2014年01月23日 (木)
Acid Black Cherry、Project『Shangri-la』のトリを飾る第3 弾シングルの発売が決定!
NEWS - 12:00:00昨年夏よりProject『Shangri-la』と題し、「新曲リリース」、「全都道府県ライブツアー」、「各地域で皆さんと触れ合えるイベントを設ける」という、3つのプロジェクトを並行して行っているAcid Black Cherry。
2013年8月7日には”五感で感じる完全攻めの新ABC サウンド”と打ち出し、「Greed Greed Greed」、2013 年11 月20 日にはProject 第2 弾シングルとして、アッパーなシャッフルナンバーの「黒猫~ Adult Black Cat ~」をリリースしており、2013年の年末で、Project『Shangri-la』も3rd Seasonまで終了している。
そして、今年2月から突入する4th Season~関東tour~を前に、Project『Shangri-la』のトリを飾る第3 弾シングルのリリース日が3月11日に決定した!
●Acid Black Cherryオフィシャルサイト:http://acidblackcherry.net/
Acid Black Cherry、Project『Shangri-la』のトリを飾る第3 弾シングル、
2014年3月11日に発売決定!
【CD+DVD】〈初回生産限定盤〉
品番:AVCD-32234/B
価格:¥1,600+税
収録内容:
【CD】2 曲入り
【DVD】music clip、OFF SHOT を収録(約15 分収録予定)
【CD ONLY】〈通常盤〉
品番:AVCD-32235
価格:¥1,000+税
収録内容:
【CD】2 曲入り
【初回特典 ※AVCD-32235 限定】
ミニフォトブック 封入
【Special Price盤 (1曲入り)】〈初回生産限定盤〉
品番:AVCD-32236
価格:375+税
収録内容:
【CD】1 曲入り
【封入特典】ABCオリジナルトレカ1枚封入(全4種)
2014年01月22日 (水)
<ライヴレポート>★★★アヲイ★★★5th Mini Album「終わりのメロディ」Release TOUR 「終奏」TOUR FINAL@2014年1月12日 恵比寿LIQUIDROOM!!
NEWS - 18:30:005枚目のミニアルバム『終わりのメロディ』のリリースを記念して開催された全国ツアー“終奏”のファイナル、恵比寿リキッドルーム。果たして、オトギ、慎、翔、サキ、Ryoはこの公演で何を終わらせようというのか。
「準備はいいか!! 全部出してくれよ!!」
空爆を想起させるオープニングSEの中、オトギが叫んだ。フロアには一斉に何百という拳が上がる。そこを目がけて「絶望の太陽」から5人の絨毯爆撃が始まった。吹き荒れるヘッドバンギングの嵐。続く「メランコリィ」ではRyoのキック4つ打ちに呼応したオーディエンスのジャンプがリキッドルームに地響きを起し、それを今度は「abelcain」の重戦車のようなドラムが押し潰して行く。次々に剥がれ落ちる装甲、装備。「ロシアンルーレット・シンドローム」でオトギが見せたパフォーマンスには、眉間に突きつけられた銃口からいつ弾丸が放たれるか判らない恐怖と狂気が宿っている。呪い唄のように響く「Siva」のメロディ。そこから立ち上がったサキの速射砲のようなベースは着衣がボロボロになりそうなぐらい激しく、「哀しい歌」の慎のリフは皮膚を切り裂いてしまいそうなほど鋭い。虚栄や華飾の鎧をすべて剥ぎ取られ、醜い姿を曝け出して行くオーディエンス達。床に転げのたうち回りながら「heaven」を絶叫するオトギはその象徴だ。嫉妬、自虐、憎悪、孤独。ステージはもちろんフロアにもありとあらゆる負の感情が渦巻いている。そこに再びサイレンが鳴り響いた。焼け野原と化した大地に救いを求めるかのように必死に手を伸ばしながら「雨と煙」を歌うオトギ。もしかしたらあのサイレンは敗戦の合図だったのかもしれない。鎮魂と再生への祈りが込められた「勿忘草」は、万感の思いを乗せて空高く吸い込まれて行った。
「盛り上がってるかい? このリキッドルーム、もしかしたらでけぇ会場かもしれないけど、関係ないやろ。俺らはな、どこに立っておっても100%でアヲイや。そやからここから自分の全部を出し切ってくれるか? いいか〜い!!」
それでも5人の攻撃は止まなかった。「blind」ではスリリングにドライヴするビートに乗って翔が最前線に踊り出し、もっと本性を曝け出せとオーディエンスを煽る。湧き上がる「calling」の大合唱。ステージとフロアの間で壮絶なバトルが繰り広げられる。しかし、その空気は前半とは明らかに違うものだった。生涯を悔い、死を望むことなかれ、人間よ。呼んでいる声に向かえば、辿り着く、あの場所に。今ここで勃きているのは死ではなく生への戦いだ。フロアではオーディエンスが自分を縛り付けている目に見えない鎖を断ち切ろうと「バタフライ」のリズムに合わせてグルグルと体を回転させる。その真っただ中へと突っ込んで行くオトギ。カウンターの上に立ちトラメガで「鈴虫」を激唱する彼も、そんな彼を両手を広げて迎え入れるオーディエンスも、慎も、翔も、サキも、Ryoも、その表情は誇りに満ちている。
「見せてくれ、リキッド!!」
その眩いばかりの景色を目に焼き付けようとオトギが叫んで始まった本編ラストの「レクイエム」は、改めて光を取り戻したアヲイとそのファンの勝利の凱歌として高らかに鳴り響いていた。
アンコールでは「rainy baby」と、終演後この日の来場者全員に無料配布された「幸福論」が届けられた後、原因不明のハウリングをスタッフが解消する間に(実はオトギのトラメガがハウっていた)メンバーの本音を聞くことが出来た。
オトギ「今日のライブがアヲイ初のライブDVDになります。こんな顔してるのとか、裸になってギャーいってるのが、ついに世の中に出てします(笑)」
翔「だいたいモザイクかかるよ、きっと(笑)」
オトギ「地上波無理やからね、俺ら。アンダーグラウンドブラックロックやから(笑)。先に告知しなかったのは、言ったらみんな格好つけちゃうかなと思って」
翔「なめんなよ。カメラ撮ってるからって、ちょっと演奏がんばった方がいいかなとか思ったことないわ。バ〜やってウェ〜てやるのが俺らやから。ヴィジュアル系、狭いけどいろいろあるやん? 今こんなんが流行ってます、みたいな。そんなん面倒くさいわ」
オトギ「俺らは別に演奏もうまくないし、特別なスター性があるわけでもアイドル性があるわけでもないし、俺らのこと好きって言ったら周りのヤツから“なんでそんなん好きなんや?”とか言われて嫌な思いしてるヤツもおるかもしれん。でも俺らは、それでも胸を張ってアヲイのことが好きなんやって言ってくれるお前らが世の中のどんな人間よりもマジで大切で大好きです。だからいつまでも俺らに向かってその真っ直ぐな気持ちをぶつけて来てくれ。ぶつけて来てくれたら俺らは諦めることなくいつまでも歌い続けるから。いいか!!」
その約束を永遠のものへと変えた「ゆびきり」。アンダーグラウンドブラックロックのアンセムとも言える「screaming idol」。そして、なぜ俺達は歌うのか、なぜ楽器を鳴らすのか、その答えを封じ込めた「コトダマ」で、アヲイ初のリキッドルームワンマンは終了した。すべての迷いや煩悩を断ち切り、信じる道へと新しい第一歩を踏み出したオトギ、慎、翔、サキ、Ryo。このライブで彼らが終わらせたかったのは、ファンが無意識のうちに身に纏ってしまっていた、真っ直ぐな気持ちを遮る鎧に他ならなかった。
Text:加藤祐介
●アヲイ5th Mini Album「終わりのメロディ」Release TOUR
FINAL「終奏」
2014年01月12日 恵比寿LIQUIDROOM
SET LIST
SE
1.絶望の太陽
2.メランコリィ
3.abelcain
4.ロシアンルーレット・シンドローム
5.Siva
6.哀しい歌
7.heaven
8.雨と煙
9.Dies irae
10.勿忘草
-SE-
11.blind
12.calling
13.バタフライ
14.鈴虫
15.レクイエム
-EN-
16.rainy baby
17.幸福論
-MC-
18.ゆびきり
19.screaming idol
20.コトダマ
END SE
PHOTO:江隈麗志
2014年01月22日 (水)
<解禁>ViSULOG主催イベント「HYSTERIC CIRCUS ASIA CIRCUIT vol.1」、DaizyStripper、BORN、DIVの3バンドにて、東京と台北にて開催決定!!
NEWS - 18:00:00ヴィジュアル系情報サイト、「ViSULOG」が展開するイベント「HYSTERIC CIRCUS」が規模を拡大、
「HYSTERIC CIRCUS ASIA CIRCUIT vol.1」と題し、
3月30日に台北THE WALL、4月5日に恵比寿リキッドルームにてイベントを開催することが決定した。
両公演にはDaizyStripper、BORN、DIVの3バンドが出演することが決定した。
既に全世界のロックシーンにおいて共通言語として伝わる「Visual Kei」。
アジア各国でも多くのV系ロックバンドが既に単独ライヴを展開しているが、
このような形でのイベントツアーが展開されることは、非常に稀な事である。
昨年12月にも台湾にてライヴを実施、海外ライヴでの評価も高いDaizyStripper、
アジアでのライヴ展開は初となるBORN、そしてこの機会が初海外ライヴとなるDIVと、
フレッシュな組み合わせで台湾にて旋風を巻き起こすことは間違いない。
台湾での激突を経て、この3バンドが東京にてどんな化学反応を起こすかにも興味は高まる。
そして、東京公演の最速先行予約は1月26日12時より受付開始となる。
2014年も世界を股にかけるV系バンドたち。その熱演をしっかりとその目で確かめよう。
■HYSTERIC CIRCUS ASIA CIRCUIT vol.1」■
出演:DaizyStripper、BORN、DIV
日程:
2014年3月30日(日) 台北 THE WALL
2014年4月5日(土) 恵比寿 LIQUIDROOM
チケット料金:台北公演 前売 2,000NTD 当日 2,200NTD
東京公演 前売 4,600円(税込) 当日 5,100円(税込) ※ドリンク代別
問い合わせ先
台湾公演 佳音娛樂有限公司 TEL:(02)2370-9358(平日10:00-17:00)
メール問い合わせ先:joytimeentertainment@gmail.com
東京公演 HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
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※東京公演 ViSULOG先行予約あり!
受付URL:
http://eplus.jp/hcac1-log/ (PC・携帯・スマホ共通)
受付期間:1/26(日)12:00~2/2(日)18:00
●ヴィジュアル系情報サイト ViSULOG
http://visulog.jp/