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2017年08月27日 (日)

【ニコニコ生放送】YOSHIKI CHANNEL「5DAYS 2 周年記念 SP」放送決定!5日間連続で YOSHIKI&超豪華ゲストが生出演!

NEWS - 12:03:33
 

日本最大級の動画サービス「niconico」のニコニコチャンネルでアーティスト部門1位の『YOSHIKI CHANNEL』にて、2017年9月1日(金)17:30より大型特番「5DAYS 2周年記念SP」の放送が緊急決定した。

 

2015年、彗星のようにニコニコシーンに登場し、瞬く間にアーティストチャンネルナンバーワンを獲得した『YOSHIKI CHANNEL』。

現在はナンバーワンの王座を独走し続けるだけではなく、国内外 の超豪華ゲストを招いた対談や、7 部構成という大型企画での放送など、前人未踏の新境地を開拓し続けている。

そんな『YOSHIKI CHANNEL』がこの8月で2周年を迎えることを記念した本番組では、5日間に渡ってYOSHIKI本人および超豪華ゲストが生出演する。

 

7月にアコースティック形式によるX JAPANのコンサートツアーを大成功に収めたYOSHIKIは、8月26日から単独のプレミアムディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2017 IN NAGOYA & OSAKA & TOKYO JAPAN」を開催。

本番組では、先行受付時点で申込みが殺到し、一般発売前に全てソールドアウトとなったディナーショーの、東京公演の一部を2日間に渡って特別に公開する。

そして、この東名阪ツアーの有終の美を飾る東京公演にはスペシャルゲストとして女優の桃井かおりの登壇が緊急決定。

さらに、公演後にはYOSHIKIが生出演し、未だ術後のリハビリを続ける中で抱く、音楽への思いや今後について語られる。

 
 

また、これまでも「伝説対談 SP」として、数々の超大物ゲストを招いてきた『YOSHIKI CHANNEL』。

本番組では、ディナーショーにも登壇いただく桃井かおりに加えて、INORAN(LUNA SEA)、シド、 GRANRODEO、Plastic Tree、Psycho le Cemu など過去出演を果たした超豪華ゲスト達が、再びここに集結する。

 

今回はさらに、YOSHIKI が自身のインスタグラムでツーショット写真を公開し大きな話題を呼んだピコ太郎や、X JAPANの大ファンと公言する CHEMISTRYの川畑要、凛として時雨のピエール中野を初登場ゲストとして出演。

ゲストは今後もさらに続々と増えていく予定だ。

また番組内では、小室 哲哉、GACKT、ゴールデンボンバーなど、豪華ゲストより寄せられたメッセージが披露される。

 

そして、ニコニコ各ジャンルにおけるナンバーワン達が緊急参戦。

YOSHIKI の元に集うトップアーティストとニコニコナンバーワンによる、究極のバトルロワイヤルが新たな歴史に刻まれる。

本番組内ではさらに、世界中で絶大な人気を誇るゲーム実況をお届け。

ゴールデンボンバーとの前代未聞のゲーム対決から 1 年半、再び YOSHIKI がゲームの限界に挑戦する。

 

新たな伝説を生みだしそうな、今回の大型特番。最後までどうぞお見逃しなく。
※文中敬称略


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■放送概要タイトル:YOSHIKI CHANNEL「5DAYS 2 周年記念 SP」

番組視聴ページ URL:https://secure.ch.nicovideo.jp/bylaw/ch2612527

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▼第 1 夜:9 月 1 日(金)17:30〜23:00 EVENING WITH YOSHIKI in Tokyo ~ Day1

【第1部】17:30〜18:30 会場密着レポート

【第2部】18:30〜20:00 プレミアムディナー試食レポート

【第3部】20:00〜22:00 ディナーショー生中継

【第4部】22:30〜23:30 YOSHIKI&スペシャルゲストインタビュー

ゲスト:桃井かおり

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▼第 2 夜:9 月 2 日(土)17:30〜23:00 EVENING WITH YOSHIKI in Tokyo ~ Day2

【第1部】17:30〜18:30 会場密着レポート

【第2部】18:30〜20:00 プレミアムディナー試食レポート

【第3部】20:00〜22:00 ディナーショー生中継

【第4部】22:30〜23:30 YOSHIKI&スペシャルゲストインタビュー

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▼第 3 夜:9 月 3 日(日)17:00〜19:00

17:00〜19:00 YOSHIKI&ピコ太郎生出演

ゲスト:ピコ太郎、他

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▼第 4 夜:9 月 4 日(月)17:00〜19:00

ゲスト:INORAN(LUNA SEA)、シド、川畑要(CHEMISTRY)、ピエール中野(凛として時雨)、他

※「INORAN BAR」とのコラボレーション放送を予定。

タイムテーブル詳細は後ほど公開。

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▼第 5 夜:9 月 5 日(火)19:00〜21:00

ゲスト:GRANRODEO、Plastic Tree、Psycho le Cemu、 他

※タイムテーブル詳細は後ほど公開。
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※放送時間は予定のため変更となる場合がございます。
※生放送以外の時間帯は過去アーカイブ映像をお届けいたします。

※ディナーショーは一部のみの配信となります。
※一部 YOSHIKI CHANNEL 会員限定放送となります。(無料視聴部分あり) ※YOSHIKI CHANNEL 会員は全編視聴いただけます。

番組全編視聴するには YOSHIKI CHANNEL に入会をお願いいたします。





2017年08月27日 (日)

YOSHIKIプレミアムディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2017」 初開催となる名古屋で初日が開幕!年に一度だけの“至近距離”のYOSHIKIに会場中が大興奮!

NEWS - 11:45:39

2017年8月26日(土)、YOSHIKIプレミアムディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2017 IN NAGOYA & OSAKA & TOKYO JAPAN」が、初開催となる名古屋で初日の幕を開けた。

 

今年で4年目を迎える本公演は、通常キャパ1万人以上の会場でしか見れないYOSHIKIのパフォーマンスが、 手の届く距離で堪能できる、年に一度の貴重なチャンスという事もあり、初開催となる名古屋、そして大阪、東京を合わせた全7公演分のチケットが発売後すぐソールドアウト。例年通り申し込みが殺到した為、 名古屋公演と大阪公演は、今回特別にショーレイアウト確定後に急遽追加席を販売するほどの反響ぶり。 各国の音楽の殿堂を制し、ワールドワイドに活動するYOSHIKIのパフォーマンスを、これほどまでの至近距 離で見られるのは、このプレミアムディナーショーだけの特権だ。限られたチケットを手にしたこの日の 来場客500人を前に、ライブは約3時間半に及び行われた。

 

会場の入り口では、ピアノに座りパフォーマンスをするYOSHIKI、そして「日本人男性初の表紙起用」と各メディアに取り上げられ大きな話題になっている、28日発売『VOGUE JAPAN』の表紙、2つの巨大なパネルと共に、ライトアップされたドラムセットとクリスタルピアノが出迎えてくれる。天井にはいくつものシ ャンデリアが光り輝き、美しくセッティングされたテーブルには本人監修のこだわりのディナー。YOSHIKI オリジナルワインや、この日の為だけに用意されたオリジナルグッズ等の手土産の数々、そしてディナー ショー限定で販売されるグッズは、毎年ファンの間で大きな注目を集めている。

 

名曲「THE LAST SONG」から始まったショーでは、12月13日に待望のBlu-ray&DVDリリースが決定したドキュメンタリー映画「WE ARE X」の主題歌「La Venus」や、天皇陛下御即位10年奉祝曲「Anniversary」、 2012年、2013年ゴールデングローブ賞テーマ曲「Golden Globe Theme」など、YOSHIKIが手掛けた数々の名 曲たちが披露された。ストリングスと、この日の為に海外から招いたゲストボーカリストのケイティ・フィッツジェラルドとアシュリー・ナイトがステージに花を添え、計15曲、リクエストコーナーでの UNFINISHED、ROSE OF PAIN、LONGINGを含め計18曲が演奏された。

 

また、煌びやかなYOSHIKIMONOを身にまとったモデルたちのファッションショーや、yoshikittyの登場、そしてYOSHIKIが実際に撮影で着用した衣装のチャリティーオークションも行われ、場内が白熱する場面も。本日は私物や撮影時に使用された全 5 アイテムが出品されオークション落札合計額は、なんと総額¥730万円。これらは、YOSHIKIが運営する米国非営利公益法人 501(c)(3) 「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて全額寄付される。

 

アコースティックで魅せた、X JAPAN日本ツアーから約1カ月。物凄い反響を呼んだあのライブツアーの余 韻も感じられるような今回のディナーショー会場のファンの熱気は、いまだリハビリに挑み自分と戦いな がら前へ進もうとするYOSHIKIにとって大きな力となっているだろう。
YOSHIKI はこの日「加速したようにいろいろな事が起こり、いろんな事を考えた。フィルムのように今でも心を駆け巡る。」と、自身の手術からここに辿り着くまでの道のりを振り返り、「それでもその瞬間にしかできない音があると思っている。」と、これからも前に進み続ける覚悟、そして、こうして今年もディナーショーのステージに立てる事の喜びと感謝を口にした。

 

「EVENING WITH YOSHIKI 2017」は26日、27日の名古屋公演を終えた後、29日、30日に大阪公演、9月1日、2日に東京公演を行う。大阪公演のみ特別追加席がまだ若干数受付可能。年に一度のスペシャルな空間、一度は堪能するべき。

 

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「EVENING WITH YOSHIKI 2017 IN NAGOYA ,IN OSAKA, IN TOKYO」

8 月 26 日(土)@名古屋マリオットアソシアホテル

 

1.THE LAST SONG
2.FOREVER LOVE
3.GOLDEN GLOBE
4.ROSA

5.KURENAI
6.MIRACLE
7.ANNIVERSARY
8.薔薇のように咲いて 桜のように散って

9.HELLO KITTY THEME

10.I’LL BE YOUR LOVE

11.LA VENUS
12.SWAN LAKE
13.RIVER OF THE LIGHT

14.WITHOUT YOU

15.ENDLESS RAIN

 

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■公演概要
「EVENING WITH YOSHIKI 2017 IN NAGOYA ,IN OSAKA, IN TOKYO」

http://l-tike.com/order/?gLcode=77671

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【名古屋公演】
8 月 26 日(土)、8 月 27 日(日)名古屋マリオットアソシアホテル

OPEN:17 時 / DINNER START:18 時 /

SHOW TIME:19 時 30 分

チケット料金:86,400 円(税込) SOLD OUT!

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【大阪公演】
8 月 29 日(火)、8 月 30 日(水)RITZ CARLTON 大阪
・OPEN:17 時 30 分 / DINNER START:18 時 30 分 /

SHOW TIME:20 時

チケット料金:86,400円(税込) 残席残り僅か

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【東京公演】
9 月 1 日(金)グランド・ハイアット東京
OPEN:17 時 30 分 / DINNER START:18 時 30 分 /

SHOW TIME:20 時

チケット料金:86,400 円(税込) SOLD OUT!

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追加公演

「BREAKFAST (LUNCH) WITH YOSHIKI IN TOKYO 2017 ~今年も YOSHIKI と朝食を〜」

9 月 2 日(土)グランド・ハイアット東京

OPEN:11 時 / Breakfast START:11 時 45 分 /

SHOW TIME:13 時

チケット料金:75,600 円(税込) SOLD OUT!

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9 月 2 日(土)グランド・ハイアット東京
OPEN:17 時 30 分 / DINNER START:18 時 30 分 /

SHOW TIME:20 時

チケット料金:86,400 円(税込) SOLD OUT!

 

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<関連リンク>

YOSHIKI Official Site:http://www.yoshiki.net/

YOSHIKI MOBILE:http://www.yoshiki-mobile.jp/

YOSHIKI Official Instagram : https://www.instagram.com/yoshikiofficial/

YOSHIKI Official Twitter:https://twitter.com/YOSHIKIOfficial

YOSHIKI Official Facebook:https://ja-jp.facebook.com/YoshikiOfficial





2017年08月27日 (日)

【ライヴレポート】<メトロノーム:2017年8月25日(金)赤坂BLITZ>ファンに支えられて迎えた19周年。メトロノーム、記念ワンマンは感謝と決意を感じさせるファン泣き笑いの中終演!

REPORT - 11:21:06

ピコピコ音と生身のロックサウンドのハイブリッド、黒と黄色のコントラストも目に鮮やかなエレクトロ・ポップ・ヴィジュアル系バンド、メトロノームが、19周年記念ワンマンライブ『しゃーたん&めとたん』を赤坂BLITZで開催した。

 

タイトルがポップ感満載だが、メトロノーム結成19周年その日であるという「めとたん(=メトロノームの誕生日)」とVOICECODER(ボーカル)のシャラクの誕生日が8月であることの「しゃーたん(=シャラクの誕生日)」を掛け合わせた遊びの効いたもの。

二つの誕生日を祝いに来たファンで会場は溢れかえった。

 

機材トラブルで開演が遅れ、会場はライヴへの期待と開演が遅れていることへの不安にざわざわとしていたが、客電が消えると歓声が沸き起こり、視線が一気にステージに注がれる。

SEが流れる中、メトロノームのライヴではおなじみの機械的なナレーションで、19周年をファンの支えで迎えることができた謝辞が告げられ、続けてそれぞれのメンバーがステージに登場すると、今か今かと開演を待ちわびていたファンの気持ちがブースターとなり、激熱のメンバーコールが投げかけられる。

19周年記念公演『しゃーたん&めとたん』が、シャラクの「メトロノームだ!」の雄々しい叫びで幕開けした。

 

スタートから「RE-SET」のリアレンジver.、「朧」「世界はみんな僕の敵」、「空想ヒーロー」とハードで男前の楽曲を会場に叩き込む。ステージに据えられた巨大なLEDに映し出される意匠の凝らされた映像が、パフォーマンスをさらに拡張し、赤坂BLITZをメトロノームの世界に変える。

のっけからフルスロットルのTALBO-2(ベース)のリウのベースサウンドは、本人の激しい動きと同様に低く高くうねる。

TALBO-1(ギター)のフクスケの指板に向けるクールな視線と、会場に向けるいたずらっぽい笑顔のギャップにファンは狂喜乱舞だ。

MCで開演の遅れを謝るシャラクだったが、それを一瞬にして吹き飛ばす灼熱のライヴで会場は笑顔に溢れている。

 

続けてのゾーンはファンタジックかつダークさも内包した「魔法」、「薔薇と紅蓮」、「ぞんび君」と続く。

「薔薇と紅蓮」は悲痛さが滲むサウンドと歌詞、シャラクの魂から叫ぶような歌声が心に突き刺さる。

水を打ったように聴き入るファンの目はまさにステージに釘づけ。粒子の細かいミラーボールの光が場内をくるくると舞い、とてつもなく美麗だ。

しかしその後間髪入れずに繰り出される「ぞんび君」のイントロでいやがおうでも縦ノリさせられる。

 

爽やかさとハードさがカオスのテクノSEから続いて披露されたのは「式神ループ」。

この曲はまだリウがメトロノームに加入する前の2000年に、まさかの『MD』で無料配布された楽曲。

19周年を迎えて新たにアレンジし直された曲は結成当初からのファンは悲鳴にも似た歓声をあげ、曲を知らないファンは独特の怪しい響きのテクノサウンドを純粋に新曲のように楽しんだ。

一気にタイムスリップして2017年へ。

最新アルバム『CONTINUE』に収録されている「惨敗生活」、「ボク募集中」を続けて披露。ハードロックとも言えるゴリゴリ曲の「惨敗生活」はフクスケとリウのコーラスも重く男らしい。

ぐるっと変わってキッチュな遺言書「ボク募集中」はシャラク・ワールド全開のおもちゃのような声色に乗って、すでにファンにも染み着いたコミカルなフリで客席が揺れる。

 

毎回フクスケに指名されたメンバーが即興でフリを作る「豆腐メンタル」では先月TSUTAYA O-EASTで行われたPsycho le Cémuとの2マンで、この曲にゲスト登場したPsycho le CémuのYURAサマが振り付けた「豆腐を切って好きなメンバーに投げる」フリをシャラクがリサイク…オマージュし、ファンはそれぞれの好きなメンバーに向かってエアー豆腐をたくさん投げた。

最新アルバムの曲が続いた後はグッと遡って「確証BIAS A GO! GO!」。LEDに映し出される「GO」と「業(ごう)」の文字に合わせて拳が力いっぱいつき上げられる。

 

メトロノームのロゴつきの提灯がステージ背面に立体的に浮かび上がると、コミカルなフクスケの煽りの後、会場全員でボンダンス(盆踊り)。

祝福ムード満載の楽しい光景が広がった。

「プチ天変地異」ではリウが弓でアップライトベースを弾いた後、おもむろに弓を高く投げ上げてから指弾きにシフト。激しく覆いかぶさるように弾き倒し、ロック満載の「プチ天変地異」となった。
メンバーがステージからはけるとほぼ同時に沸き起こったアンコールに応えて登場したフクスケが、ステージセンターのメトロゴ付きのステップに、かっこよく足を置こうとするが完全に空振り、女子のように倒れこむというハプニングで爆笑を起こしながらも、19周年を迎えることができた感謝の気持ちを改めてファンに伝えた。

来年は20周年を迎えることに言及し、『来年の8/25も空けとけよ!』と少年のような笑顔を魅せた後、『まだまだ30周年、40周年…と続けたいと思ってるので、よろしく!』と明るく告げ、ファンもはち切れんばかりの笑顔に。

その上、嬉しいことに、DASEINとCASCADEとの趣向を凝らした2マンライブが11/11、12と開催されることを発表。

さらに12/10には、今年6月に行われたリウのバースデーライブ『りうたん』、今回の『しゃーたん&めとたん』に続き、フクスケのバースデー記念ライブ『ぷくたん』が開催されることも発表。

まだまだ発表は続き、渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてメトロノーム主催のカウントダウンイベントが12/31に開催されることも発表した。

フクスケに「筋肉1号、リウ!」と呼び込まれ、不本意げに登場したリウは、最近痩せたからと「スリム1号」と訂正して、反撃とばかりに「スリムじゃない1号」とフクスケを指すコント的なやりとりが。

シャラクが呼び込まれると打ち合わせなしのキャイ〜ンのポーズに阿吽の呼吸でフクスケがのっかり、高校の同級生であるアピールで会場をほっこりさせた。

アンコール1曲目に繰り出したのは、2000年になんと『デモテープ』で無料配布された曲「村は1cm」のリアレンジバージョン。

ファンタジーと近未来感が交差する不思議な歌詞とサウンドは、現在のメトロノームの進化をまとって全く色あせない。

さらに排他感と解放感を併せ持つ「三つ数えろ」から、メンバーと会場のヘッドバンギングがシンクロする「気が狂いそうな時に口ずさむ唄」で客席もステージも混沌と化し、その後に贈られた「アリガト」は、実際の歌詞よりもさらに別の意味合いを深くし、叫ぶように高いシャラクの「アリガトーーーーーー!!」は、プライスレスとしか言いようがない。

 

その後届けられた最新アルバムのリード曲「強くてNEW GAME」でのメトロノームは、その曲名の通りに、昨年秋までの7年間の休止期間は、ゲームでいうところのちゃんと『セーブ』されていて、今はそのセーブデータからNEW GAMEをスタートさせて、さらに進化する旅の途中のように感じさせた。

まだまだ収まらないファンのアンコールによって再び登場したメンバーは「絶望さん」を披露。

会場いっぱいのファンによる『絶望でーす!!』の唱和は底抜けに気持ちよく、絶望的なフレーズにも関わらず多幸感が溢れた。

 

「おっきい会場でやりたいんです。

もっとおっきい会場が似合うバンドになりたいんです。

『ついて来い』なんて偉そうなことは言えませんが、一緒に、どんどん大きくなってどんどん楽しいことをしたいです。

…なんで、よろしく」

 

シャラクがポツポツとたどたどしく、不器用に語る。でも言い切る形で。

ちょっと照れ臭そうに、「では次、最後の曲…くるくる回って、今のこと忘れちゃダメだよ(笑)」と言ってからドロップしたのは「φD-SANSKRIT」。

メトロノームのライブ定番の楽曲で、ファンは腕も身体も大きく揺らし、くるくる回り、満員の会場が波打つ中、涙腺が緩んだファン続出で、楽しくも泣き笑いの感動的な赤坂BLITZとなった。

曲中にサラッと「ついてきてね」と言ったシャラクの笑顔が眩しい。

 

全25曲をたっぷりファンに贈ったメトロノーム。

力強く客席を煽り、白い歯を見せて不敵に笑うフクスケ、おそるべき身体能力で跳ねまわりながら顔をくしゃくしゃにして笑うリウ、どちらかというとカッコよさが際立つ中でほほ笑むシャラク、3人のメトロノームのこの先を、昔からのファンも、新しくファンになった人も、友だちの付き添いで来た人も、きっと、ずっと見たい、ついていきたいと思わせるに十分すぎる19周年記念公演となったのではないだろうか。

 

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■19周年記念公演「しゃーたん&めとたん」

~SET LIST~

• RE-SET
• 朧
• 世界はみんな僕の敵
• 空想ヒーロー
• 魔法
• 薔薇と紅蓮
• ぞんび君
• 式神ループ(テクノコーナー)
• 惨敗生活
• ボク募集中
• 豆腐メンタル
• 解離性同一人物
• 千年世界
• 確証BIAS A GO! GO!
• MATSURI
• 自分コンプレックス
• プチ天変地異
• ボク偉人伝

 

<ENCORE>
• 村は1cm
• 三つ数えろ
• 気が狂いそうな時に口ずさむ唄
• アリガト
• 強くてNEW GAME

 

<ENCORE 2>
• 絶望さん
• φD-SANSKRIT

 

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【Music Video】
○「強くてNEW GAME」Music Video YouTube ver. (NEW ALBUM『CONTINUE』より)

○解離性同一人物Music Video YouTube ver.

 

【LIVE】
□テレイコブランディング「CA-DA」@原宿アストロホール
・11/11(土)出演:メトロノーム、DASEIN
・11/12(日)出演:メトロノーム、CASCADE
□12/10(日)メトロノームpresents『ぷくたん』@原宿アストロホール
□12/31(日)メトロノームpresents COUNTDOWN 2018 –startup 20th-

 

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【リリース情報】
メトロノーム/CONTINUE(コンテニュー)
KING RECORDS
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=45127
・初回生産限定 メト箱(CD+DVD)KICS-93471 ¥6,000+税
・通常盤(CD)KICS-3471 定価¥3,000+税

 

◆初回生産限定 メト箱(CD+DVD)
KICS-93471 ¥6,000+税

<CD>
• CONTINUE
• 強くてNEW GAME
• ボク募集中
• 自分コンプレックス
• 東京ロマンチカ
• 暗いbaby
• 空想ヒーロー
• 豆腐メンタル
• 千年世界
• 惨敗生活
• 形而上気分でRock’n Roll
• 解離性同一人物

<DVD>
第10期 起動 Zepp Tokyo
「Please Push Play」

• 残念僕の人生
• プチ天変地異
• ねじ式
• 世界はみんな僕の敵
• 僕の右脳 猿の左脳
• アクアリウム
• プラネット
• 不機嫌なアンドロイド
• thank you for my everyday
• ハロー
• コンピュータ
• 解離性同一人物
• 三つ数えろ
• めんどくさい
• MATSURI
• PSYCHO-ENEMY
• 絶望さん

EN-1
• メタリア〜ノ?ピコリアーノ!
• φD-SANSKLIT
• ボク偉人伝

EN-2
• アリガト

Recorded at Zepp Tokyo, Japan September 19th, 2016

解離性同一人物 [MUSIC VIDEO]
強くてNEW GAME [MUSIC VIDEO

 

◆通常盤(CD Only)
KICS-3471 定価¥3,000+税

 

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<メトロノームPROFILE>
1998 年結成。これまでにアルバム10 枚、シングル15 枚、DVD2 枚をリリース。
ピコピコ系バンドの先駆けとしてライヴを中心に活動。テクノポップで中毒性のある楽曲に独特の世界観の歌詞、メンバーの個性が前面に出たライヴパフォーマンスが特徴。
メンバー全員が作詞作曲編曲の全てを行い、各自ソロ活動や別ユニットの他、楽曲提供やRemix、サポートミュージシャンとしてなど幅広く活動中。
2009 年渋谷C.C.Lemon ホールのワンマンを最後に無期限活動停止に。
2016 年9 月19 日Zepp Tokyo ワンマン「Please Push Play」にて7 年ぶりの活動再開を発表。
9 月21 日、キングレコードより9 年振りのシングル「解離性同一人物」発売。
2017 年3 月15 日、NEW アルバム「CONTINUE」発売。

 

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【Information】
公式HP>> http://meto21.com/
公式Twitter>> @meto21_com

 

Live Photo◎大塚秀美