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2011年06月15日 (水)

ライブレポート!!★★★Creature Creature★★★6月12日 東京・渋谷O-EAST:PARADISE TOUR FINAL。

NEWS - 10:00:00

 原始的衝動がそのまま導く芸術的感性――。この日のライヴを体感しながら、ふとそんなことを考えていた。音楽が一般消費財と同じような軽い扱いを受ける傾向を危惧する向きは多いが、だからこそ、本来的な意義のある、文字通りのアーティストの存在はなおさら貴重になる。Creature Creatureはその役割を担うに値するバンドだ。
 <PARADISE TOUR>のファイナルとなる東京公演。セカンド・アルバム『INFERNO』(2010年7月)収録の「Dream Caller」で幕を開けたライヴは、演目が進むたびに独特の深遠な世界へと誘っていく。もちろん楽曲によって色合いの違いはあるものの、いわゆるポップさやキャッチーさとは距離を置いたマテリアルに揺るぎない美学が息づく。その根底にある哲学の解釈は十人十色だが、一つは人間とは何かといった普遍的真理の探究であることは確かだろう。積極的に踏み込むことで、彼らが描く物語は個々の体内へと多彩に浸透する。
 これはサウンドそのものにも当てはまる。歌詞と同調する混沌とした音像は、さらに重厚さと濃密さを加えた状態でオーディエンスを飲み込む。まさに圧巻の様相だ。誤解を恐れずに言えば、キング・クリムゾンの理論構築と同質の求心力である。実はステージ上のモニター環境は芳しくなかったそうだが、逆説的にそのトラブルが緊張感を生み、メンバーの音楽的な勘の鋭さを証明することになったのも興味深かった。
 しばしば“孤高のカリスマ”と称されるMorrie(vo)が、なぜ多くのミュージシャンから敬意を向けられる対象となっているのか。華も毒もある歌唱と振る舞いに触れれば、その理由はすぐさまわかる。言わずもがな、Hiro(g)、Shinobu(g)、Hitoki(b)、Sakura(ds)が抱く彼への思いも同じことで、双方の絶大なる信頼感がCreature Creatureを躍動的で生命力を持ったバンドへと変容させる。本編半ばに配された新曲「Psyche」に対する観客の即効性が予想以上に高かったのも、5人が生み出す一体感と無縁ではないだろう。
 終演後、客電が灯されてもアンコールを求め続け、いっこうに帰路へ着こうとしないオーディエンスの姿も印象的だったが、その気持ちはよくわかる。それほど惹き付ける特異性がこの日のライヴには間違いなくあったからだ。
 なお、本公演の模様を収めたDVDが9月にリリースされること、それに伴って東京、大阪、名古屋、仙台を廻るツアーが行われることも発表になった。思いは人それぞれあることだろう。ポジティヴな意味でイレギュラーな展開も多かったパフォーマンスがパッケージされる運びとなったのは、何らかの宿命なのかもしれない。また、今回の公演が3月11日から延期された経緯を踏まえ、Morrieは終盤に「日常がいかに無根拠な信頼の下に成り立っているか」と先の震災について触れながら(彼らはコンサート収益の10%を復興支援に充てることを明言している)、「“今”は永遠なのだ」と語って「Vanishing」を披露したことも付記しておきたい。

文/土屋京輔

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●2011年6月12日 東京・渋谷O-EAST

<セットリスト>
01. Dream Caller
02. Amor Fati
03. Maboroshi
04. Black Hole
05. 星憑き
06. ゾーン
07. 真空
08. Cluster
09. 秘苑
10. 天醜爛漫
11. Psyche
12. Gone By Rain
13. Red
14. Swan
15. Lights
16. 春の機械

*Encore 1
17. Cosmos Blackness
18. パラダイス

*Encore 2
19. Vanishing
20. 虚空人形 Es
21. 千の闇夜に

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・LIVE DVD 「PARADISE TOUR FINAL 2011.06.12. SHIBUYA O-EAST」 9/10リリース 
・LIVE DVD RELEASE TOUR 
9.10(土)ell.FITSALL(名古屋)  9.17(土)ESAKA MUSE(大阪) 
9.19(祝)ASTRO HALL(原宿)  9.25(日)HOOK(仙台)
 ※詳細は、後日オフィシャルサイトにて
 

PHOTO:緒車寿一

●Creature Creatureオフィシャルサイト●


2011年06月15日 (水)

————-☆————-Moran————-☆————-全国Event tour「青蟲、赤裸々、白昼夢」&Oneman Tour「The Cult Musical」敢行。ワンマンツアーWEB優先チケットのお申込受付開始しております。

NEWS - 05:00:00

7月20日にTriple A-side Single「トリコロール」を発売する
Moranよりお知らせです。

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■-Moran トリコロール発売記念 Oneman Tour「The Cult Musical」- ■
9月16日(金)横浜F.A.D
9月18日(日)大阪FAN J-twice
9月19日(月・祝)名古屋ell.FITS ALL
10月14日(金)渋谷O-WEST

Moran Oneman Tour 「The Cult Musical」
WEB優先チケットのお申込受付開始!

6月13日(月)~6月24日(金)まで

http://www.xxxrecords.jp/speeddisk/tcm_tour.html

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【RELEASE情報】

2011.07.20 RELEASE
Moran New Single

Triple A-side Single「トリコロール」

「全国CD SHOPでの予約受付開始!」
※お問い合わせは各SHOPにて

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【LIVE情報】

-HOT WAVE公開収録-
6月25日(土)高田馬場ESPホール club 1ne2wo

-AYABIE主催-
6月26日(日)高田馬場AREA

-花少年バディーズ主催-
7月6日(水)高田馬場AREA

-HOT WAVE LIVE-
7月18日(月・祝)高田馬場ESPホール

-福井 Moran VS amber gris~Sizna birthday-
8月20日(土)福井響のホール

■-Moran全国Event tour「青蟲、赤裸々、白昼夢」-■
7月29日(金)/仙台darwin
7月31日(日)/札幌KRAPS HALL
8月06日(土)/長野CLUB JUNK BOX
8月07日(日)/新潟Live Hall GOLDEN PIGS (RED STAGE)
8月08日(月)/金沢AZ
8月10日(水)/名古屋E.L.L
8月11日(木)/京都FAN J
8月13日(土)/鹿児島CAPARVO HALL
8月14日(日)/博多DRUM Be-1
8月16日(火)/高松DIME
8月17日(水)/岡山CRAZY MAMA KINGDOM
8月19日(金)/大阪BIG CAT
8月26日(金)/渋谷O-EAST

-The Phantom of the AREA-
9月27日(火)高田馬場AREA

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【インストア情報】

Moran Triple A-side Single「トリコロール」TFCC-89332をご購入の方

※カメラ撮影禁止
※チケット発券方法が異なりますので店舗にお問い合わせください。

7/28日(木)18時~
仙台little HEARTS.
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/022-264-8003

7/31日(日)14時~
札幌ミュージックショップ音楽処
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/011-221-0106

8/9日(火)19時~
Like an Edison名古屋店
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/052-229-8211

8/14日(日)14時~
博多SKULLROSE
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/092-741-0501

8/18日(木)16時半~
大阪ZEALLINK
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/06-6258-5186

8/18日(木)19時~
Like an Edison大阪店
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/06-6252-6262

8/21日(日)18時~
新潟RISKY DRUG STORE
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/025-241-9200

8/28日(日)19時~
池袋Brand X
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/03-3980-6780

9/4日(日)15時~
新宿自主盤倶楽部
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/03-3371-3851

9/11日(日)17時~
渋谷ZEALLINK
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/03-5784-9666

9/24日(土)16時~
Like an Edison東京店
<内容>トーク・握手・サイン
問い合わせ/03-3369-3119

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【OFFICIAL BLOG&TWITTER】

■Sizna Official blog「Gain=Face」
http://ameblo.jp/moran-sizna

■Soan Official blog「All about Soan」
http://ameblo.jp/moran-soan

■Moran Twitter
http://twitter.com/#!/Moran_info
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http://twitter.com/#!/Moran_Hitomi
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【OFFICIAL HP】http://www.moran-web.net

【E-mail】moran.contact@gmail.com
※携帯のメールアドレスから問い合わせる際はgmail.comからのメールを
受信できるように設定をお願いいたします。

【INFORMATION】〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-3-8-609 SPEEDDISK内「Moran」係
※ファンレターの場合は必ずメンバー名を記入して下さい。

更に更にその世界を広げてゆくMoran。
ライブがたくさんございます。
是非Moranに逢って、素敵な時間をお過ごし下さい。

☆Moran☆

2011年06月14日 (火)

ライブレポート!!★★★ムック★★★2011年6月9日 / ムックの日“Maniac Parade 97~11”@新木場STUDIO COAST!!

NEWS - 16:00:00

ムック 過去と現在が紡いだ、新たなストーリー

6月9日、ムックの日に新木場STUDIO COASTにて行われたライヴ「Maniac Parade 97~11」。
チケットはわずか6分で完売し、会場は超満員となった。
これを受けて、今回のライヴの模様は、日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界27カ国にUSTREAMで有料配信された。
Maniacと名付けられているとおり、先日行われた武道館2Days「TOUR Chemical Parade FINAL」、
「MUCC history GIGS97~11」でも演奏されなかったレアな楽曲が、セットリストに組み込まれていた。
雨にぬれた小鳥の姿と、自らの心を重ね合わせた『五月雨』は、インディーズ時代のシングル収録ナンバー。
ミヤ(G)がイントロを弾いただけで、オーディエンスから大歓声が起きた。
しかし、単に昔の曲をやるだけではない。
このライヴでは最新アルバム『カルマ』の楽曲を随所に置き、ムックの過去と現在を行き来する。
特に中盤の流れは秀逸だった。『カルマ』収録曲であり、制御不能になったコンピューターをモチーフにした『アイアムコンピュータ』。淡々とした曲調とは対照的に、逹瑯(Vo)は激情をたたきつけるように歌う。
ミヤとYUKKE(B)も、ステージを縦横無尽に動きながら音を奏でる。
続く2004年のアルバム『朽木の灯』収録の『暁闇』は、音の「静と動」を際立出せ、そのコントラストの美しさを1曲の中で表現してみせた。
さらに同アルバム曲『溺れる魚』。冒頭、静かに語りかけるような逹瑯の声に、ミヤのアコギが優しく寄り添う。途中からSATOち(Dr)とYUKKEのリズム隊が加わり、曲が一気に開けていく。
過去と現在の曲たちがライヴの中でつながっていき、新たなムックの音楽のストーリーが生まれていく。
後半は、激しいナンバーが次々に繰り出される。エレクトロな『ファズ』では、逹瑯のハーモニカの音に合わせ、オーディエンスは会場が揺れるほどジャンプする。
アップテンポな『前へ』に突入すると、フロアの動きが一段と激しくなる。
そして本編のラストは『リブラ』。生と死に対する答えを、花に託した楽曲だ。
地を這うような逹瑯のダークな声がサビでは一転、凛とした音色に変わり、力強い決意へと向かっていく。
アンコールでも、『水槽』や『ジレンマ』といった久々の楽曲を披露。
そして最後は『カルマ』のラスト曲でもある『フリージア』。
過去の旅から現在地に戻り、またここからムックの歩みが始まることを示した。

TEXT:桂泉晴名
PHOTO:緒車寿一

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★ムック INFORMATION★

2011年
●SUMMER SONIC 2011 出演決定!!

■SUMMER SONIC 2011
2011年8月13日(土)~14日(日)

ムックは14日(日)東京会場に出演致します。

QVCマリンフィールド&幕張メッセ
OPEN 9:00 / START 11:00

SUMMER SONICオフィシャルサイトはこちら
http://www.summersonic.com/2011/

(問)サマーソニック事務局 0180-993-030(24時間テープ対応・一部携帯、PHS不可)


●ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011出演決定!!

■rockin’ on presents ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011
2011年8月5日(金)~7日(日)

ムックは8月7日(日)最終日に出演いたします。

国営ひたち海浜公園
OPEN 8:00 / START 10:30
※雨天決行(荒天の場合は中止)

ROCK IN JAPAN FESTIVALオフィシャルサイトはこちら
http://rijfes.jp/11/

(問)ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局
0180-993-611


○other events

2011年

■兎☆NIGHT vol.10~根崎料栄バンド歴20周年記念 その人生と仲間たち~
2011年6月18日(土)新宿BLAZE
OPEN 16:00 / START 16:30

前売¥4,500(tax in/ドリンク代別)
当日¥4,500(tax in/ドリンク代別)

★チケット:5月8日(日)~
イープラス http://eplus.jp
チケットぴあ 0570-02-9999(P:137-468)
ローソンチケット 0570-084-003(L:75512)

(問)ディスクガレージ 03-5436-9600


■大佑一周忌追悼公演「漆黒の光」
2011年7月15日(金)新木場STUDIO COAST
OPEN 12:30 / START 13:30

出演:ムック / MERRY / ギルガメッシュ / 12012 / boogieman / 他

1Fスタンディング・2F指定¥7,800tax in/ドリンク代別)
※未就学児童入場不可

★チケット:5月29日(日)~
イープラス http://eplus.jp
チケットぴあ 0570-02-9999(P:139-611)
ローソンチケット 0570-084-003(L:78581)

(問)フリップサイド 03-3466-1100

●チャリティーソング「暁」5/23(月)より1か月の期間限定で配信中!!

武道館の2日間から引続き、濃厚なライブパフォーマンスを見せてくれたムック。
たっぷり堪能された皆様、おつかれさまでした♪
素敵な時間を過ごせて良かったですね(^-^)☆

★ムック オフィシャルサイト★