VISUNAVI COLUMN


LIPHLICH 進藤渉

2016/01/22 (Fri)

「「私です。」vol.2」

皆様。LIPHLICHの進藤渉です。

今回は2回目の投稿となります。
末永く続きますよう張り切って参ります。

さて、大分寒くなってきましたね。先日は東京でも積雪を見る事が出来ました。

この時期は体調管理もさることながら”乾燥”にも気をつけなければなりません。

私はベーシストの傍ら美容関係にも心血を注いでおります。

そんな私を語るに切っても切れない逸品を皆様にご紹介致します。

『馬油』

皆様ご存知でしょうか?

ステマだのなんだの言われても構いません。
私は馬油、なかでもソンバーユを数年愛用しております。

と、言いますかソンバーユ以外使った事がありません。

「何、突然?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

私のソンバーユへの愛は知れば知るほど常軌を逸するほどです。

これに出会ったお陰で、私は美容家と言われるほどに人生が生まれ変わったのです。

私がソンバーユと出会ったのは今から3年ほど前の話。

当時の私はスキンケア、ヘアケアに対して非常に無頓着。

髪は乾燥毛とくせ毛のため広がり放題。

肌も化粧水を塗布して放置。

体に至っては洗い晒し。

この時期は関節が切れてよく出血していました。

それほどに砂漠の様に荒廃していたにも関わらず、それを気にもとめませんでした。

何故なら当時の自分にとっての『美』は全身の刺青とその土台の肢体のみ。
男性にありがちな「男性だから」という無意味な価値観。その姿勢すら格好良いと勘違いしていました。

 

そんな折、その刺青を作品として写真に残す機会に巡り会いました。
私としてはもう恐悦至極。
「お任せ下さい」とばかりに衣を脱ぎ捨てます。

 

しかし、出来上がった作品は私の満足のいくものではありませんでした。
刺青の絵は大変素晴らしいです。

ですが、そのキャンバスとなるべく肢体があまりにみすぼらしいのです。
まぁ、当然の結果です。

 

ほら、最近のカメラって凄いでしょう?
実際の目に見える以上の物が見えるのです。

 

私は改めて初めて気が付きました。

 

キャンバスの質が悪ければ絵もダメになります。
刺青も同じく。
私は自分の怠慢で自分の美をダメにしていました。

よくある「Photoshopで!」は通用しません。
修正すると肝心の絵も消えますからね。

その時私は思いました。

「生まれ変わるしかない」
とね。

その結果、性別不明なベーシストが誕生するのです。

今では美学も随分変貌しています。

話が大分それましたが、その私が出会い、そして実際に生まれ変わる力となったのが『馬油』なのです。

もともと脂性乾燥肌でかつ敏感肌であった私はあまり添加物が含有されたものが使えませんでした。
一時期はアトピー性皮膚炎もありましたしね。

「何か良い物はないか?」
と薬局を探し求めていた時、ふと思ったのです。

「何故野生動物の毛並みは艶やかなのか?」

「余計な効果に踊らされず、もっと基本的な要素だけで十分なのではないか?」

目の前の棚には『馬油』がありました。
その時は何故馬油を手にしたのか分かりません。
言えるのは『直感』とだけです。

ただ少なくとも私には最良の選択だったようです。

 

人間も生物。
同じです。
最適な水分量、油分。
そう、何事も『最適』な環境にすることが大切です。

人は奪い過ぎ、与え過ぎなのです。

本来備わった恒常性を無視しがちです。
そのバランスが崩れた時、人間は自ら脂性乾燥肌等々の肌トラブルの元を作り出すのです。

※ちなみに脂性乾燥肌は奪い過ぎの部類、敏感肌は与え過ぎの部類です。

私はここ数年、温泉水と馬油でスキンケアを続け全てのトラブルは解消しました。
他に必要な栄養素は食物にて補給致します。

次回以降はもう少し詳しく『最適』さについてお話します。

ただ1つ、勘違いしてはならないのは…
私は体験状『馬油推し』の話になりがちですが、何が合うかは人それぞれ。

私がお話する事は「医療」ではなく、ケアに対する考え方。
今使っている馬油以外の化粧品でも十分に活かせる話です。

決して傷や、深刻な肌トラブルを治す薬ではありませんのでご承知下さい。

その場合は速やかに病院で適切な処方をお受け下さいね。