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2018年02月06日 (火)

【The Benjamin】ミニアルバム『ブーゲンビリア』を2月7日に発売!ボタニカルなヴィジュアル系バンドって???

NEWS - 13:31:19

  27()に、2ndミニアルバム『ブーゲンビリア』を発売するThe Benjamin。ブーゲンビリアとは、真紅に咲き誇る花。その花言葉は、「情熱」。今年に入りSNS上を賑わせている、貴公子風のヴィジュアル姿にとても似合う表現だ。

 

  世の女性たちの間で「ボタニカル」という言葉が流行っているのと呼応するように、The Benjaminの最新ミニアルバム『ブーゲンビリア』も「これはボタニカルな作品だ」と話題を集めている。きっかけは、海外での噂話から。

 

  枠を作ることなく自由にいろんな音楽の絵を描き続けているThe Benjaminだが、唯一縛りを設けていることがある。それが「すべてB始まりの楽曲で作ること」。

 

 最新ミニアルバムへ収録した『ブーゲンビリア』『ベルガモット』『バーニングブライト』『ボトルキャップ』『Bitter Love,Sweet Memory』『秒速2.0m/s』、すべてが“B”始まりの言葉。さらに、『ブーゲンビリア』と『ベルガモット』は花の名前を指している。そこへ着目した海外のファンたちが、「『ブーゲンビリア』は、ボタニカル(植物性)なアルバムだ」と騒ぎだした。その言葉が逆輸入という形で日本にも届き、何時しかいろんな人たちがミニアルバム『ブーゲンビリア』のことを「ボタニカルなアルバム」と呼ぶようになれば、The Benjaminの存在に対しても、「彼らはボタルカル(草食性な)バンド」だと言い始めている。

 

  確かに、性格や年齢的にはけっして野性味を帯びた人たちではない。でも、『ブーゲンビリア』に投影したのは「情熱的な恋物語」のように、けっこう野獣寄りな視点で想いを描きだしている。メンバーはボタルカル系という言葉に便乗し、「俺らはVISULA系ではなくBOTANICALBISUAL系だ」とも語っていた。ネット調べによると、「観葉植物を飾ったり、花をいけたり。暮らしの中に植物を取りいれた生活をボタニカルライフ」と呼ぶらしい。差し詰めThe Benjaminの場合は、「The Benjaminの音楽を暮らしに取り入れた生活=BOTANICALBISUAL系ライフ」と言えようか。

               

  ミニアルバム『ブーゲンビリア』についてメンバーの語った言葉があるので、作品の内容紹介を兼ね、以下へ掲載しよう。

 

「これまでのThe Benjaminは、「底抜けで明るい日常」を数多く描いてきました。僕らはけっして無責任に「明るい毎日を」とか「楽しい未来を」と歌っているわけではない。僕らだって、みんなと同じよう夜中になれば当たり前のように悩みや迷いを心に抱えることもある。そんな闇を抱いた感情を理解したうえで、それでも夜が明けたら前向きに進もう」という姿勢を、これまでは強調し続けてきました。でも今回は、その前段階となる「深い心の闇」をクローズアップし、全体的に描き出そうと思いました。

 

  ブーゲンビリアの花言葉は、情熱。このアルバムには、マイナー系のトーンを持ちながらも、情熱を抱いた曲たちをアルバム全体を通して敷きつめました。「心に痛みや葛藤を覚えながらも、それでも自分の気持ちに嘘を付けず、強く求愛してゆく人の心情を」、ここには6篇の繋がりを持った物語として描き出しています」(ミネムラ“Miney”アキノリ)

 

 The Benjaminはミニアルバム『ブーゲンビリア』を手に、3月から東名阪を舞台に無料ワンマン公演「The Benjamin ONEMANSHOW TOUR2018春『Boys Burn Bougainvillea』」を開催する。「昨年、初めて東名阪を舞台に無料ワンマン公演を演ったんですけど。そのときをきっかけに、The Benjaminのファンになってくれた人たちがとても多かったんですね。まして今回、新作ミニアルバムを通し、ガラッと世界観を変えた音楽性を提示しているからこそ、「まずは、今のThe Benjaminの世界観を感じてもらいたい」気持ちから、今回も無料ワンマン公演をやろうと決めました」(ツブク“Mashoe”マサトシ)と語るように、この嬉しいチャンスを、ぜひ活かしていただきたい。

 

  その先には、622日にTSUTAYA O-WESTを舞台にした3周年ワンマン公演「The Benjamin 3rd Anniversary ONEMANSHOWToo Bitter, But Sweet』」も控えている。メンバーも、「The Benjaminは昨年6月に、初めてTSUTAYA O-WESTで単独公演を演ったんですけど。あの頃は、TSUTAYA O-WEST公演を成功させようとギラギラと燃えた日々を送れば、その挑戦意欲がすごく情熱的なライブとして花開きました。あの情熱を、今回さらに大きく満開にさせたいなと思い、あえて2年連続で周年公演の場をTSUTAYA O-WESTに決めました。1回目の情熱的なライブの模様は、LIVE DVDTomorrow know Today』へパッケージしているので、ぜひ予習としてご覧になってください」(ウスイ“Tacky”タクマ)。「俺たちのやってきた音楽性は間違ってない。その自信を強く持っているからこそ、伴った結果を示すうえでも、改めてTSUTAYA O-WESTで演りたかった。正直、昨年は「TSUTAYA O-WESTへ挑戦すること」が先にあった。でも今年は、「結果という証を示したい」。もちろん僕らも「売れたい」気持ちがあるのは嘘じゃないこと。でも、今はそれ以上に「認められたい」。それを示す一つの指針が「結果」であるのなら、今回のTSUTAYA O-WESTを通して、僕らはその答えを示したいなと思ってる。だからこそ、僕らの心情も昨年以上に熱くなってるわけなんですよ」(ミネムラ“Miney”アキノリ)と熱く語っているように、その情熱をぜひ体感していただきたい。

 

  「最近は同じバンドマンたちに、作品を作るたび「また良い曲作りましたね」と言われるように、同業者たちへ認められるのは嬉しい自信にも繋がること。むしろ最近は、いい意味で開き直り「僕らいい曲しか作れないんですよ」「僕ら、それしか出来ないんで」って言ってますからね」(ミネムラ“Miney”アキノリ)と公言するように、その自信を、ぜひミニアルバム『ブーゲンビリア』を聴いて感じていただきたい。

 

TEXT:長澤智典

 

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<映像>

『ブーゲンビリア』

https://youtu.be/V0wBO_O1J4k

 

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<CD情報>

 

2018.02.07 RELEASE

2nd MiniAlbum「ブーゲンビリア」

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革新的でキュートなロック、The Benjaminが1年ぶりのリリース決定!

“情熱の世界”をコンセプトに作られるこのミニアルバムは今までとひと味変わってシリアスな歌詞、サウンドが全曲書き下ろしで収録。TYPE-AにはMVと2017.11.7 新宿ReNYで行われたLIVE映像も収録。

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【TYPE-A[CD+DVD]】

品番: BDBX-0049A

価格: ¥3,000 (税別)

 

CD収録曲:

1.ブーゲンビリア 作詞/作曲:Miney

2.ベルガモット 作詞/作曲:Mashoe

3.バーニングブライト 作詞/作曲:Miney

4.ボトルキャップ 作詞/作曲:Mashoe

5.Bitter Love, Sweet Memory 作詞/作曲:Miney

6.秒速2.0m/s 作詞/作曲 : Mashoe

 

DVD収録内容

・MV「ブーゲンビリア」

・LIVE VIDEO

BadeggBox 5th Anniversary Event 2017.11.07 at Shinjuku ReNY

  1. バトンタッチ 2. バスストップ 3. BATTLE FEVER
  2. BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-
  3. ブレザー-feat.Shinichiro Fushimi-

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【TYPE-B[CD]】

品番: BDBX-0049B

価格: ¥2,300 (税別)

 

CD収録曲:

1.ブーゲンビリア 作詞/作曲:Miney

2.ベルガモット 作詞/作曲:Mashoe

3.バーニングブライト 作詞/作曲:Miney

4.ボトルキャップ 作詞/作曲:Mashoe

5.Bitter Love, Sweet Memory 作詞/作曲:Miney

6.秒速2.0m/s 作詞/作曲 : Mashoe

 

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東名阪フリーワンマンツアー決定!

The Benjaminが最新ミニアルバム「ブーゲンビリア」のリリースを記念してワンマンツアー決定!なんと!4会場中3会場(池袋/大阪/名古屋)が入場無料!!会場やCDに置かれたチケット、もしくはメンバーSNSで配布されているWebチケットを持ってくれば入場無料!

ファイナルは6/22 TSUTAYA O-WEST!The Benjaminの魅力に夢中になっちゃって!

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■The Benjamin ONEMANSHOW TOUR2018春『Boys Burn Bougainvillea

 

201834()大阪梅田D’

OPEN 17:00/START 17:30

 

2018324()池袋CYBER

OPEN 18:00/START 18:30

 

2018414()HOLIDAY NEXT NAGOYA

OPEN 18:00/START 18:30

 

【料金】無料 1Drink別途

【チケット配布方法】

詳細:http://thebenjamin.jp/news.php?id=217

 

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2018.6.22 TSUTAYA O-WEST 結成3周年ワンマン決定!

The Benjamin結成3周年、そして最新ミニアルバム「ブーゲンビリア」のリリースを記念してTSUTAYA O-WESTでワンマンライブが決定!

同会場で行われた感動的なライブから1年、確実に進化を果たし、ミニアルバムのコンセプトと共に誰もが幸福に浸れるライブになること間違いなし!

 

■The Benjamin 3rd Anniversary ONEMANSHOWToo Bitter, But Sweet

2018622()TSUTAYA O-WEST

開場/開演:18:30/19:00

料金:adv.,\3,500 door\4,500 *1DRINK別途

詳細:http://thebenjamin.jp/news.php?id=218

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ライブ情報まとめ

 

2018.02.08 (Thu) 中野Space Q

2018.02.11 (Sun) 渋谷DESEO

2018.02.12 (Mon) 渋谷DESEO Mashoeのみ出演

2018.02.22 (Thu) YOKOHAMA O-SITE Mineyのみ出演

2018.02.23 (Fri) YOKOHAMA O-SITE Mineyのみ出演

2018.02.24 (Sat) YOKOHAMA O-SITE Mineyのみ出演

2018.02.25 (Sun) YOKOHAMA O-SITE Mineyのみ出演

2018.03.04 (Sun) 大阪梅田D’ ★無料ワンマン

2018.03.04 (Sun) 大阪ZEAL LINK ★大阪梅田D’ライブ会場内★

2018.03.24 (Sat) 池袋CYBER ★無料ワンマン

2018.03.24 (Sat) 池袋Brand X?★池袋CYBERライブ会場内★

2018.03.25 (Sun) ライカエジソン東京店※スタンプラリー企画対象店舗

2018.03.25 (Sun) 新宿自主盤倶楽部※スタンプラリー企画対象店舗

2018.03.25 (Sun) little HEARTS.新宿店※スタンプラリー企画対象店舗

2018.04.14 (Sat) HOLIDAY NEXT NAGOYA ★無料ワンマン

2018.04.14 (Sat) little HEARTS.名古屋店★HOLIDAY NAGOYA NEXTライブ会場内★

2018.04.14 (Sat) 名古屋fiveStars

2018.04.15 (Sun) 名古屋ZEAL LINK

2018.04.28 (Sat) little HEARTS.仙台店※怪人二十面奏との合同イベント

2018.05.02 (Wed) little HEARTS.大阪店

2018.05.04 (Fri) 福岡SKULLROSE怪人二十面奏との合同イベント

2018.05.06 (Sun) 渋谷ZEAL LINK

2018.05.13 (Sun) KANSAI ROCK SUMMIT’18【全7会場】

2018.06.22 (Fri) TSUTAYA O-WEST 3周年ワンマン

 

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2018年02月06日 (火)

【トークイベントレポート!】<『ROCK AND READ 075』発売記念>七星(R指定)「ヴィジュアル系の一番いい所って、音楽のジャンルじゃない所なんですよ」

NEWS - 12:00:14

七星(R指定)、吉田編集長          ROCK AND READ 075 発売中!

 

 

「ROCK AND READ 075」発売記念として七星(R指定)をゲストに迎えたトーク・イベントが、1月27日新宿自主盤倶楽部にて行われた。

司会進行はROCK AND READ吉田編集長が担当。

 

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──ROCK AND READをやってます吉田です、ではR指定の七星さんお願いします。拍手でお迎えください。(場内拍手)。まずは一言もらえますか。

 

七星:こんなに集まってもらってありがとうございます、よろしくお願いします。

 

──去年のクリスマスに発売した『ROCK AND READ 075』に出ていただいた七星さんのトーク・イベントなんですが、このインタビューをしたのは11月の終わり頃だったんですね。で、終ったあと七星さんに“ちょっと飲みませんか”って誘われて飲みに行ったんですけど、滅茶苦茶絡まれたんですよ。スゴく熱く、“俺が思うROCK AND READはこうだ!”というのを言ってて、“俺のこと大好きなんですよね? 本当に大好きなんですか?”ってスゴく絡まれたんです(笑)。覚えてます?

 

七星:その節はすいませんでした。

 

──覚えてます?

 

七星:覚えて…覚えてます。記憶は失くさない──あ、半分くらいですかね。

 

──9時頃から飲み始めて、店を出たのは深夜3時とかでしたよ。

 

七星:え!マジっすか?

 

──詳細は覚えてない?

 

七星:半分くらい(笑)。

 

──R指定には初期の段階からROCK AND READに出てくれ出てくれ──って何度もお願いしてたんですけど、ずっと断られてて、それはなぜだったのか?それもそこで教えてもらったんですけど、今日来てくださったみなさんにもぜひそれを。

 

七星:俺、なんて言いました?

 

──“まだ俺は早い”みたいなことを言ってて、話すことがもうちょっとできてから──って。

 

七星:そう、そうだと思います。

 

──それが今回、ついに出てくれて嬉しいんですけど、出てくれた理由──それは俺の出演依頼があまりにうざったかったから(笑)?

 

七星:いや、そこまで言うなら出ましょう!って。そんなに言ってもらえるんだったら、(場内に)嬉しいやね。

 

──七星さんはあまり個人で喋る感じじゃないですよね。

 

七星:俺、今スゴい緊張してますもん。

 

──こういう個人イベントも初めて?

 

七星:初めてです。

 

──さっきのお酒の話なんですけど、けっこう飲む方ですか?

 

七星:けっこう飲む方だと思います。

 

──ですよね(笑)。だって、この日も5~6時間飲んでたわけですから。

 

七星:ずっと飲みっぱなしですか?

 

──はい。それで“俺はヴィジュアル系をこうしたい、R指定をこうしたい、ついてきてくれますか?”ってずっと熱く語ってて。

 

七星:あ、いや、もう、その気持ちは今も持ってます。

 

──普段はどれくらい飲みます?

 

七星:頑張れば焼酎一升くらいは、一晩で。

 

──それちょっとヤバくないですか。

 

七星:いや、それくらいは、吉田さんは飲めるんっすよね?

 

──いや、一升は…一回じゃ飲めないですよ。

 

七星:あ、あれだ吉田さんジントニック飲んでたんだ。

 

──俺ジントニック飲んでて、なんだかんだで5杯くらいは。実はその日締め切りの仕事があったんで、本当は会社に戻らなきゃいけなかったんだけど、俺が飲み終わると勝手におかわりを注文してるんですよ。

 

七星:なるほどなるほど。

 

──で、帰れないっていう状況が続いて、そのまま3時になってしまったと。

 

七星:いやもう、付き合ってもらってありがとうございます。ホントすいませんでした。

 

──いやいやいや(笑)、毎日飲むんですか?

 

七星:毎日飲みます、風邪ひいた日以外は。でも風邪は酒で治るって持論もあって。でもインフルエンザには勝てないと思います、アルコール消毒は無理だと。

 

──好きなお酒の種類ってなんですか?

 

七星:今は焼酎ばっかり飲んでますね。銘柄は長崎の焼酎で「壱岐スーパーゴールド」っていうのがあって。それと「いいちこ」。長崎は麦焼酎で。「壱岐スーパーゴールド」は一升飲めます、きっと。

 

──一回で(笑)。

 

七星:最近、ちょっと弱くなってきたんですよね。昔だったら飲んでもあんなに鬼絡みすることはなかったんですけど、だんだん(酒に)持っていかれるようになって。

 

──俺の経験からすると、それを超えるとちょっと安定期に入って、そのうち自分で“これ以上飲んだらヤバイ”ってのが分かってくるんですよ。

 

七星:セーブできるようになってくる、大人の階段を登る感じですね。

 

──だって、吐きたくないじゃないすか大人になると(笑)。吐きます?

 

七星:帰り道ふらふらになりながら。

 

 

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親よりメンバーの方が人生的に長い時間過ごしてる

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──メンバーとも飲みます?

 

七星:ないって言ってるんですけど意外とあるんです。“飲みに行こうぜ~”っていうのは絶対ないけど、結局行ってる店なんてだいたい一緒だから会ったら一緒に飲みます。

 

──そうやって男同士で飲むっていうのは、相当仲がいいからだと思うんですよ。

 

七星:付き合いが長いんで。親よりメンバーの方が人生的に長い時間過ごしてるんです。だから一緒にいても苦痛じゃないっていうか、たまたま居間で親と会ったら一緒に飯を食う…みたいな。

 

──家族も仲がいい?

 

七星:家族って別に会話をしないでも同じ空間で飯を食えるじゃないですか、そんな感覚もあり、喋んなきゃいけない…っていう(かしこまった)空気にはならないんで。

 

──メンバーとバッタリ出会っても目を合わせずにソッコーで帰ったりするタイプではないんですね。

 

七星:それはないですね。

 

──メンバーによって違いますけど、もう9年も一緒にやってるじゃないですか。普通はだんだん飲みに行かなくなるはずなんで、そう考えると、やっぱり仲いいですよね。

 

七星:そうですね、悪くはないです。

 

──地方へ行ったら何をしてるんですか?

 

七星:それこそ<八十八箇所巡礼>のときなんか、飲みに行くにしてももうメンバーしかいないわけですよ。根本的には移動がタイトなスケジュールだったんで、着いたらホテルで一杯だけ飲んで寝るって感じだったんです。移動日で早く着いたときとかはもうどうしようもないから、“じゃ、行く?”って。さすがに生まれましたねその感じは。

 

──いい話じゃないですか、八十八箇所も廻ってれば当然長く一緒にいるから、仲悪くなるバンドって本当に多いみたいなんですよ。

 

七星:八十八箇所、(スケジュールがハードで)けっこう心は折れそうでした。だからこそメンバーと話すことも多くなったし、そのまま飲みに行ってそこでもああでもないこうでもないって話して。

 

──みんなと飲むときも熱い男になるんですか?

 

七星:なりますね。全員がじゃなくて、誰かがなったら誰かが退く。

 

──ライヴのときのフォーメーションみたいじゃないですか。

 

七星:そうですね、そうかもしれない。

 

──ちなみに酔っぱらったら誰が一番ヤバイですか?

 

七星:一番ヤバイのは赤い人っすね。(場内爆笑)

 

──赤い人はどうなります?

 

七星:パーンってなります。

 

──暴れる人はいないんですか?

 

七星:そんなに暴れないです、道で相撲取りだしたりはしますけど。

 

──それ、服着てますよね(笑)。

 

七星:服脱ぐときもあります。なぜか裸で夜の街を追いかけっこして走り回ったり…。

 

──いいじゃないですか、昔のバンドの打ち上げを思い出します。全員飲むんでしたっけ?

 

七星:今は全員飲みますね。昔は宏崇は飲めなかったんですけど、飲む機会が増えたからかな。

 

──じゃ地方に行ったら5人全員で飲むこともあるんですか?

 

七星:いやぁ滅多にないですけど、たまに奇跡が起きるときがありますね。普段はないです。最初の2年くらいはあったかもしれないけど。

 

──メンバーと飲んだときはどんな話をするんですか?

 

七星:真面目な話をするときもありますし……、でも何の意味もない話しかしないと思います。

 

──飲んだときの自分の失敗談ってあります?言える範囲で(笑)

 

七星:もうまさに最近では吉田さんと飲んだとき(笑)。

 

──いや、迷惑だって思ってないですよ、帰れなくなっただけで(笑)。

 

七星:いやぁ俺だったら迷惑だと思うなぁ……。

 

──でも翌日LINEで、“ごめんなさい”ってソッコーで来たんで、いい人だなぁって思ったんですけど。

 

七星:いや、いい人は鬼絡みしないですから、すみませんでした。

 

 

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ヴィジュアル系とアイドル

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──お酒の話はこれくらいにして──だけど、あのとき“俺はヴィジュアル系をこうしたい”って、本には書けないような話も含め、凄く熱く夢や野望を語っていたんですよ。俺、七星さんを見てて、この人は<パンク・スピリットを持った人だ>とずっと思ってて。見た目とかコロコロ変わるんだけど芯が一本あって、破天荒なイメージで。それは合ってます?

 

七星:概ね合ってます。

 

──そんな七星さんは今、ヴィジュアル系を選んでやってる──その魅力って何だと考えてます?

 

七星:ヴィジュアル系の一番いい所って音楽のジャンルじゃない所。R指定が好きな人はそのことを一番理解してると思うけど、やってる楽曲って何でもアリだし、一曲の中でも変わっていくし。縛られないって凄くいいことだなと。そのときしたいと思ったことができる──というのは、決められた世界から抜け出せない普通のバンドじゃできないし。それがヴィジュアル系一番のいい所だと思ってます。

 

──そうですね、言っちゃうと化粧しなくてもヴィジュアル系ってできますから。

 

七星:そう、そうですね、それもヴィジュアル系のやり方ですね。

 

──オール・ジャンル、なんでもできる。で、俺、今ROCK AND READと並行してIDOL AND READという本もやってるんですが、R指定がアイドルとよく対バンするっていうのは何がきっかけだったんですか?

 

七星:元々は<メンヘラの集い>(R指定主催イベント)ありきで、ヴィジュアル系のメンヘラもいいんですけど、そことやってるばっかりじゃつまんないので、たまたまアイドルという人たちもいるぞ──と、多分そういうことだったと思います。

 

──ヴィジュアル系と同じようにアイドルも音楽ジャンルじゃないので、パンクもあればメタルも、オルタナティヴも、病んでるのもあるし。ヴィジュアル系とアイドルがもっと融合すればいいのになって思うんですよ。

 

七星:融合できるものならしたら面白いと思いますけど。多分それしか好きじゃない人たちの円があるとして、どっちも好きだって重なる円の部分の人を増やしていけば、アイドルもヴィジュアルもお互い得ですよね。

 

──そう、この前飲んだときもそういうことをずっと話してたんですよ。それとビジネス的なこともこう考えていて──みたいな話もしてて、さすが自分たちだけでやってるだけあって凄いなぁと思ったんです。

 

七星:聴いてくれる人を増やさないとやっていけないですから、頑張りたいですよね。

 

──この間アストロホールでゆるめるモ!とツーマンやってみてどうでした?

 

七星:ヲタクの人って基本スゴく暖かいって思ってるけど。

 

──アイドルヲタの方々はサイリウムとか振ってノってくれるんですよね。

 

七星:バンギャルちゃんのことも受け入れてくれてるなぁって感じました。

 

──(場内に)ここで俺が言うのもなんですが、是非R指定を窓口に、みなさんもアイドルの方にも足を踏み入れてほしいです。ゆるめるモ!とかぜん君(ぜんぶ君のせいだ。)とかホントいいグループなので。七星さんは今、気になってるアイドルいます?

 

七星:今は…変わってないっす。あ、たしかにぜん君カッコいいと思いました。

 

 

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武道館の夢はあきらめない

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──そんなR指定も9周年。そのイベント「-苦執念計画-此の子の九つのお祝いに」が、今二つ終って、これから七つあって、そのうち発表されているのがアジアとゼップ。アジアはどんな感じになりそうですか?

 

 

R-Shitei Asia Tour Nine Dragons World

4月20日 THE WALL公館

4月22日 BANDAI NAMCO SHANGHAI BASE

 

 

七星:どんな感じになるんですかね、それこそROCK AND READの流れに近いというか、オファーはあっても海外にまったく興味がなかったんで行くことはないかな…と思ってたんですけど、今回9周年ということもあり、いろいろ未体験なこともやっていくんだろうなぁ──と。

 

──9年経っても、まだ初体験なことができるのっていいですよね。

 

七星:尻窄みになるのが普通なのに、まだまだやることいっぱいあるなぁって。

 

──個人的にも海外は初めて?

 

七星:友人の結婚式が海外だったので、去年初めてパスポートを取って行きました。今、“うわ、俺パスポート持ってる!”って感じで、ちょっと嬉しかった。ちょうどそういう時期なんだろうな…って、今回のアジアも。

 

──ゼップ2デイズについてはいかがです?

 

 

Zepp Tokyo

5月5日マモ生誕祭 命日~五月人形と鯉幟~

5月6日マモ生誕後夜祭 命日~五月雨に恋昇り~

 

 

七星:マモの誕生日が近いから…って感じだったんですけど、メンバーの生誕ライヴっていうのを一回もしたことがなくて、初体験のライヴですね。

 

──生誕を今回やるのは、それも9周年だから?

 

七星:それが大きな理由だと思います。

 

──そこまで9周年をやったら10周年はどうするんですか?

 

七星:10周年は逆に何もしないんじゃないですか(笑)。基本的に◎◎記念~とかあまりないんで。そんな感じでいいんじゃないかなって俺は思ってますけど。

 

──とはいっても9周年で、残り五つが発表されてないんですけど。ここで、言える範囲で…ま、できればそれを若干超えるくらいで…言っちゃうと。

 

七星:いや──ないです。俺は知らないです。マモの脳内にはあるかもしれないです。自分らのホームページのデザインの作業段階で初めて知ります、“何、これ?”って。

 

──新曲の「毒廻る」の規制版MVもめちゃめちゃヤバいじゃないですか。本誌のインタビューでも言ってましたけど<武道館の夢はあきらめない>って言ってるバンドは普通アレやらないですよ(笑)。武道館ってコンプライアンスがめちゃめちゃ厳しいんで。

 

七星:現状、また断られるだけですからね。さすがに「毒廻る」出すとダメっすよね。でもあれがやりたいことであり、やるべきことだと思ってるんで。それを曲げてまで出ないといけないわけじゃないですもんね。

 

──そうですよ。日和って路線を変えたりバンド名を変えたりして出ても。

 

七星:それは根本的に意味がないです。

 

──武道館ってオリンピックに向けて来年9月から大規模改修に入って、しばらく使えなくなるし、改修後も最初のうちは出たい人の取り合いになるだろうから、たぶんあと5年くらいなかなか取れない状況になると思うんです。それでも武道館をやりたいって宣言したっていうことは、深読みすると、R指定は5年後にも有り続けるって意思があるんだなと。その辺どうですか?

 

七星:頑張らせてもらえるなら、頑張りたいですね。

 

──今まで“解散”の“か”の字が出たりすることもあったんですか?

 

七星:いや、今のところ全くないですね。

 

──ま、バックヤード的な所を見てても、実際、仲いいですしね。

 

七星:そうですか?いや、いいつもりは全くないんですけどね。仲いいの?ってよく聞かれますけど、悪くはないけどよくもない──って応え方をしてます。

 

──あ、長くやってるバンドってけっこう同じこと言いますよ。

 

七星:なるほど。でも、仲悪くないだけマシかなと思います。面倒くさいですもん、仲悪かったら。楽屋も別にしてくれ──とかなんとか。

 

──えーと、ではそろそろ時間なので、場内から貰った質問に答えますか。気になったところで、実は同じような質問が2通あって、<家を出て暮らさなければならなくなったので、どうしたらいい物件がさがせるでしょうか?アドバイスをお願いします>というんですけど。

 

七星:俺、住居についてメンバー1興味がないんですよ。住めればなんでもいいっていう。でも、夏に虫が入ってくるのはイヤなんで、4階以上がいいかなと。蚊がスゴいイヤなんですよ、恐怖を味わいながら生活する感じなので。

 

──(笑)全然アドバイスになってないですね。じゃ、あと何か告知的なことはあります?

 

七星:もうみんな発表されてることばかりなので──ライヴにも来てください。大事な時間をこの2人のトークに使ってもらってありがとうございます。めったにない、もしかしたらもう二度とないかもしれないので、一緒に時間を過ごせてうれしいです。ありがとうございました。(場内大拍手)

 

──ありがとうございました。

 

 

このあと、握手&サイン会が行われた。

 

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ROCK AND READ 075

A5判/240ページ/1,200円+税/発売中

http://amzn.asia/1xpd0Jr

 

ROCK AND READ75号の表紙巻頭は、結成20周年となる2017年をまさに怒涛の1年にしたMUCCのボーカリスト逹瑯の2万字ロングインタビューを掲載!

[登場アーティスト]は逹瑯(MUCC)/将(A9) RUKA(LSN) /長谷川 (Plastic Tree) /ギル(Angelo) /晁直(lynch.) /七星(R指定) /奈緒(アルルカン) Sacchan(DEZERT) ASAGI(D)

 





2018年02月05日 (月)

【CLACK inc.】満員御礼!大阪にて開催された二日連続主催大成功!7月に”異例の3会場同時生誕フェス”開催を発表!2018年2月7日(水)1st Mini Album『犯行予告』RELEASE!

NEWS - 21:17:53

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2018年02月03日(土)、04(日)の二日連続で大阪のキャパ450の新設ライブハウス『十三GABU』にてCLACK inc. 1st Mini Album『犯行予告』リリースライブが開催された。

初の二日連続主催ということで不安も大きい中、会場には溢れかえらんばかりの大勢の”工作員(CLACK inc.のファン)”が押しかけ、ライブは大熱狂に。
二日目FINALのラストで発表されたのは、Vo.武翔の生誕ライブの開催。

 

これだけ聞くとよくありがちな展開に思えるが、CLACK inc.は一味違った。

なんと生誕記念として、心斎橋SOMA、心斎橋JUZA、心斎橋FANJの3会場を貸し切り、3会場とも出入り自由のフェス形式イベント開催を発表。

 

CLACK inc.は各会場に1回ずつ出演し、どの会場にいても一度はCLACK inc.のライブを楽しめる作りとなっている。

CLACK inc.は明後日、2018年02月07日(水)には1st Mini Album『犯行予告』のリリースも決定している。ヴィジュアルフリークを語る皆様には、是非これからチェックしておきたいダークホースバンドだ。

 

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2018年02月07日(水)1st Mini Album『犯行予告』RELEASE!!

価格:¥2,000(tax-out)
型番:CLIC-001

【CD収録曲】
01.欲執
02.ガ
03.I’m ruler
04.BAKEMONO
05.HATE
06.Last[E]
07.Domination[SE]
08.レミング

 

 

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2018年07月15日(日)心斎橋SOMA、心斎橋JUZA、心斎橋FANJ(3会場出入り自由)
CLACK inc. OSAKA CRACKING “たけフェス”

詳細後日解禁!!

 

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★CLACK inc.★

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