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2014年10月07日 (火)

【ライヴレポート】sukekiyo初興行「異形の間」10月4日(土)東京・赤坂BLITZ——シーンの”異形”たちが集った狂宴、大盛況のうちに閉幕。

NEWS - 00:00:50

DIR EN GREY 京(Voice)が率いるsukekiyoによる初興行「異形の間」が、10月4日(土)に東京・赤坂BLITZにて開催された。

独自のスタイルを徹底的に追及する人間達による、世間に噛み付く姿勢を貫く人間達のための“超異色”イベントとして集められた出演者のトップバッターを飾ったのは、京と師弟関係にあるガラ(Vo)率いるMERRY。
緞帳の隙間からガラの姿が現れると場内からは拍手と歓声があがる。妖艶かつレトロなサウンドで場内に昭和感を漂わせながらシックなナンバーが披露され、観客も思い思いに身体を動かしていく。学習机、墓参り手桶、柄杓といったMERRYならではの小物を使いながら観客を煽り、「異形の間へようこそ」と声を掛けるガラ。人気ナンバー「不均衡キネマ」では「踊れ!狂え!」の声に応え、ダンスでフロアが揺れる。4曲目「絶望」が終わるとガラがステージから突如姿を消し、「頭がザクロ」のイントロが始った瞬間に舞台に現れたのは京。あまりに突然の事態に場内は一瞬騒然とするも、ここ一番の歓声へと変わり、 “京”節炸裂のステージが繰り広げられた。予てから「MERRYとは何か面白い事を」と語っていた京の発言が形に成った瞬間だった。その後、ネロ(Dr)が「全身全霊で盛り上がっていきましょう!」とヒートアップした会場を煽り、最新シングル「梟」まで大満足、大充実のステージとなった。

二番手には登場したのは神聖かまってちゃん。個性的なキャラクターが集結したまさに“異形”集団とも言える彼ら。音楽的な表現力もさることながら、MCを炸裂させるの子(Vo/G)、滑舌が悪いながらもお構いなしで観客を煽り立てるmono(Key)との掛け合いも見所となったステージ。「こんな対バン初めてだね!」とみさこ(Dr)が発すると、「本当に僕はワクワクしているんですよ!」と語り、場内を見渡すの子。「今日は黒い服の人が来てるね。あ!佐藤の葬式の為に集まってくれたのね」と即興のMCと共に「夕方のピアノ」を披露。ステージで起きる全てのことが“事故”なのか“故意”なのかも分からない程の破天荒さを繰り広げながらも、「ライヴっていうのは一瞬一瞬が楽しいんだ。引きこもりをしてても家から出てきて吐き出すものがあればいいんじゃないかなって思うから、吐き出せ!」と煽り、「ロックンロールは鳴り止まないっ」で会場は更にヒートアップ。独特な世界観とテンポで完全に支配されたステージはあっという間に終わり、いつまでも去ろうとしないの子をちばぎん(Ba)が担いで退場。最後の最後まで目の離せないステージが繰り広げられた。

イベントも中盤に差し掛かり登場したのは、鳥肌実。「笑っていいとも!」のオープニング曲を彷彿とさせるSEの中、鳥肌印の特効服に身を固めた鳥肌実がマイク一本で登壇。独特かつ刺激的なテーマトークに加え、パネルを使ったパフォーマンスに観客は音楽ステージとは異なる空気感を堪能。シーンの中で異色さを放つ一人として君臨する鳥肌実もまた社会に噛み付き続ける姿を強烈に残した一夜になった。

クラシカルかつゴシックなSEを響かせながら登場したのは妖精帝國。ハードかつヘヴィなサウンドをバックに美声で歌い上げる妖精帝國終身独裁官ゆい(Vo)に、“臣民”と言われるファンを筆頭に場内から歓声と拳があがる。「sukekiyo初興行「異形の間」。このような素晴らしいステージに立てたことをとても嬉しく思う」とゆいが挨拶し、「我々はどこのイベントに出てもアウェイだ。だがしかし、今日は「異形の間」。誰がアウェイだかわからんな。我々の異形の一員として最高のステージを届けようではないか」と語ると、ハードなナンバーから一転、しっとりとしたメローなナンバーとして最新曲として「Elusion」を歌い上げた。ステージを縦横に動きながら時に激しく、時に妖艶に魅せる。アニメ『未来日記』のオープニングテーマ「空想メソロギヰ」を含め全7曲を披露し、次に登場するsukekiyoへと舞台を渡した。

「異形の間」の最後を飾ったのは主催者でもあるsukekiyo。劇場ブザーが始まりを告げ、静けさの中でメンバーが登場。最後に姿を現した京(Vo)が定位置につくと、ステージ中央で円状に集まった5人のサウンドが静寂を破り、「elisabeth addict」のアコースティック・ヴァージョンでsukekiyoのステージが幕を開けた。中央には、唄うことだけでなく音楽を全身で表現する京の姿が在り、一人でいくつものサウンドを創り出す匠(G/Piano)、独特な空気感を纏うUTA(G)、身体の奥深くから湧き出る音を体現するYUCHI(B)、サウンドの軸を担う未架(Dr)が囲む。1stアルバム『IMMORTALIS』に収録された楽曲で構成される中で披露された新曲は、哀愁感の中に突然現れる激しさを持ち合わせる楽曲で、新たなるsukekiyoの音像を感じた人も多いだろう。そして、sukekiyoならではの姿が導き出されたのは「hemimetabolism」から「烏有の空」の流れ。メロディラインの美しさが際立つ楽曲には創り出せない、声すらも“楽器”の如く鳴り響かせながら繰り広げられる表現の世界と、ステージ全体が包まれるような映像と照明による演出は圧巻だった。そして、終盤に差し掛かった「斑人間」を唄いあげた京はおもむろにマイクを置き、ステージを去ると代わって姿を現したのはMERRYのガラ(Vo)。鍔の広いハットを目深にかぶり、全身黒尽くめの衣裳をまとったガラの登場に場内は息を呑み、特別な夜でしか観られないシーンを目撃することが出来ただろう。風物詩ともなったリズムセッションを経て、再びステージに姿を現した京は「in all weathers」を唄い上げ、「おやすみ」と一言を残し、「異形の間」は幕を閉じた。

sukekiyoは、明日より<sukekiyo 二〇一四年公演「雨上がりの優詩」>と題された単独公演をスタートさせる。より深く、より濃厚な空間を堪能したい貴方は、是非この機会に脚を踏み入れてみて欲しい。

◎ライブ写真(10/4 赤坂BLITZ):尾形隆夫


■sukekiyo 二〇一四年公演 「雨上がりの優詩」
10月7日(火) 東京都・日本青年館
10月8日(水) 東京都・日本青年館
10月11日(土) 大阪府・サンケイホールブリーゼ
10月12日(日) 大阪府・サンケイホールブリーゼ
全会場 開場 18:00 / 開演 18:30

【東京公演】
<入場料> 全席指定 当日5,900円
※当日券 17:30より会場当日券売り場にて販売
<お問合せ> 東京公演 NEXTROAD 03-5712-5232(平日14時~18時)

【大阪公演】
<入場料> 全席指定 前売5,400円/当日5,900円
・ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:59642)
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:242-497)
・イープラス  http://eplus.jp
<お問合せ> 大阪公演 サウンドクリエーター 06-6357-4400


■sukekiyo 二〇一四年公演 「雨上がりの優詩」 -ハロウィン殺しの漆黒の儀-
10月16日(木) 東京都・東京キネマ倶楽部

開場 20:00 / 開演 21:00

<入場料> スタンディング 5,400円

◎チケット発売中
▼プレイガイド
・ローソンチケット 0570-084-003
・チケットぴあ 0570-02-9999
・イープラス  http://eplus.jp

※本公演は18歳未満の方はご入場いただけません。予めご了承ください。

■ハロウィン殺しの漆黒の儀にご来場のお客様へのお願い
第一項 黒限定で、お客様にとっての「仮装」でご来場ください。
第二項 演出の都合上、会場内では私語・雑音はお控えいただき、お静かにお願い致します。
第三項 演出上の都合により、上演中の入退場はご遠慮いただきます。万が一、上演中に体調が悪くなった方はお近くの係員にお申し出ください。
第四項 上演中は、映像収録および写真撮影用のカメラが会場内に入り、ご来場のお客様の様子が媒体・商品映像に映りこむ場合がございます。
収録された映像・写真は商品化やプロモーション等に使用される可能性がございます。

<お問合せ> NEXTROAD 03-5712-5232(平日14時~18時)

——————–
■sukekiyo official site http://sukekiyo-official.jp/
■sukekiyo official Twitter @sukekiyo_band
■京 official site http://kyo-official.jp/
■京 official Twitter @kyo_official
——————

NOW ON SALE
sukekiyo
1st album 『IMMORTALIS』

全曲試聴 https://soundcloud.com/sukekiyo_band/sets/immortalis

[DISC 1 / CD] 初回生産限定盤/通常盤/京公式オンラインストア限定盤 共通
elisabeth addict
destrudo
latour
nine melted fiction
zephyr
hidden one
aftermath
烏有の空
the daemon’s cutlery
scars like velvet
mama
vandal
hemimetabolism

斑人間
in all weathers

[DISC 2 / CD] 初回生産限定盤/京公式オンラインストア限定初回生産限定盤のみ
aftermath Collaboration with キリト (Angelo)
鵠 Remixed by PABLO (P.T.P)
zephyr Remixed by TK (凛として時雨)
in all weathers Remixed by Devilslug
nine melted fiction Remixed by 石井 秀仁 (cali≠gari, GOATBED)
hemimetabolism Remixed by SUGIZO (LUNA SEA, X JAPAN)
scars like velvet Remixed by 室姫 深
the daemon’s cutlery Remixed by 人時
hidden one Remixed by HISASHI (GLAY)
mama Remixed by 橘 尭葉 / 妖精帝國
aftermath Remixed by acid android

[DISC 3 / Blu-ray] 京公式オンラインストア限定初回生産限定盤のみ
◆ Live Footage 
2013.12.29 SHIBUYA-AX
SE destrudo
1. elisabeth addict
2. aftermath
3. in all weathers

2013.12.30 rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 13/14
SE destrudo
1. elisabeth addict
2. aftermath
3. hemimetabolism
4. nine melted fiction
5. in all weathers

◆ Music Video
「aftermath」 (IMMORTALIS Ver.)
「in all weathers」

【初回生産限定盤 】(2CD) SFCD-0133~34/¥3,800+税
【通常盤】(CD) SFCD-0135/¥3,200+税
Manufactured by FIREWALL DIV. Distributed by Sony Music Distribution(Japan)Inc.

京公式オンラインストア限定初回生産限定盤 2CD+Blu-ray+Special Booklet/PZSK-0002~4/¥7,500+税
Manufactured & Distributed by sun-krad Co., Ltd.

京公式オンラインストア「Penyunne Zemeckis」
http://www.e-fanclub.com/Penyunne_Zemeckis/webshop/list.asp






2014年10月07日 (火)

【ライヴレポート】sukekiyo初興行「異形の間」10月4日(土)東京・赤坂BLITZ——シーンの”異形”たちが集った狂宴、大盛況のうちに閉幕。

NEWS - 00:00:00

DIR EN GREY 京(Voice)が率いるsukekiyoによる初興行「異形の間」が、10月4日(土)に東京・赤坂BLITZにて開催された。

独自のスタイルを徹底的に追及する人間達による、世間に噛み付く姿勢を貫く人間達のための“超異色”イベントとして集められた出演者のトップバッターを飾ったのは、京と師弟関係にあるガラ(Vo)率いるMERRY。
緞帳の隙間からガラの姿が現れると場内からは拍手と歓声があがる。妖艶かつレトロなサウンドで場内に昭和感を漂わせながらシックなナンバーが披露され、観客も思い思いに身体を動かしていく。学習机、墓参り手桶、柄杓といったMERRYならではの小物を使いながら観客を煽り、「異形の間へようこそ」と声を掛けるガラ。人気ナンバー「不均衡キネマ」では「踊れ!狂え!」の声に応え、ダンスでフロアが揺れる。4曲目「絶望」が終わるとガラがステージから突如姿を消し、「頭がザクロ」のイントロが始った瞬間に舞台に現れたのは京。あまりに突然の事態に場内は一瞬騒然とするも、ここ一番の歓声へと変わり、 “京”節炸裂のステージが繰り広げられた。予てから「MERRYとは何か面白い事を」と語っていた京の発言が形に成った瞬間だった。その後、ネロ(Dr)が「全身全霊で盛り上がっていきましょう!」とヒートアップした会場を煽り、最新シングル「梟」まで大満足、大充実のステージとなった。

二番手には登場したのは神聖かまってちゃん。個性的なキャラクターが集結したまさに“異形”集団とも言える彼ら。音楽的な表現力もさることながら、MCを炸裂させるの子(Vo/G)、滑舌が悪いながらもお構いなしで観客を煽り立てるmono(Key)との掛け合いも見所となったステージ。「こんな対バン初めてだね!」とみさこ(Dr)が発すると、「本当に僕はワクワクしているんですよ!」と語り、場内を見渡すの子。「今日は黒い服の人が来てるね。あ!佐藤の葬式の為に集まってくれたのね」と即興のMCと共に「夕方のピアノ」を披露。ステージで起きる全てのことが“事故”なのか“故意”なのかも分からない程の破天荒さを繰り広げながらも、「ライヴっていうのは一瞬一瞬が楽しいんだ。引きこもりをしてても家から出てきて吐き出すものがあればいいんじゃないかなって思うから、吐き出せ!」と煽り、「ロックンロールは鳴り止まないっ」で会場は更にヒートアップ。独特な世界観とテンポで完全に支配されたステージはあっという間に終わり、いつまでも去ろうとしないの子をちばぎん(Ba)が担いで退場。最後の最後まで目の離せないステージが繰り広げられた。

イベントも中盤に差し掛かり登場したのは、鳥肌実。「笑っていいとも!」のオープニング曲を彷彿とさせるSEの中、鳥肌印の特効服に身を固めた鳥肌実がマイク一本で登壇。独特かつ刺激的なテーマトークに加え、パネルを使ったパフォーマンスに観客は音楽ステージとは異なる空気感を堪能。シーンの中で異色さを放つ一人として君臨する鳥肌実もまた社会に噛み付き続ける姿を強烈に残した一夜になった。

クラシカルかつゴシックなSEを響かせながら登場したのは妖精帝國。ハードかつヘヴィなサウンドをバックに美声で歌い上げる妖精帝國終身独裁官ゆい(Vo)に、“臣民”と言われるファンを筆頭に場内から歓声と拳があがる。「sukekiyo初興行「異形の間」。このような素晴らしいステージに立てたことをとても嬉しく思う」とゆいが挨拶し、「我々はどこのイベントに出てもアウェイだ。だがしかし、今日は「異形の間」。誰がアウェイだかわからんな。我々の異形の一員として最高のステージを届けようではないか」と語ると、ハードなナンバーから一転、しっとりとしたメローなナンバーとして最新曲として「Elusion」を歌い上げた。ステージを縦横に動きながら時に激しく、時に妖艶に魅せる。アニメ『未来日記』のオープニングテーマ「空想メソロギヰ」を含め全7曲を披露し、次に登場するsukekiyoへと舞台を渡した。

「異形の間」の最後を飾ったのは主催者でもあるsukekiyo。劇場ブザーが始まりを告げ、静けさの中でメンバーが登場。最後に姿を現した京(Vo)が定位置につくと、ステージ中央で円状に集まった5人のサウンドが静寂を破り、「elisabeth addict」のアコースティック・ヴァージョンでsukekiyoのステージが幕を開けた。中央には、唄うことだけでなく音楽を全身で表現する京の姿が在り、一人でいくつものサウンドを創り出す匠(G/Piano)、独特な空気感を纏うUTA(G)、身体の奥深くから湧き出る音を体現するYUCHI(B)、サウンドの軸を担う未架(Dr)が囲む。1stアルバム『IMMORTALIS』に収録された楽曲で構成される中で披露された新曲は、哀愁感の中に突然現れる激しさを持ち合わせる楽曲で、新たなるsukekiyoの音像を感じた人も多いだろう。そして、sukekiyoならではの姿が導き出されたのは「hemimetabolism」から「烏有の空」の流れ。メロディラインの美しさが際立つ楽曲には創り出せない、声すらも“楽器”の如く鳴り響かせながら繰り広げられる表現の世界と、ステージ全体が包まれるような映像と照明による演出は圧巻だった。そして、終盤に差し掛かった「斑人間」を唄いあげた京はおもむろにマイクを置き、ステージを去ると代わって姿を現したのはMERRYのガラ(Vo)。鍔の広いハットを目深にかぶり、全身黒尽くめの衣裳をまとったガラの登場に場内は息を呑み、特別な夜でしか観られないシーンを目撃することが出来ただろう。風物詩ともなったリズムセッションを経て、再びステージに姿を現した京は「in all weathers」を唄い上げ、「おやすみ」と一言を残し、「異形の間」は幕を閉じた。

sukekiyoは、明日より<sukekiyo 二〇一四年公演「雨上がりの優詩」>と題された単独公演をスタートさせる。より深く、より濃厚な空間を堪能したい貴方は、是非この機会に脚を踏み入れてみて欲しい。

◎ライブ写真(10/4 赤坂BLITZ):尾形隆夫


■sukekiyo 二〇一四年公演 「雨上がりの優詩」
10月7日(火) 東京都・日本青年館
10月8日(水) 東京都・日本青年館
10月11日(土) 大阪府・サンケイホールブリーゼ
10月12日(日) 大阪府・サンケイホールブリーゼ
全会場 開場 18:00 / 開演 18:30

【東京公演】
<入場料> 全席指定 当日5,900円
※当日券 17:30より会場当日券売り場にて販売
<お問合せ> 東京公演 NEXTROAD 03-5712-5232(平日14時~18時)

【大阪公演】
<入場料> 全席指定 前売5,400円/当日5,900円
・ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:59642)
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:242-497)
・イープラス  http://eplus.jp
<お問合せ> 大阪公演 サウンドクリエーター 06-6357-4400


■sukekiyo 二〇一四年公演 「雨上がりの優詩」 -ハロウィン殺しの漆黒の儀-
10月16日(木) 東京都・東京キネマ倶楽部

開場 20:00 / 開演 21:00

<入場料> スタンディング 5,400円

◎チケット発売中
▼プレイガイド
・ローソンチケット 0570-084-003
・チケットぴあ 0570-02-9999
・イープラス  http://eplus.jp

※本公演は18歳未満の方はご入場いただけません。予めご了承ください。

■ハロウィン殺しの漆黒の儀にご来場のお客様へのお願い
第一項 黒限定で、お客様にとっての「仮装」でご来場ください。
第二項 演出の都合上、会場内では私語・雑音はお控えいただき、お静かにお願い致します。
第三項 演出上の都合により、上演中の入退場はご遠慮いただきます。万が一、上演中に体調が悪くなった方はお近くの係員にお申し出ください。
第四項 上演中は、映像収録および写真撮影用のカメラが会場内に入り、ご来場のお客様の様子が媒体・商品映像に映りこむ場合がございます。
収録された映像・写真は商品化やプロモーション等に使用される可能性がございます。

<お問合せ> NEXTROAD 03-5712-5232(平日14時~18時)

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[DISC 1 / CD] 初回生産限定盤/通常盤/京公式オンラインストア限定盤 共通
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aftermath
烏有の空
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mama
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[DISC 2 / CD] 初回生産限定盤/京公式オンラインストア限定初回生産限定盤のみ
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scars like velvet Remixed by 室姫 深
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hidden one Remixed by HISASHI (GLAY)
mama Remixed by 橘 尭葉 / 妖精帝國
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1. elisabeth addict
2. aftermath
3. in all weathers

2013.12.30 rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 13/14
SE destrudo
1. elisabeth addict
2. aftermath
3. hemimetabolism
4. nine melted fiction
5. in all weathers

◆ Music Video
「aftermath」 (IMMORTALIS Ver.)
「in all weathers」

【初回生産限定盤 】(2CD) SFCD-0133~34/¥3,800+税
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2014年10月06日 (月)

【ライヴレポート♪】★★★ν[NEU]★★★初ホール・ワンマンをソールドアウト!この日は、ドラマーЯeIのバースデー・ライブ!嬉しいサプライズも続出!

NEWS - 14:00:50

 7月に始まった全国ツアー「5th Anniversary ONEMAN TOUR 2014」も、9月28日(日)のAiiA Theater Tokyoの公演でちょうど折り返し。この日は、ν[NEU]にとって初のホール・コンサート。
チケットはSOLD OUTを記録。さらにこの日は、ドラムЯeIの誕生日当日。自分が受け取るのではなく、ファンたちへ向けた感謝の想いをЯeI自身が返したいことから、バースデー企画として「”ЯeI”直筆メッセージカードをご来場者全員にプレゼント」「”ЯeI”プロデュース AiiA Theater Tokyoステージセット」「”ЯeI”プロデュース ドリンク、カレーを当日限定販売」「AiiA Theater Tokyoロビーにて”ЯeI”写真展を開催」「”ЯeI”がライブ終演後に”愛のお見送り”」と、5大企画も実施。開演前のロビーでは、訪れた人たちが、ЯeIの映した写真の数々に目を配れば、特製カレーに舌鼓を打っていた。

 先の5大企画にも記されていたように、この日のセットリストはЯeI自身が選曲と構成を作りあげていた。ご存じの方もいるかと思うが、ν[NEU]は、リーダーでありベーシストのヒィロとドラマーのЯeIを中心に誕生。紆余曲折を繰り返し、今のメンバーに出逢えたことで動き出したバンドである。折しもこのツアーは、結成5周年を記念しての内容。それもあるのか、何時ものステージ以上に、インディーズ時代や、デビュー間もない時期の楽曲が多くラインナップされていた。

この日は、序盤からインディーズ時代に発売した1stシングルに収録していた『PULSE』が飛び出せば、ν[NEU]の運命を大きく変えたメジャー第一弾シングルの『RED EMOTION~希望~』も演奏。活動初期のν[NEU]はサイバー色を打ち出していたように、デジタル要素の非常に強かったバンド。その姿勢が、活動年数を重ねるごと次第に色を抑え、近年では、生演奏を重視したうえでの色付けという形で打ち込み要素を用いている。それもあるのか、過去の楽曲も、今のν[NEU]のスタイルに寄せる形でアレンジ。装いを進化させた理由もあるが。奏でる曲たちに強い説得力を覚えたのも、演奏陣の表現の力量がグンと増したから。哀切な表情を携えた『RED EMOTION~希望~』に凛々しさを覚えたのも、存在感あふれる演奏が伝わったからこそと言えようか。
誰もが手で○×のポーズを作り、♪YES NO×YES NO♪と唄いながら思いきり跳ね続けてゆく。ν[NEU]のライブでは定番化している一体化ナンバー『YES≒NO』も、この日は分厚い音をブーストさせたデジタルロックナンバーとして響いてきた。それもあってか、観客たちの熱狂ぶりも何時も以上の迫力だった。間奏でギターの華遊が、観客たちと「HAPPY」「BIRTHDAY」「ЯeIぽん」「愛してる」とコール&レスポンスを行う遊び心を見せていたのも、この曲で熱狂描き出した理由の一つ?!
 軽快なシャッフルビートに乗ってはしゃぎ続けた、『Shuffle』。ЯeIと観客たちとの「今日は俺と妄想する?!」「するー!!」のやり取りで幕を開けたポップでチャーミングな『妄想接吻』では、ギターを置いた華遊が、舞台上でハートマークを作り、観客たちを愛しき妄想の世界へと誘い出していた。間奏では、華遊がタクミに投げキッスしてゆく場面も見せれば。極めつけは、舞台中央のお立ち台に乗ったЯeIが、「愛してるぜ」と告白しながら、同じく台に乗ったヒィロにKISSしてゆく場面。もちろん、場内中の人たちがあらぬ妄想を掻き立てながら、二人の接吻の様を、黄色い声を張り上げしっかりと見つめていた。
華遊の挑発的なラップが炸裂。身体を思いきり熱く躍動させてゆく疾走デジタル系ダンスビートナンバーの『ピンクマーブル』。インディーズ時代にリリースしたν[NEU]の初音源曲『New World』と、初期スタイルの特色を色濃くだしたサイバーロック・ナンバーでも、彼らは場内へ熱狂を描き出していた。
本編最後は、ファンたちとの思いの絆を確かめるように、♪君と出逢えたあの日からすべて変わったんだ♪と歌う『everlasting light』を演奏。ファンたちも、メンバーとの想いの絆を確かめるよう、大きく手の花を咲かせ、一緒に歌を口づさみ、心一つに笑顔で溶け合っていた。

「みんなもいろいろ言いたいことも言えず、心に抱えていることもあると思います」。触れた人の気持ちを優しく抱擁してゆくようアンコールで流れだした、『言いたいことも言えずに』。「ズッと夢を追い続けられたのは、この曲に理由があります」。ファンたちと笑顔で一体化した空気を作ってゆく『スプラッシュ!』では、支えてくれた存在があるからこそ、ここまで進んでこれた気持ちを、ラブソングという形に投影。誰もがみつと一緒に歌を口づさみ、両手でハートマークを描きながら、思いきり心で弾け続けていた。
ライブではお馴染み。むしろ、ライブに足を運ばないと聞けない定番ナンバーの『エンドロール』では、会場中の人たちが左右に走り、無邪気に飛び跳ね、この瞬間を忘れられない風景として胸に、身体に、記憶にと刻んでいた。♪もっと一緒にいられるよう解けない魔法で願いを叶えて♪。その魔法が何なのか、この場にいた人たちなら十分に実感していたことだろう。

2回目のアンコールを前に流れた『Happy Birthday』(Stevie Wonder)の音楽。この日誕生日のЯeIへのサプライズ企画として、華遊がケーキを持って舞台へ登場。会場中の人たちでバースディを祝う歌を歌ったところで、ЯeIが蝋燭の火を吹き消す場面も。「ファンへ向けてひと言」の振りを受け、「僕、何かでみんなへの想いをお返ししたいと思い、今回、美味しいご飯でおもてなしをしようと思って料理教室に通い、それで今日カレーを作りました。みんなのおかげで誕生日が好きになりました」と、ЯeIがお礼の言葉を述べていたことも報告しておこう。

最期の最期に、5周年記念シングルとして発売した『ひとりじゃない』を、みつが、ひと言ひと言噛みしめるよう場内中の人たちへ優しく唄いかけ、とても暖かな空気を作りながら、この日のライブの幕は閉じていった。『ひとりじゃない」』を通し、触れた人たち一人一人の心へ響かせた「どんなときも一人じゃない」という想い。その気持ちが嬉しかった。

 最期は、ЯeIが出口に立ち、観客たち一人一人を満面の笑顏で見送っていた。この日会場に足を運んだ人たちにとって、素敵なサプライズ満載なライブになったのは間違いない。
 この熱狂は、12月29日に渋谷公会堂で行われるファイナル公演まで続いてゆく。その熱狂の目撃者として、あなたもぜひ仲間に加わらないか!?

TEXT:長澤智典
PHOTO:Yuri Fujiwara


★セットリスト★

01.desire
02.PULSE
03.LIMIT
-MC-
04.RED EMOTION~希望~
05.Glory Days
06.YES≒NO
07.Shuffle
-MC-
08.cube
09.Key of Life
10.LAB
-MC-
11.妄想接吻
12.ピンクマーブル
13.New World
-MC-
14.everlasting light

-EN1-
15.言いたいことも言えずに
-MC-
16.スプラッシュ!
17.in my secret…
18.エンドロール

-EN2-
-MC-
19.ひとりじゃない


ν[NEU] HP
http://n-e-u.jp/


★5th Anniversary★ONEMAN TOUR 2014 FINAL #30 「エンドロール」
2014.12.29(月)
渋谷公会堂

開場17:15/開演18:00
前売券¥5,000(全指定席)

※入場者全員に「エンドロール」シングルCDを無料配布!

★10/05(日)より一般発売!
・ローソンチケット/TEL:0570-084-003(L:71998)
・チケットぴあ/TEL:0570-02-9999(P:234-823)
・イープラス http://eplus.jp

(問)DISK GARAGE/TEL:050-5533-0888