VISUNAVI COLUMN


Jin-Machine

2019/05/15 (Wed)

「Jin-Machine破壊担当あっつtheデストロイの『航海日誌』第三十六回」

『おせんたく』

 

「あ~~~なんて天気がいいんだ」

しばらく雨続きで溜まっていた洗濯物を干すにはこの日しかない。

 

そう思い洗濯機を回す回す。

 

1回

 

2回

 

3回

 

本当はお布団も毛布もタオルケットも洗いたい

でも干す場所がない

海外の田舎みたくめちゃくちゃ広いベランダや庭があったらな~っと、アルプスの少女ハイジの世界が脳内に出てきた。

 

「ん?!...まて...」

 

そう、ふと気づく。

洗うのはいいけどハンガーとか足りなくないか?!

靴下とか下着をかけるラックも洗濯バサミの数が足りてない気がする。

 

どうする...

どうする...

かき集めるしかない!

 

家中で使っていて回収できそうなハンガーを上手く回収する。

あと何本足りない?残る1本が意外と見つからなくて回収できなかったりする。

タイムリミットは洗濯機が止まるまでだ!

 

まるで何かの死闘を繰り広げているかのような、ミッションをこなしてるかの様な緊張感

洗濯機の音が脱水モードに以降。タイムリミットまであと数分!

 

時間がない!

時間がない!

時間がないんだ-!!!!!

 

お天道さまも待ってくれない。この機会を逃したらだめだ。

なお明日からの天気はまた雨マーク。

 

「ピーピーピッ」

 

止まった洗濯機

無事ハンガーは回収完了

 

足りない洗濯ばさみのラックの方は上手くつけることで事なきを得る

そして干す

ベランダに広がるほのかな柔軟剤と洗剤の香り

 

どちらかというと洗濯は好きだ。この瞬間が干していて一番幸せかもしれないと思うひと時である。

ちゃんと洗濯物と洗濯物の間は風が入って乾きやすいように距離を保つ。乾きにくいものの間には乾きやすいシャツなども挟んだりして

いつしか夢中になり時間は経っていたがとても良い気分転換にもなる大事なひと時。

 

ふと何やら鳴き声が聞こえる

ほんの数のところで鳥さんがこっちを見ながらぴーぴー鳴いてる

可愛いな~心地よい洗濯物の香りに導かれたのかな?

居てもいいけどうんこはするなよ?

そんなこと思いながら見ていたら元気に飛び立って行った。

 

夜になり乾いた洗濯物を取り込み畳む。ホクホクな感じがしてとても心地よい。

干したてのバスタオル。今夜はこのタオルを使おうかな☆

 

 

ぐっとらばい