッドワックスオーガナイゼーション
hideオフィシャルマネジメントオフィス
代表取締役 松本裕士 Hiroshi Matsumoto
この度、hideの映画というこのような機会をいただきまして、たくさんの方々に感謝致します。
今回、ドキュメンタリーということで色々な思い出の地を巡り、そして17年ぶりに制作活動の拠点であったロサンゼルスにも訪れることができました。
俳優・矢本さんのおかげでたくさんのhideの軌跡を一緒に回ることにより、改めて思い出すことも多く、懐かしくも嬉しい濃厚な時間となり、それを映像として記録することができました。
皆さん、今まで語ることのなかったこのhideの軌跡を、是非楽しんでいただければと思います。
【プロフィール】
1968年生まれ。神奈川県横須賀市出身。
hideの実弟であり、生前のパーソナル・マネージャーをつとめる。2005年まで横須賀市に設立されていたhide MUSEUM総支配人。hideが設立したマネージメントオフィス、株式会社ヘッドワックスオーガナイゼーション代表取締役。
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【STORY】
あの衝撃の日から20年。なぜ彼は時代を超えても生き続けるのか。その真実に迫った究極のドキュメンタリー。
1998年5月2日hide永眠(享年33歳)。
それは、突然の訃報だった。hideという存在はどれほどまでに大きかったのだろう。東京・築地本願寺にはおよそ5万人のファンが押し寄せ、急に訪れた永遠の別れを受け入れられず、泣き崩れ、絶叫する人々が後を絶たなかった。
あれから、20年…。神奈川県三浦市にあるhideの墓は綺麗に掃除され、沢山の花に囲まれている。ファンの想いは20年経った今でも色褪せていない。
そこに一人の俳優が墓参りに訪れる。「亡くなってから20年経っている墓には到底思えない」。そう呟いたのは俳優・矢本悠馬。
「hideの印象は?」と聞くと…「当時、ニュースで人気のあったミュージシャンが亡くなったというのを何となく覚えているぐらいですかね」。
それもそのはず、矢本は現在27歳 。hideが亡くなった1998年当時は小学1年生。もちろん、hideという名前は知っているし、楽曲も数曲知ってはいるが、ファンからするとhide初心者に間違いない。
そんな矢本が気になったのは、墓石に刻まれている事実上最期の楽曲とされる「HURRY GO ROUND」の歌詞。その文字を追うと、輪廻転生を表現する言葉にも見て取れる。hideはどうやって生きて、どうして亡くなってしまったのだろう。その心を胸に矢本悠馬のhideを知るドキュメンタリーはスタートする。
hideが生まれ育った横須賀を訪れ、若きhideに触れ、保管されている大量の映像を片っ端から観まくる。hideの印象を折り紙1枚1枚に記すにつれ、矢本はhideという存在に魅了されていく。
ある日、矢本はhideが亡くなる直前のスケジュールを手に入れると、亡くなる3ヶ月前に過ごしていたのはアメリカ・ロサンゼルスであったことを知る。しかしそのスケジュールに詳細は一切書かれていない…。そこにヒントがあると確信した矢本は渡米し、当時の足跡を追うことに。亡くなる3ヶ月前のhideは何を思い、どのように過ごしていたのか?
ロサンゼルスから帰国後、矢本は、亡くなる直前hideと対峙した人々に話を聞く。hideをよく知る人々が涙ながらに語る「亡くなる数時間前の後悔」とは?
全ての鍵が揃い、今、「HURRY GO ROUND」という謎の扉が開かれる。そこにはhideが語ることの無かったメッセージが存在している。
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【リリース情報】
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1998年春。
hideが自ら語った最後のストーリー。
永遠のメッセージを完全コンプリート。
彼は20年前の春、
ラジオで何を話したのか…
雑誌で何を語ったのか…
時代を超えた2018年
タイムカプセルのつもりで開けた箱からは、
新しいhideがあなたの中に生まれるかもしれない…
BOX作品「hide 1998~Last Words~」
発売日:2018年5月2日
価格:\13,800(税抜)、\14,904(税込)
商品番号:MUCL-00003
流通販路:hideオフィシャルEC(http://www.hide-city.com) :HMV全店、ローソンLoppi
1998年春。hideが20年前に残した言葉、音声、映像がコンプリートされたBOX作品が完全限定生産にて遂にリリース! 現在まで未公開のものを含むhideの一挙手一投足が全て網羅された貴重な作品。CD6枚、DVD1枚、書籍2冊をオリジナルクリアケースに収めた豪華特殊仕様パッケージ。
商品内容:
1998年4月にLAにて収録された、「hideのオールナイトニッポンR」(全4回放送)の音声をディレクターとのオフライントークも含め未編集にて収録。また同時に撮影した映像(一部未発表含む)、bay-fmでのレギュラー番組「RADIO LEMONed」の人気コーナー「hide’s voice」を収録。書籍に関しては先述した「hideのオールナイトニッポンR」を完全書籍化。また1998年4月に取材された音楽専門誌ロッキンオンジャパンを始め、uv、GIGS、音楽と人、pause、フルーズメイトの原稿を完全再現したコンプリートBOOKも内包。完全限定生産にて発売。
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【LIVE】
hideが永眠して20年という大きな節目となる2018年に豪華メンバーが集結!
このような大規模なメモリアルイベントは、今後実現は不可能であろう。
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hide 20th memorial SUPER LIVE「SPIRITS」
2018年4月28日(土)29日(日・祝)
開場10:00/開演11:30(終演予定/19:00)
お台場野外特設ステージJ地区
■イベント特設サイト:http://hide20th-spirits.com/
2日通し券前売 ¥23,000(税抜)
1日券前売 ¥12,000(税抜)
[出演]
4月28日(土)29日(日祝)両日出演
hide with Spread Beaver/Guest:PATA(X JAPAN)
4月28日(土)
OBLIVION DUST/ZEPPET STORE/D’ERLANGER/BUCK-TICK/MUCC
4月29日(日祝)
氣志團/J/ZIGGY/defspiral/布袋寅泰
[お問い合わせ]
SOGO TOKYO (03-3405-9999)
※月~土 12:00~13:00/16:00~19:00(日曜・祝日を除く)
