2017年04月23日 (日)
【ライヴレポート】幻鬼、アコギ1本で歌いきった1st ワンマン [ 氷の世界 ]
REPORT - 14:02:134月22日、晴れた昼下がり。
高田馬場Live cafe monoという場所で、ex.MeteoroiDのボーカリスト幻鬼による初のソロライブが開催された。
MeteoroiD解散後、数ヶ月の時間を経てファンの前に姿を現した幻鬼。彼が用意したのはその歌声と、ギター1本。
マンスリーアコースティックライブ第1弾「氷の世界」の模様をお届けしようと思う。
派手なSEが鳴り、ステージに登場するメンバーの名前を叫んだり声を張り上げたりするのが慣習。そんなヴィジュアル系の世界とは少し違い、静かにステージに現れた幻鬼、そしてそれを見つめるファンたち。
ライブタイトルでもある「氷の世界」を連想させる幻想的な映像をバックに、おもむろにMeteoroiDの楽曲「DIVER」のサビを歌い、挨拶を告げた。
『ある程度セットリストは決めてるんですけど 、ある程度なんで。僕のさじ加減でやります』
そう言って始まったのは、METEOROIDの頃の楽曲だというバラード。
タイトルもないこの曲は、「愛してるとごめんねは時に同じ意味を持つ ごめんねの数だけ歌うよ 愛してると」というメッセージ性のある歌詞が並ぶ優しい曲。幻鬼の歌声とギターのみのシンプルなサウンドで、言葉がすっとダイレクトに入ってくる、そんな感覚を覚えた。
次に始まったのは切なさがメロディーに乗って届く「黄泉の風」。和風のメロディーはアコースティックギターの音との相性がとてもよく、高らかに歌い上げる姿に観客はじっと聞き入る。
どこか優しさを感じる空間。それはMCでも一緒。
幻鬼らしいアットホームで緩いトークを聴かせ、『出来るか分かんないけど』などという前置きもしつつ演奏されたのは「Vocalist」。
歌うこと、生きることをテーマにしたこの曲に見られるように、彼の歌詞は等身大な部分を見せつつも、心の中に潜む想いや人の弱さを投げ掛ける。バン ドサウンドでも生きていたその言葉たちは、ギターのみのシンプルなサウンドに乗ることによって更にダイレクトに届く。そんな気がした。
続いて披露された「anticlockwiseの心臓」では歌いながらも途中で演奏を止め、『ここから先は5月歌う』、とファンを焦らした。そんな幻鬼らしい一面が再びこうして見られることも、嬉しさの一つだ。
『(MeteoroiDの)前にRED universeってバンドやってたんだけど。知ってる人いる?』と呼びかけ、そのRED universeの楽曲である「CODE BLUE」の一節を歌い上げた幻鬼。
福山雅治のあのお馴染みの曲「桜坂」のカバーを披露したり、バンドをやることに対しての思いや経験を語ったりと、ソロならではの自由な身のこなしも見せつつ、続いてもRED universeの楽曲「Lover’s Lane」を弾き語る。彼の歴史も辿れる嬉しい演出だ。
MCでは終始観客に話しかけるように自然体で話す幻鬼だが、ここで観客に一つの質問を投げかける。『何の曲聴きたい?』
ファンが選んだのは、彼が書いた曲の中でも特に思いの込められた、大切にされてきたナンバー「リトルボーイ」だった。
ギターの優しい音色に乗って歌い上げられるこの曲に、涙するファンの姿も。
『ラストなんですけど、以前MeteoroiDというバンドをやっておりまして』と何度目かの自己紹介をした後、話はこの日のライブタイトルへ。
「氷の世界」というタイトルに、彼のファンならあの曲を連想するだろう曲。
『今日はやらないよ。あれはタイトルだからね。謳い文句。みんな釣られたね」と冗談を交えつつ も、きちんとファンの想いに応え、最後に「ice world」を歌い上げる。
「涙声の君はもう必要ないから その涙僕に預けてよ」
幻鬼が歌うラブソング、それはファンに向けての歌なのかも知れない。彼の優しい歌声を聴きながらふと、そんなことを考えた。
『一人は不安』と言いながらも、集まったファンたちと共に初のアコースティックライブを成功に終えた幻鬼。今回のライブで感じた手応え、それは確かなものだったはず。
次のマンスリーワンマンは5月20日、池袋RUIDO K3にて。「眠りの森」と題されたこの日はファーストライブよりもさらにドラマティックで、沁みる音が聴けることだろう。
是非、一度彼の思いが乗せられた歌声を、あなたも耳にして欲しい。
TEXT:ヴィジュアル博士のる
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◆LIVE SCHEDULE
5月20日(土) 池袋RUIDO K3
Mini Acoustic Live [ 眠りの森 ]
【開場/開演】11:00/11:30
6月4日(日) 池袋RUIDO K3
Mini Acoustic Live [ エデンの園 ]
【開場/開演】11:00/11:30
◆オフィシャルサイト
https://genkipanman.wixsite.com/genki



2017年04月23日 (日)
【chariots】原点回帰とも言える2nd MINI Alubum「Revenir」2017年8月23日に発売決定!!
NEWS - 00:33:00再始動から1周年記念のワンマンツアーを行ったchariotsから、それぞれの会場で新たな発表が行われた。
大阪公演では、1周年記念ワンマンの追加公演として名古屋での追加公演が発表され、この日にスタートしたLINE@で投票を行い、セットリストを決めるリクエストワンマンとなっており、1周年記念のFINALに相応しいファン参加型の企画だ。
東京公演では、8月23日に新曲2曲と追加公演の人気上位4曲の再レコーディングしたを収録したミニアルバム「Revenir(ルヴニール)」の発売と、8月20日に行われるKAZバースデーイベントが発表された。
タイトルのRevenirはフランス語で「戻る・帰ってくる」という意味ではあるが、今現在いる場所に戻ってくるという様なニュアンスで原点に一度立ち返り、新たな作品を生み出すスタンスを感じる。
過去に音源化されていない楽曲もリクエスト対象となっているので、公式LINE@を友だち登録して、リクエスト投票をぜひ行って欲しい。
文章:熊田 雪
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◆リリース情報
2nd MINI Alubum「Revenir」
2017年08月23日 リリース
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【収録曲】新曲2曲+ファン投票による再録曲4曲
【価格】2,500円(税抜)
【品番】AISCD-007
【発売元】AIS
【販売元】FWD.inc
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4th Single「Succubus」
2017年04月05日 リリース
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【収録曲】
1.Succubus
2.Marygold
3.忌際 -LIVE ver.-
4.リビドー -LIVE ver.-
5.閃光 -LIVE ver.-
6.深紅に揺らめく、儚き鶺鴒 -LIVE ver.-
【価格】2,000円(税抜)
【品番】AISCD-006
【発売元】AIS
【販売元】FWD.inc
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■トレイラー動画URL
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◆ライヴ情報
【1st anniversary ONEMAN追加公演】
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【公演日】2017年07月20日(木)
【会 場】名古屋MUSIC FARM
【公演名】「NAGOYA “Ranking” MUSIC Night」
【時 間】開場18:30/開演19:00
【料 金】adv ¥4,000/day ¥4,500(D代別)
【出 演】chariots
【チケット】
・先行チケット
04/22(土)chariots 1st anniversary ONEMAN 「TOKYO EDGE Night」公演終了後、物販スペースにて販売開始(A001~A050)
・一般チケット
2017/04/29(土)イープラスにて販売開始
※バンド予約なし。
※お一人様2枚まで。
【主催・企画】chariots
【制作】rivabook
【問合せ】名古屋MUSIC FARM TEL:052-772-2314
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【EVENT】
04月26日(水) 池袋EDGE
05月04日(木・祝) 池袋EDGE
05月08日(月) 池袋EDGE
05月13日(土) 高田馬場AREA
05月20日(土) 大阪RUIDO
05月21日(日) KANSAI ROCK SUMMIT’17
05月22日(月) 名古屋ell.SIZE
05月24日(水) Shinjuku club SCIENCE(「c」にて出演)
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★chariots Official web★
http://chariots.xyz/

2017年04月22日 (土)
【まみれた】5月31日に待望の1st SINGLE「食べたい」をリリース。5月29日、本格始動主催「下の下集会」を開催!
NEWS - 19:58:41謎の新バンドとして活動を発表し、そのヴィジュアル以外を公表せずにデモンストレーションライヴを行っている「まみれた」から5月31日に待望の1st SINGLE「食べたい」のリリースが決定した。
すでに先行チケットがSOLD OUTしている5月29日の本格始動主催「下の下集会」では、「食べたい」の先行発売も行われるとの事。
収録曲の「食べたい」は、デモンストレーション活動ではすでに定番曲となっているナンバーで、切り裂くような激しいサウンドに独特で狂気的な歌詞とメロディが特徴的。
カップリング曲の「死因:被害妄想」は疑心暗鬼がテーマで不穏感が漂う。
まだ「まみれた」を目にしていない方には、彼らの独特の世界観や中毒性を感じられる楽曲が収録されている。
まだMVやメディア上で彼らのライブや映像は公開されていないが、他にはない独特の戦略や楽曲、そしてライブに今後の活動への期待が膨らむ「まみれた」をぜひ1st singleが発売されるその日まで、会場に足を運び生の音にまみれて楽しんでみて欲しい。
文章:熊田 雪
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★リリース情報
2017年5月31日発売
New Single「食べたい」
【収録曲】2曲入
1.食べたい
2.死因:被害妄想
【品番】MMRT001
【価格】1,080円(税込)
【発売元】まみれそ
【販売元】 株式会社ライカロリーポップ
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■本格始動主催「下の下集会」
2017年5月29日(月)池袋BlackHole
【時間】開場16:00 開演16:30
【料金】前売3,500円(D別) 当日4,000(D別)
【出演】まみれた / バク。 / ツキ酔ノ戯レ言 / クロノ×クラウン / Noulla / デイダラ
★チケット:
A: 2017/4/11(火)高田馬場AREA WIZ presents
「プロトカルチャー vol.2」よりまみれた物販でシャッフル販売(SOLD OUT)
B:バンド予約
※入場順 A→B→当日券
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◆デモンストレーションライブ情報
2017年04月27日(木) 高田馬場AREA
2017年05月05日(金・祝) Shinjuku club SCIENCE
2017年05月19日(金) HOLIDAY SHINJUKU
2017年05月24日(水) Shinjuku club SCIENCE
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◆「まみれた」Official web
http://mamireta.com
