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2024年01月12日 (金)

【ライヴレポート】<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->2023年12月31日(日)初台DOORS◆優れた音楽性や高度な演奏力、華やかなステージングで何度も観たくなる病みつき感。 9ヵ月に及ぶブランクを全く感じさせることなく、ハイクオリティなライブで2023年を締め括った。

NEWS - 18:00:38

毎年年末に1年を締め括るライブを開催しているDASEINが’23年12月31日に<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->と銘打った公演を、初台DOORSで行った。

 

DASEINの恒例行事として根づいている公演だが、’23年はワンマン・ライブを控えたいというRicky(vo)の意向があったため、DASEINが単独公演を行うのは3月以来。さらに、今回はDASEINの初期にサポート・ベーシストを務めていたジェロニモがゲストで参加することになり、“スペシャル”という言葉が似つかわしいライブとなった。

 

 

 また、今年は30日にBlack DASEIN(DASEINの音楽と黒をこよなく愛し、DASEINの曲だけをコピーしているDASEIN公認のちょい悪コピーバンドという設定?のバンド)のライブも開催。つまり実質的な2デイズ公演だったわけだが、両日ともに会場はオーディエンスで埋まり、多くのリスナーが年末のライブを心待ちにしていたことがうかがえる。<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->は、華やいだ空気に包まれた公演となった。

 

 

 

 

 

 暗転した場内に透明感を湛えたオープニングSEが流れ、JOE(ds)とRickyがステージに登場。客席から大歓声と熱い拍手が起こる中、澄んだギターの音色が響き、ライブはスタイリッシュなミディアム・チューンの「歩」から始まった。シックなロングコートにサングラスといういで立ちで弾力感のある歌声を聴かせるRickyとドラムセットの後ろから強い存在感を発しながら、しなやかなリズムを刻んでいくJOE。大人の色気を感じさせる2人の姿とアーバンなサウンドがひとつになって、ライブが始まると同時に初台DOORSの場内はDASEINの世界へと染まった。

 

 

 

 

 

 

 その後は「今年、最後のライブです。皆さん、最高に盛り上がっていこうぜ!」というRickyの言葉を挟みつつラグジュアリィな雰囲気の「英雄ピエロ」とパワフルな歌中とダンス・ミュージックが香るサビを活かした「修羅」を続けてプレイ。抒情味と力強さを併せ持ったRickyの上質なボーカルと2バスやスピーディなフィルなどを織り交ぜたJOEのテクニカルなドラムのコンビネーションは絶妙で、DASEINのサウンドは心地よさに溢れている。翳りを帯びた幕開けから徐々に熱気を高めていく流れも奏功して、ライブが進むに連れてオーディエンスの気持ちがどんどん高まっていくことが如実に感じられた。

 

 

 

 

 

 3曲聴かせたところで、「こんばんは、DASEINです」とRickyが挨拶。「皆さんこの忙しい年末に、そして大晦日に集まってくれて、ありがとうございます。今日は大晦日なんですね。いいライブをしてさ、みんなで最高の形で1年を締め括りましょう。声出して、動き回って、みんなでちょっと痩せて(笑)、いい年迎えようぜ!」という言葉で客席を沸かせた後、流麗なメロディーやJOEの華やかなドラム・ソロからエモーショナルなギター・ソロへと移行する間奏などが印象的な「夢つれづれ」、キレのよさを湛えた疾走感とロマンチックな味わいを巧みに融合させた「キ・ミ・ダ・ケ」などが届けられた。DASEINの楽曲はキャッチーなメロディーに加えて、1曲の中でのダイナミクスのつけ方も光る。メリハリを効かせたアレンジと幅広い曲調が相まって、エモーショナルかつドラマチックな味わいに仕上がっている彼らのライブは本当に魅力的だ。

 

ライブ中盤では、「皆さん、こんばんは。“ライブ”という言葉は“生きる”という意味でもあるんですよね。ここにいる皆様方は人生の中にDASEINというものを刻み込んでいただいたわけで、共に時間を過ごしてくれているわけで。こんなにあり難いことは、誠にございません。感謝しても、し切れない。なので、僕らはどうやって返したらいいのか。演奏と、喋りと、あと僕のちょっとした細かな暴走範囲でみんなが少しでも元気になってくれれば嬉しいです」というJOEの言葉と共に心に響くスロー・チューンの「走馬灯」を披露。続けて、どこかネイティブな雰囲気が香る導入からテクニカル&パワフルなプレイに移行するJOEのドラム・ソロとサポート・メンバー(ここからジェロニモが参加)とJOEによるインストゥルメンタルの「旅愁」が演奏された。

 

 

 

 

 

楽器陣にスポットをあてた楽曲はもとより、DASEINのライブはプレイ面の観どころが多いことも魅力といえる。幅広いスタイルに対応するフレキシビリティと安定感を備えたSCOTTIEのギターと長野典ニ/ジェロニモのベース。多彩な音色で楽曲を彩る巧のマニュピレーション。そして、秀でた歌唱力や表現力を誇るRickyのボーカルと高度なテクニックと歌心を兼ね備えたJOEのドラム。特に、楽曲の流れに合わせて絶妙な強弱をつけるJOEのアプローチはさすがの一言で、ライブ全編を通して楽曲の世界観を一層深める良質なドラミングで楽しませてくれた。

 

 

 

 

 

「後半、盛り上がっていこうぜ!」というRickyの熱い言葉からライブは後半に入り、キャッチー&アッパーな「アイアイサ」やRickyが“Rickyダンス”を披露した「冷静になれ」、突進力を放つ「金輪際」などが相次いでプレイされた。アーバンな世界観でオーディエンスを深く惹き込む前~中盤を経て華やかにハジケる後半に至る構成も決まって、場内のボルテージはさらに高まる。サポート陣も含めたメンバー全員が織りなすフィジカルなパフォーマンスと爽快感を湛えたサウンドの応酬にオーディエンスは熱さと一体感を伴ったリアクションを見せ、本編のラストを飾った「ケリをつけろ」は熱狂的な盛り上がりとなった。

 

 

 

 

 9ヵ月に及ぶブランクを全く感じさせることなく、ハイクオリティなライブで2023年を締め括ってみせたDASEIN。生々しいバンド・サウンドと洗練されたループやシーケンスなどを融合させて、力強さと澄んだ味わいを併せ持たせた彼らの音楽は唯一無二の魅力に溢れている。そして、優れた音楽性や高度な演奏力、華やかなステージングなどが折り重なったDASEINのライブは何度も観たくなる病みつき感があることを、あらためて感じさせられた。そんな彼らだけに、’24年はより密度の濃い活動を行ってくれることを強く期待したい。

 

 

 

文章:村上孝之

写真:川崎篤彦 / Lestat C&M Project

 

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Shimekukul Black DASEIN 2023
「黒士無双」
~兎にも辰にも黒しか勝たん

2023年12月30日(土)

東京・初台DOORS

 

<SET LIST>

 

01_黒細胞

02_悲しいkissに消えないで

03_アイアイサ

ーMCー

04_歩

05_待宵影

ーMCー

06_激情

07_Dr.Solo

08_葬れ

09_貴方しかいないじゃない

10_泡沫なる夢幻

ーMCー

11_BREAK OFF!!

12_ほどほどにしろよ

13_黒胡椒

ーECー

14_絶望の花

15_唯、黒で在る事が愛しくて

ーMCー

16_我ここに在り

17_NO BLACK NO LIFE!!!!!

 

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麺刃亞>

Drums:上

Vocal:力

Guitar:少

Bass:流 (ヘルプ)

Bass:典 (体験モニター)

 

 


 

Shimekukul DASEIN 2023
「DAI-DAN-EN」
~ようこそドラゴン さよならバニー~

2023年12月31日(日)

東京・初台DOORS

 

<SET LIST>

 

01_歩

02_英雄ピエロ

03_修羅

ーMCー

04_夢つれづれ

05_Yの黙示録

06_キ・ミ・ダ・ケ

ーMCー

07_走馬灯

08_Drum Solo

09_旅愁-インスト-

10_闇

ーMCー

11_アイアイサ

12_冷静になれ

13_金輪際

14_ケリをつけろ

ーECー

15_流離人   

16_五月雨

ーMCー

17_神様も信じない不実で罰当たりな誠実

18_COGITO ERGO SUM

ーMCー

19_我ここに在り

20_君の街に降れるオリオン Ba→ツイン

 

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<MEMBER>

Drums:JOE

Vocal:Ricky

Guitar:朝井’SCOTTIE’泰生


Bass:長野典ニ


Manipulator:山田巧

ーGUESTー


Bass:ジェロニモ

 

 

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DASEIN オフィシャルサイト

http://dasein-official.com

DASEIN twitter

https://twitter.com/dasein_555

JOE BLOG

https://ameblo.jp/joe-doramusuko/

Ricky オフィシャルサイト

http://hyperneosoloist.com/ricky/

Ricky BLOG

https://ameblo.jp/ricky-soloist

Ricky twitter

https://ameblo.jp/Ricky_A_Prmkv

 

 

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<Black DASEIN>

Kuroninal Black DASEIN 単独GIG 2024

「薔恋多隠」

~義理チョコでいつも生きていたいから~

2024年2月25日(日)

東京・目黒LIVE STATION

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開場16:00

開演16:30

…………………………………………

前売券 6,900円(D代別)

※チケット詳細近日発表!

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目黒LIVE STATION

141-0021

東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビルB1F

TEL03-3444-3464

 

 

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<DASEIN>

JOE BIRTHDAY LIVE EVENT

「WELCOME TO THE FACE 2024」

~誕JOE日で気分は上々だジョー︎~

2024年3月16日 (土) 東京・渋谷REX

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開場17:30

開演18:00

…………………………………………

前売券 7,500円(D代別)

当日券 8,500円(D代別)

…………………………………………

■チケット先行受付

【受付期間】

1月20日(土)12:00~2月1日(木)23:59

【入金期間】

2月3日(土)13:00~2月5日(月)21:00

【一般発売日】

2月17日(土)10:00~

■先行、一般購入ページURL

https://eplus.jp/sf/detail/4027690001-P0030001

…………………………………………

渋谷REX

〒150-0043

東京都渋谷区道玄坂1-18-3プレミア道玄坂ビルB1

TEL:03-5728-4911

 

 


 

<Ricky>

ソロデビュー15周年記念ワンマンLIVE 2024

THEANNIVERSARICKY

ー春めぐり ソロもそぞろに 十五年ー

2024年3月31日(日)

東京・渋谷REX

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開場16:0

開演16:30

…………………………………………

モバイル会員 前売券 7,000円(D代別)

一般 前売券 7,500円(D代別)

当日券 8,500円(D代別)

※チケット詳細近日発表!

…………………………………………

渋谷REX

〒150-0043

東京都渋谷区道玄坂1-18-3プレミア道玄坂ビルB1

TEL:03-5728-4911

 


2024年01月12日 (金)

【グラビティ】15th SINGLE『キラキライフ/推幸せに』より、「キラキライフ」のMusic Videoが公開!

NEWS - 13:17:31

グラビティ初の両A面となる15th SINGLE『キラキライフ/推幸せに』より、「キラキライフ」のMVが解禁された!

 

 

https://youtu.be/l8F36oqXRRo

 

 

キャッチーで尚且つ何処か元気づけてくれるような楽曲の雰囲気、何より芯の通った歌詞は必見だ。

まだ聴いていない、観ていないという貴方、是非とも一度ご視聴頂きたい。

 

いよいよ今週末からはこちらの楽曲も引っ提げた<強火お祈りツアー -Pray4->が開幕となる!

生のライブでしか味わえないグラビティの熱量をその肌に全力で感じ取って頂きたい。

 

また、今回の15th SINGLE『キラキライフ/推幸せに』は、いよいよ来月リリースされる。

両A面のもう1曲、「推幸せに」は一体どのようなMVになるのだろうか・・・続報を待て!

 

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<リリース>

 

★15thSINGLE / 初両A面
「キラキライフ / 推幸せに」
2024年2月リリース!

詳細は後日!

 

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<ライヴ>

 

 

 

 

各公演詳細はオフィシャルサイトへ!

http://gravioffi.com/category/live/

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★グラビティ OFFICIAL SITE★
http://gravioffi.com/

★グラビティ OFFICIAL X(ex.Twitter)★
https://twitter.com/official_gravi



2024年01月11日 (木)

★びじゅなび独占企画:座談会<後編>★【XANVALA・Ashmaze.・鐘ト銃声】ネクストエース揃い踏み「三鼎-参-」!東名阪ツアー&トークイベント決定!

NEWS - 20:00:55

★前編はコチラ★

 

 

 

XANVALAAshmaze.、鐘ト銃声の3組による話題のライヴ<三鼎>。

今年はいよいよ東名阪ツアーが実現。似ても似つかないだが、何かが共通している。その根幹に至る思考と隠し切れぬ敬意ある友情故の対談、後半戦をお届け!

 

 

   ◆     ◆     ◆ 

 

 

──ところでこの<三鼎>ですが、池袋EDGE、赤羽ReNY Alphaと続いてきていますが、そもそもの発起人はどなただったんですか?

 

諒:70.さんかな。昨年のXANVALAとの2マンツアー<ASHLA TOUR>で70.さんとご飯行った時に鐘ト銃声も交えてツアーしたいねって話になったんじゃなかったかな。

 

70.:森羅万象ツアーの時にこの3バンドは一緒にやるべきだって話が出てたかも知れない。あとなんかね、ライヴハウスの方からもこの3バンドでやってほしいっていう声が多かったんですよ実は。それまで深い交流もないのに。求められた結果というところもありますよね。有難いです。

 

 

──ネクスト世代オールスターだと思うんですけど実際1回目の池袋EDGEはソールドアウト。これはコロナ以降では初のことでした。この事象ってどうとらえてます?

 

70.:僕はワイヤレスのトラブルとかあったんで悔しいことしか覚えてないです()

 

諒:あ~確かにあったね~。70.さん珍しく怒ってたよね。

 

 

 

 

 

 

70.:久しぶりにマジでなんなん!ってなりました。1番手だったんですけど、3マンの1番手って流れを作る意味ですごく大事なんですよ。だから申し訳ないっていう記憶でいっぱいです。

 

詩結:まぁ単純にこの対バンの意義というか今でこそみんな仲良くなっちゃたけど、最初は友達でもなかったし存在は知ってたけど、バンドカラーも違うしっていう3組が何故かコロナ禍を生き残ったわけで、そのバンドが集まるっていうこと自体に意義がある。それに結果として池袋EDGEが完売したってことはやはり意義も意味もあることだったんだねって思います。これから先にもきっと何かに繋がるんだろうなって思いました。

 

-URU-:僕はすごいなって思いました。当事者なのに何か不思議と俯瞰して見てました。規制解除後初の完売、お客さんとか関係者と同じ感覚だったかも。

 

詩結:小さなことかも知れないけど、意味がありますよね。規制解除とは言っても、そのキャパシティが完全にパンパンになる状態でライヴを観たいか?って言ったらまだそうじゃない気がしてて、お客さん心理だとまだ気持ちがその状態に追いついてないと思うんですよ。当時のあの状況で満員になったってことは他の会場だったらもっと入ったのかも知れないけど、それはちょっと意味合いが違うじゃないですか。

 

 

──券売の話じゃなくて、その膨張したフロアと対峙する心構えとそれでも目撃したいっていう熱量のことですよね。それに完売ってつまりまだ観たかった人がいるっていう証でもあります。

 

狂ヰ散流:確かにそうですね。

 

詩結:1000人のキャパに800人入ること以上に意味がある日だった気がします。

 

諒:そうだね。

 

 

──実際その状況がこの3バンドの強さを知らしめると共に、さらなる規模の拡大にも繋がりました。意図せず絆が芽生えた皆さんですが、今回はいよいよ東名阪ツアーとなるわけですが、各バンドについても印象を語っていただきたいと思います。

 

巽:みんなで囲って悪口でも言ってやりますか()

 

 

──やりますか()。では早速Ashmaze.というバンドについて伺って参りたいと思います。

 

諒:褒めろ!褒めろよ!

 

-URU-:まぁね。何より、ギターの諒さんの人間性が素晴らしい!

 

一同:()

 

-URU-:こんなところで良いですか?()

 

諒:言わせた感しかないわ!

 

-URU-:うちとは真逆と言うか、5人全員の音に対するこだわりがすごくて完成度が違いますよね。

 

70.:うん。曲への愛がすごい!各々弾くフレーズが緻密で整合性があって、ちゃんと話し合って作ってるんだなって思います。

 

諒:いや、そんなに話し合うって感じではないですよ。もうアイツはこうだろうな~みたいなそれぞれの武器をちゃんと理解してるんで、音出しあった時にちゃんとまとまってる……それが凄いところですよね~

 

 

──自画自賛スタイル()

 

70.:あとは諒くんの人間性です()

 

 

──でもAshmaze.の両ギタリストってテクニカルな面がフィーチャーされがちですけど、佇まいの対比が素晴らしいんですよね。僕の場合はそれが12012だったんですけど、ハツラツとして表情豊かな諒さんとAIよりも美しい詩結さんっていう構図は、初めてライヴハウスでバンドを見るのがAshmaze.だったらもう抜け出せなくなるよなって思います。

 

諒:おおそれ絶対記事にして下さいよ。

 

 

──っていうところまで記事にします()XANVALAについていかがでしょうか?

 

諒:年中ツアーしとるなってイメージです。あと、なんか新潟によくいない?

 

巽:そうすか?

 

諒:潤-URU-くんとかと飲んでて“70.さん呼ぶ?ってなってもまた新潟じゃない?ってなってますよ()

 

70.:うちが山口にいた時かな?テレビ通話で飲んだよね。

 

諒:あれだけツアー廻っててあの人達どこで作業してんの?って驚いてます。ただのライヴバンドっていうよりももっとタフなイメージ。

 

詩結:バイタリティが凄いよね。常にバンドで動いてるイメージ。

 

諒:お互い昨年8月にリキッドルームワンマンがあったっていうのもあってやっぱりめちゃめちゃ気にする存在ですね。口には出さなかったけど。

 

70.:でもお互いのリキッドの日にお互いに別のライヴ入ってたんですよね。

 

諒:そうそう!

 

70.:観に来てねえし、観に行けてねえ!っていうそういう関係です()

 

巽:うち長野にいたんだよね。

 

70.:そう。で、うちのリキッドの日はAshmaze.は名古屋にいた()

 

 

──その日は確か鐘ト銃声も大阪でしたよね。BIG CATでしたか。

 

狂ヰ散流:あーそうですそうです。

 

70.:この3バンドファイナル被りがちなんですよ。

 

-URU-XANVALAはアツいの一言に尽きますよね。

 

狂ヰ散流:北海道で遠征被った時にライヴ観たんですけどアツかったですねぇ。

 

70.:散流くんは観に来てくれたんですよ。散流くんは。

 

-URU-:潤-URU-ちゃんも観に行こうとしてたんですけど、宿泊先で目覚めたらもう開演時間でした。すいません。まぁ抽象的ですけど、バンドカラーが違うのにアツさを感じるのって、各々が自分のパートに対して想いが強いっていうことだと思うんですよ。外見は違っても内面は似てる。じゃなきゃとっくにバンド辞めてますよ。

 

巽:うん。

 

70.:結果としてコロナで篩いにかけられたんだなって思いますよ。だからあの時頑張って良かったねって。

 

-URU-:必然っすね。……。あの今の大きく書いておいてもらっていいすか。

 

 

──何色にします?()

 

-URU-:ショッキングピンク太文字でお願いします()

 

70.:やだなあ~

 

 

──さて、そんなところで鐘ト銃声ですが、どんなバンドでしょうか。

 

詩結:謎めいてますね。MVとかも撮ってないし。

 

諒:そうなんですよ。検索しても出てくる情報が少ないから気になる存在で、インストアイベントとかで気になるバンドいますか?って聞かれるたびに鐘ト銃声ですってずっと言ってたんですよ。ライヴ観ると狂っててなんじゃこりゃ~とはなるんですけど、実はドロドロしてないのがミソというか。

 

 

 

 

詩結:いい意味で想像と違うんだよね。フェリーで出会って朝まで飲んでなんか意気投合しちゃったけど、それまでは本当によくわからない謎のバンドでした。ライヴ観たらあれ、なんか面白いぞって惹きこまれました。

 

-URU-:人と同じことはしないよって気持ちがあるので、詩結くんにそう言ってもらえるのは嬉しいというか鐘ト銃声がやっていきたことは間違いじゃないんだなって今、確信しましたね。

 

詩結:コロナ禍を経てなかったら毛色が違い過ぎて自分から近寄ろうとは思うわなかったんじゃないかな。あの時期やっぱり大変だったからこそ、何かを持ってないと生き残れなかったんですよ。で、生き残ったってことは何かを持っているってことだし、いざ出会ってコミュニケーションとってみると得意な表現方法が違うだけで根っこの部分は変わらないんですよ。ポジティヴな先入観で感じていいバンドだと思います。これはXANVALAも含め。

 

70.:うん。鐘ト銃声ってヴィジュアル系なのに仮面を被ってないんですよ。メンバーがそのまんまの自分を出しているというか、曲に乗せてむき出しの感情で表現するからエモーションがある。俺は結構考えて作り込むのが好きなんでやっぱり真逆なんですよ。ライヴ観てるとあ、こいつら何にも考えてねーんだなってわかるから、それが羨ましいです。

 

狂ヰ散流:そうですねえ。うん、何にも考えてないです。お尻も普段から出してますし。

 

巽:鐘銃はねえキショイです()

 

狂ヰ散流:ちょっち!!

 

巽:ふふふ。でもそれがいいじゃないですか。

 

70.:何をやってもいいバンドになってるよね。

 

巽:マジでキショくて()それがズルい。初めてオープニングアクトで出てた時に観てあ、対バンしたくねえ!って思いました。何をしてくるかわからないから戦い方がわからないんですよ。最初は本当に戸惑いました。それが今では化学反応を起こして、こうやって仲間になってますけど、この人(散流)はマジでヤバい人だってめっちゃリスペクトしてますよ。

 

 

──ヴォーカリスト同士ですけど、巽さんと散流さんは2人でお食事に行くこととかは

 

巽:ないですね。

 

 

──今後も?

 

狂ヰ散流:いやぁ、暇とか合えば全然

 

巽:いや、ないと思います()

 

一同:(爆笑)

 

 

 

 

-URU-:巽くん、ご飯行けないの?それとも行きたくないの?

 

巽:あぁ、ちょっと忙しいです()

 

 

──しかし、巽さんみたいにヴィジュアル系が大好きな人からすると鐘ト銃声ってどこか懐かしい、思い当たるフシのある香りがしているからこそ作為的でもあるのかなって思っていざライヴ観るとおやおや、そうでもないぞ?っていう感覚にさせられますよね。

 

70.:何が起こるかわからないバンドですよね。

 

諒:うん、ドキドキさせてくれますよね。それってバンドに必要ですよね。

 

70.:潤-URU-とか怒ってベース投げつけるんじゃないかっていう怖さもあります。

 

-URU-:あぁまぁダメだって言われたらそれまでなんですけど、僕普通に怒ったり顔に出ちゃうんですよね。ベースも過去に投げちゃってるし。楽屋に帰ったりとか。でも、冷静にこれはいけないな…”ってステージに戻っちゃうのが僕の弱さですね()だからこそ、そんな勝手なバンドについてきてくれるお客さんには感謝してますし、それが受け入れられない人には無理だよってそんな4人だと思いますウチは。

 

 

──この3組って、ファンの人も全バンドを好きにはなれるし、けれどもともと自分が信じたバンドを好きな気持ちからは逃げられないなって感じがするんですよね。

 

70.:ちゃんとヴィジュアル系を観れる座組ですね。仲良くなるバンドとか似通っちゃったりしますけど、そうじゃないですからね。

 

詩結:似たバンドが3つ出てきたらもういいよってなっちゃいますからね。

 

-URU-:そういう時、鐘ト銃声が毒になれますから。

 

 

 

   ◆     ◆     ◆ 

 

 

──さて、三鼎は名古屋と大阪にも進出することになるわけですが、これまでとの違いはいかがでしょう?どんなことが起こるんですかねぇ。

 

詩結:3公演廻っていくことで単純に出順も変わるのかなぁとか、今までと違った絡み方もあるのかなぁなんて想像を膨らませて楽しみにしていてほしいです。

 

巽:過去に2回やってきた<三鼎>もついに3ですけど、こうやってコロナ禍を生き抜いてきた3バンドが共演することによってヴィジュアル系の未来に繋がれば良いなと思います。俺は4もやりたいです。

 

諒:ライヴでは負けたくないじゃないですか。だからボコボコにしますよ!XANVALAのファンの人にも鐘ト銃声のファンの人にもAshmaze.を届けて、かっさらいたいと思います。けど、なんだかんだ仲良いんですよ。一緒にいて楽しいし。だからツアーが終わった後に開催されるアフタートークイベントでこの混ぜたら危険な3バンドの化学反応を楽しんで下さい。

 

 

──そのイベントの司会を僭越ながら私がするとさっき聞かされましたよ()

 

諒:俺はそっちも楽しみです。

 

70.:それまでに口も聞かなくなるぐらい大喧嘩してたりしてね()

 

-URU-:俺ね、お客さんのTwitterかなんかで仲良い身内ノリじゃん!みたいなの見たんですけど…“は?と。仲良いのとステージは別なんです。殺します!以上。

 

70.:<三鼎>って王宮への捧げものを入れる器のことなんですね。だからこの3バンドがこれからのヴィジュアル系の歴史に捧げる存在になればいいし

 

諒;ヨッ!

 

巽:いいね~でるね~(拍手)

 

 

──全員、静かにして下さい()

 

諒:これが身内ノリだよ()ふはははは!

 

70.はい。くどいようですけど、コロナ禍を乗り切った3バンドの姿を見て下さい。来て後悔することはないと思います。それと個人的には<三鼎>はいったんここで第一章終了と考えてます。スケジュールが取れない3バンドっていうのもあるんですけど、いつかまたもっと違う形で皆さんがワクワクするものを提示したいなとは描いているので、今回の東名阪は見逃さないでほしいです。

 

 

──では、最後に散流さんお願い致します。

 

狂ヰ散流:今までは東京だけだったのが今回は東名阪という形で出来るのですごく楽しみです。東京では遠かったという方も是非ね、例えば福岡の方だったら大阪なら近いじゃないですか。

 

諒:結構遠いぞ()

 

狂ヰ散流:ああじゃあその周辺の関西とかあぁ、岡山ですか?岡山の人とかも来てください。大阪にね。あと名古屋だと東海周辺ですか?東海。あ、静岡からも来れますね。ん?あれ、違います?

 

一同:(悶絶)

 

 

──ちなみに東京公演はどんな人におすすめしたいですか?

 

狂ヰ散流:え?東京は東京じゃないですか?東京は東京の人におすすめです!へ?なんか違います?あっ、ごめんなさい。なんでもないです!

 

 

 

インタビュー:山内秀一

 

 

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■「三鼎

…………………………………………

329()HOLIDAY NEXT NAGOYA

OPEN 18:00/START 18:30

Ashmaze.

XANVALA

③鐘ト銃声

https://eplus.jp/sf/detail/3982920001-P0030001

…………………………………………

330()心斎橋soma

OPEN 17:00/START 17:30

①鐘ト銃声

Ashmaze.

XANVALA

https://eplus.jp/sf/detail/3982930001-P0030001

…………………………………………

44()渋谷WWW X

OPEN 18:00/START 18:30

XANVALA

②鐘ト銃声

Ashmaze.

https://eplus.jp/sf/detail/3982950001-P0030001

…………………………………………

[チケット]

前売¥5,000- / 当日¥5,500-

…………………………………………

e+プレオーダー

・受付期間

1/8(月祝)12:00 1/15()18:00

・入金期間

1/17()13:00 1/20() 21:00

e+ 一般発売

1/27()10:00

.

 


 

 

 

 

 

 

●「三鼎」トークイベント

…………………………………………

45()快・決いい会議室新宿店ホールB

 

●1部 OPEN 17:00/START 17:30

出演:宗馬、70.、智哉(XANVALA)/諒、Яyu(Ashmaze.)/潤-URU-、詠真(鐘ト銃声)

MC:山内秀一

 

●2 OPEN 19:30/START 20:00

出演:巽、Yuhma(XANVALA)/双真、詩結、S1TK(Ashmaze.)/狂ヰ散流、百合子(鐘ト銃声)

MC:山内秀一

 

1/20()12:00 発売

https://t.livepocket.jp/e/fxtcd

 

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★XANVALA OFFICIAL HP★ https://xanvala.com/

Ashmaze. OFFICIAL HP★ https://www.ashmaze.com/

★鐘ト銃声 OFFICIAL HP★ https://kanetoinfo.tokyo/