VISUNAVI COLUMN


Jin-Machine

2017/06/14 (Wed)

「Jin-Machine破壊担当あっつtheデストロイの『航海日誌』第十二回」

『霧』

 

 

もやもやとした夢を見ていた気がする。内容までは覚えていない。

悪い夢では無かったようだ。

朝なのだろうか。

窓の外から聞こえる小鳥の鳴き声

「もうこんな時間か」

固くなった身体をほぐすかのようにバンザイする。

でも何かいつもとは違う違和感を感じていた。

時間の感覚が麻痺してるのかもしれない。

 

「昨夜は飲みすぎたかな、いやでもそんな飲んでないや。気付いたら眠気が襲ってきて寝たんだっけ」

 

部屋がPCの熱と寝汗や湿気もありもやっとしている。

天気予報では雨だったが小鳥の鳴き声も聞こるし雨の音はしないから降ってはいないだろう。

日がさしてる気配もないから少し窓を開けて換気しよう。

そう思いまだどこか動くのをためらっているような身体を動かし窓を開けようとする。

カーテンの隙間から見える景色。

自然と何かに吸い寄せられるように外の景色も見てしまう。

 

ふと時が止まったような感じがした。

 

窓の外は霧に包まれていていつも見えてる景色が全く見えない。

お隣さんの家、そのまた隣の家、道路、電柱や電線、草木、遠くの景色

これはどういうことなんだろう?

冷静に考えたらただ霧に包まれているだけなんだろうけどとても神秘的な感覚だった。

外から聞こえるのは鳥の鳴き声だけ。どことなく冷たく心地良い冷気が開けた窓の隙間から入ってくる。

先程から感じてる違和感はこれだったのだろうか。

 

「異世界ってこんな感じなのかな?」

 

SFの様な非現実的な物事にこれから想像を超える何かが起こるのではないか?と妄想にも似た期待をしていた自分がいた。

明日も明後日もそんな非現実的な事は起こらないだろう。

 

ー日常はつまらない・とても楽しい・退屈だー

 

色んな感情を発し抱えながら沢山の人が日々何かを探して生活している。

自分もその一人。見えない壁に当たってここを超えたらまた違う景色が見える。その先に答えは無いかもしれない。でも見たいから超えたいって思うんだろうな。

とか、脳がまだ起きてない状態で難しい事を考えてたら小鳥の鳴き声が怒ったようにうるさくなった。

そんな事を考えてる暇があるならさっさと寝ろ。餌をよこせ。的な何かを警告するようなそんな気がした。

 

今日はどんな日になるだろう。予期しない想像もしない事が起きるのが新しい日だったりする。運命は決められているのかもしれないがそれを知らなければそれに従うしかない。

とかとか、どこかのラノベの一文に書かれているような事を思い出したり小難しい事を考えていたら小鳥は呆れた様な鳴き声をしどこかへ飛んで行ってしまった。

 

またいつしか時間が経っていた。どうやら寝ていたようだった。夢だったのか。

霧の夢占いはあんまりよくない事もあったなと思いだしたりしたけど決して悪い感じではなかった。

何気ない日常の一コマにいつもとは変わった刺激を貰った不思議なひと時だった。

 

☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~

 

おはようございます、こんにちは、こんばんは

 

敬礼っ(/”`・ω´)

 

読んでいるラノベの影響なのかそれに触発されたのがポエムの様なコラムのようななんだ?ポラム?w的ななんか文章を思いつくまま形にしてみました。

今回もまったくもってオチは無いんですけどねw

 

それではでは~また次回☆

それではまた!

ぐっとらばい