2023年04月21日 (金)
【びじゅなび主催:4/30池袋EDGE★出演者インタビュー(5)】<ビバラッシュ:Vo.るいまる>「僕たちの顔も名前も覚えなくていいです。その時間を風のように楽しく駆け抜けたい。」◆4月27日(木)阿倍野ROCKTOWNにて新体制1st ONEMAN開催!
LIVE - 20:00:104月30日に池袋EDGEにて開催する<VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”>。
今回は、その出演者それぞれに行ったインタビューを順次お届けしていく。
第五回は、4月27日(木)阿倍野ROCKTOWNにて新体制1st ONEMAN開催するビバラッシュのフロントマン・Vo.るいまるへインタビュー。
底抜けに明るいキャラクターとそのパフォーマンスで、見る者を笑顔にするビバラッシュ。
その真ん中でひときわ元気に弾けているのがボーカルのるいまるだ。
その笑顔の中には“一緒に落ち込むよりも隣に立って背中に手を添えてあげたい”と表現する彼の優しさも溢れている。
「僕たちの顔も名前も覚えなくていいです。その時間を風のように楽しく駆け抜けたい。」
この言葉の中に、ビバラッシュの根幹が詰まっているのかもしれない。
元気が出ない人は是非、池袋EDGEで彼らからたくさんのパワーを貰って帰って欲しい。
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──るいまるさんよろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願いいたします。
るいまる:ビバラッシュのヴォーカルるいまるです。山口県出身です。
──ご出身が山口なんですね。山口での遠征ライヴがあるのはそういうことなんですね。
るいまる:そうなんですよ。ただ、ビバラッシュは山口県出身のメンバーが他にもいまして。
──なるほど。他のメンバーさんについても教えてください。
るいまる:はい!ギターの幸村は忘れ物が多くいです。アホでかわいいですね。そしてベースの冬也、メンバー最年少なんですけど一番しっかりしてます。頼りになります。最後ドラムのパーミーは遠くから見るとかっこいい、近くで見るとちょっと…って感じです(笑)
──そのまま使います(笑)そんな仲良さそうなビバラッシュですが、結成からはもう7年とかになりますかね?
るいまる:そうですね…。今年7年になりますね。元々は冬也以外のメンバーは10年以上一緒に福岡でバンドをやっていたんです。そのバンドが解散して、大阪に出てきたんですね。そこで結成したのが今のビバラッシュです。
──東京ではなく大阪を選んだのは理由がありますか?
るいまる:色んな事務所さんから誘っていただいたっていうのもあるんですけど。それと同時に大阪がヴィジュアル系が盛んだったっていうのがありますね。
──東京と大阪ではシーンの色合いも違いますもんね。
るいまる:パノラマ虚構ゼノンとかが活躍していてかっこよかったですね。
──るいまるさんがそもそもヴィジュアル系に足を踏み入れたのはさらにもっと前ということですよね。
るいまる:はい。もともとはGACKTさんやJanne Da Arcさんからですね。ただ、ヴィジュアル系っていう認識はなかったんですよ。
──ちなみにGACKTさんはどのあたりですか?
るいまる:「野に咲く花のように」の頃でしたね。
──2007年頃ですね。
るいまる:そうです。もう世間的にはブレイクされた後でした。だからお笑い芸人さんがGACKTさんのモノマネをしているのとかもハマるきっかけになってますね。あとはL’Arc~en~CielとかGLAYを聴いてました。かっこいいものとして聴いていたので当時はそれが何系とか考えもしなかったですね。
──まだ入り口だったんですね。
るいまる:はい。今挙げたバンドきっかけでそこからヴィジュアル系っていうジャンルを知って意識して聴き始めたんですよ。それこそthe GazettE、シド、雅-miyavi-、アリス九號.、アンティック–珈琲店–とか。それで自分もネオ・ヴィジュアル系っていうものにのめり込んでいき…めっちゃ好きになったのがSCREW!あとMEJIBRAY。
──なるほど。ただそのバンド達とビバラッシュのスタイルは違いますよね?
るいまる:違います。自分も最初は好きなものにインスパイアされたことをやってたんですよ。でも、やっているうちに自分のやりたいこととやるべきことって違うんだなっていうことに気が付いて。SCREWの鋲さんやMEJIBRAYの綴さんにはなれなかったんですよ。そこで自分の性格とかを考えた時にキラキラしたものだったり、MCをしたりとかポップで明るいものになっていきました。あとはディズニーランドが好きだったので、そういうバンドにしたかったです。
──しかし、悟ったあともあくまでヴィジュアル系というフィールドで体現しようと。
るいまる:いや、これも経緯があるんですけど。もともとはディズニーランドで踊る人とかスキーの先生になりたかったんです。でも、その夢を叶えるにはもうすでにダンスを会得してないとダメだよって誰かに言われてブラ~ンと急に夢が立ち消えちゃったんですよ、自分の中で。で。どうしよう…と思っていた時に先輩に地元(山口県)のバンドを観に行こうよって誘われてライヴハウスに行ったら、そこでダークかつメルヘンチックな世界観のバンドが出てて“あ、ディズニーランドみたい!”って自分の中で思ったんです。それで、これなら自分も今から出来るかな…と。
──るいまる少年には稲妻が走ったと。
るいまる:生まれて初めて赤い髪の人見ましたもん。…で、その時見た赤髪のヴォーカルの人が今のぶえのヴォーカルです。
──えーーーーーーーー!!!!
るいまる:伐さんです。
──そんなことあるんですね…
るいまる:僕、伐さんのゴリゴリの後輩です(笑)それで今回びじゅなびのライヴでぶえとご一緒させていただけるじゃないですか。だからすごい楽しみなんですよ。地元の先輩後輩の共演です。
──そういう出会いと巡り合わせがあって。ヴィジュアル系とかディズニー…ではなく、るいまる少年が描いていた夢が今も続いているんですね。
るいまる:ほんとそうなんですよ。
──ここで話が戻るんですけど、ヴィジュアル系ってダークな世界観も多いなかで、先ほどもおっしゃっていたようにるいまるさんは明るくポジティブなメッセージを放っているわけですよね。
るいまる:ビバラッシュで表現したい世界観は「アゲみ」。やっぱり人って悲しいこととかツライことあるじゃないですか?そんな時に一緒に落ち込んであげることは自分は得意じゃなくて。そんな時、隣に立って背中に手を添えてあげることしかできない。じゃあせめて人間の持ってる喜怒哀楽の中から“楽しい”気持ちにさせてあげたい。その人の中にある“楽しい”っていう感情を一緒に見つけ出してあげたいんです、押しつけじゃなく。ビバラッシュのコンセプトである「アゲみ集団」っていうのはそういう意味です。
──今回のびじゅなびのイベントは出演バンドの色合いが全然違うということもあり、お客さんの趣味趣向も異なると思います。ビバラッシュとしてはどんなステージを魅せてくれますか?
るいまる:んー…個人的な意見なのでこういうこと言ったらバンドとしては本当は怒られちゃうと思うんですけど………僕たちの顔も名前も覚えなくていいです。その時間を風のように楽しく駆け抜けたい。ワンマンみたいな持ち時間があるわけじゃないからこそ、楽しさを振りまいて、終わった後にお客さんが“あのバンドなんやったんやろねぇ”って楽しい気持ちになって下さったら、それだけいいんですよ。
──あくまでスタイルを貫くと。ちなみに共演する皆さんとは結構交流ありますか?
るいまる:そうですね割と。ぶえはもちろん、ヤミテラも最近よく一緒になるのでヴォーカルのRiNAさんとはお話させていただいているんですけれども…個人的にAURORIZEは気になる存在です。
──ほう!
るいまる:こんなことを言ったらおしまいですけど、お前はその能力を持ちながらなんでバンドをやってるんだと(笑)
──アハハハハ(爆笑)
るいまる:そうじゃないですか!だってねえ…あの能力ですよ!あれだけやってればバンド以外でも本人の能力を発揮できる場所なんかいくらでもありますよね(笑)
──これは当日のやり取りも楽しみなところです(笑)…さて、ビバラッシュはワンマンが4月27日に阿倍野ROCKTOWNで開催します。新体制ですがいかかがでしょうか。
※インタビューは旧体制ラストワンマン前に実施
るいまる:………何かが変わるのかなぁ。…どうなんでしょう。…あ!ひとつ言えるのは新曲がめちゃいいです!これは是非楽しみにしていてほしいです。
──新体制ワンマンを経ての4月30日池袋EDGEも楽しみです。
るいまる:びじゅなびっていう大手がヴィジュアル系のイベントを開催することに意味があると思うし、そこに呼んでいただいたので、現代のヴィジュアル系代表として盛り上げていきます。僕らは対バンが得意なバンドなのでどんなタイプのバンギャルちゃんも安心しておいでね!って気持ちです。
──楽しいライヴ期待しています。
るいまる:全員「アゲみ」で帰します!
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■新体制 1st ONEMAN「Let’s go ビバラッシュ!!」
2023年04月27日(木)阿倍野ROCKTOWN
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OPEN 17:00 / START 17:30
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[チケット](※別途D代必要)
前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 / 学割 ¥1,000 / 無料招待枠あり
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[入場順・チケット詳細]
A.e+プレオーダー→ B.e+一般 → C.当日券 →D.学割 → E.無料招待
(※前売チケットが完売した場合、学割・無料招待の枠はご用意できません。予めご了承ください。)
一般発売:2023年04月15日(土)10:00~
https://eplus.jp/sf/search?block=true&keyword=%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
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★びじゅなび主催はこちら!★
■VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”
4月30日(日)池袋EDGE
http://xxxrecords.jp/edge/
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OPEN 16:00 / START 16:30
【チケット料金】
前売り4,800円(税込)/オールスタンディング
※入場時ドリンク代別途必要
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【出演】(A〜&五十音順・敬称略)
AURORIZE
HOWL
KAKUMAY
ビバラッシュ
ぶえ
ヤミテラ
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★チケット:
【一般発売】
2023/3/11(土)10:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/3813200001-P0030001
問:池袋EDGE 03-6907-1811
2023年04月21日 (金)
【びじゅなび主催:4/30池袋EDGE★出演者インタビュー(6)】<ぶえ:全員>「一般層に歩み寄らずにこのヴィジュアル系っていうジャンルが“特別なもの”っていうことを守りたい。こんなかっこいい音楽あるんだからお前らがV系に来い、そう思ってます。(Vo.伐)」◆7月9日(日)池袋BlackHoleにて一周年単独公演開催!
LIVE - 20:00:034月30日に池袋EDGEにて開催する<VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”>。
今回は、その出演者それぞれに行ったインタビューを順次お届けしていく。
第六回となるラストは、7月9日(日)池袋BlackHoleにて一周年単独公演を開催するぶえのメンバー全員参加でインタビューを敢行。
「売れないバンドをしよう」というワードのもとに集まった4人。
実はそこには強烈に確実な真理が隠されている。
「かっこよけりゃ結果はついてくる。結果をついてこさせるためにバンドやってない」
こう言い放つVo.伐のカリスマ性は、まさに今、シーンが欲している存在なのではないだろうか。
ぶえとはスタイルが対極に位置すると思われる、ビバラッシュのボーカル・るいまるとは先輩 / 後輩の仲であるというのも興味深い。
果たして、4/30の池袋EDGEでどんな大乱闘が繰り広げられるのか。
是非その目で見守って頂きたい。
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▲Vocal.伐
──VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”のインタビューということでリモートですが、今日はよろしくお願いします!
伐:はい、ヴォーカルの伐です。あと…メンバー今一応いるんですけど…4人でやりますか? (メンバーに)どうだい君たち?インタビュー…やる?
──是非お願いします!
伐:山口県宇部市出身の伐です。趣味は賭け事です。
凰凱:ドラムの凰凱です。静岡県出身で趣味は賭け事です。
こずゑ:ギターのこずゑです。出身は静岡です。趣味は……ままごとです。
──ありがとうございます(笑)
クッパ:ベースのクッパです。趣味は…食べることです。
──Twitterでいつも拝見してます。ぶえ自体の結成は最近ですよね?
伐:去年の7月9日に始動しました。
──半年も経たないうちにワンマンライヴを開催されたりと勢いがすごいですね
伐:そんなことないっすよ。
──僕もワンマンを観に行ったんですけど…
全員:えーーっ!?
──はい。勢いが凄かったです。…あと僕、伐さんに謝らないといけないことがあって…。
伐:え?
──お勉強させていただこうと思って当日券で後ろの端の方で小さくなってこっそり観てたら、伐さんが「おい!そこの端の兄ちゃん!頭振れよコラ!」ってめちゃくちゃ煽られて…振らないでいたら「チッ!」って舌打ちされたんですよ!
全員:ガハハハハハ!
──今度伐さんに直接お会いした時に綺麗な土下座を披露しますね。
伐:いやいやいやいや!ほんとすいません(笑)…ま、でも振ってほしかったすけどね。
──ぶえっていうバンドが目指している方向性はどんなところですか?
伐:俺がやりたいことをやる。それだけっすね。
──音楽性としては、リフが主張してきて激しいのがぶえの個性だと思うんですけど、音楽にのめり込んだきっかけはどのあたりでしたか?
伐:あー、俺はJanne Da Arcとかですね。俺、ゲーム音楽がもともと好きなんですよ。それで初めてJanne Da Arc聴いた時に“あ、これゲーム音楽っぽいな”と思って好きになりました。FF(ファイナルファンタジーシリーズ)っぽく感じました。
──ほう!意外ですね…。ちなみにどの曲が印象に残ってますか?
伐:「Labyrinth」ですね。
──おお!渋いですね!転調が印象的な1曲ですね。
伐:あれFFっぽくないですか?うわもののキーボードとかも。
──言われてみればそうですね!
こずゑ:LUNA SEAやGLAYの『BELOVED』を聴いて…ヴィジュアル系っていう感じじゃなく気が付いたらって感じでした。あとは姉の影響でHEROさんとかν[NEW]さんとか聴いてたのでそれもきっかけかも知れないです。
▲Guitar.こずゑ
──では、お姉さまからしたら弟さんがヴィジュアル系をやってるなんてもう…
こずゑ:いや、それが違うんすよ。最初は止められました。
──え?嬉しいことだったんじゃないんですか?
こずゑ:「お前ブスだからやめとけよ。ヴィジュアル系なんてナメんなよ?」って言われましたよ(笑)
──そんなことないのに!この前の1月のワンマンとかお姉さま観てないんですか?
こずゑ:あ、ワンマンは来てないですけど、去年ツアーした時には観にきました。でも…ライヴ終わったあとにLINEがきて…
──はい…
こずゑ:「お前ってやっぱブスだな!」って。
全員:(爆笑)
こずゑ:ひどくないですか?(笑)「伐さんとか他のメンバーさんはかっこいいのにお前だけはブスだ」って。それだけじゃないんですよ!母親までそれに便乗してきて「お前は本当に可哀相だねぇ…」って。そんなに言うかねぇと。
──仲良い家族故ということで…叱咤激励が(笑) 凰凱さんはどうでした?
▲Bass.クッパ
凰凱:高校の時に軽音部に入ってマキシマム ザ ホルモンを知って好きになり、あの自由さをあえてヴィジュアル系でやりたいと思ったんですよ。
──マキシマム ザ ホルモンの激しさに影響を受けたってことですかね…
凰凱:いや、あの自由度ですね。そうですね…ヴィジュアル系ってメイクすればなれる自由なものだと思っていたんで。自由×自由かなと。
──クッパさんは?
クッパ:僕はL‘Arc~en~Cielさんやシドさんが好きです。それでSuGさんとかかっこいいなと思ってバンドやろうっていざ鏡で自分を見たら「う~ん……V系って知ってる?」って(笑)
全員:爆笑
──ステージでデカいコーラ一気飲みするくらい破天荒な男ですもんね。
▲Drums.凰凱
クッパ:はい!でも、何でもありだと思ってたんで。見た目も曲調も。凰凱と一緒の考えです。僕みたいに太っててもメイクしたらそれはヴィジュアル系なんですよ。最高ですよね!
──世間の想像以上に自由度が高いフィールドだということは強く同意します。ところで皆さんそれぞれのルーツは判ったんですけど、最初から今と同じパートでしたか?
伐:いや、俺は最初ドラムでしたね。ギターとか弦抑えられねぇし、ドラムは叩けば音が出るじゃないですか?それでドラムだ!ってスタジオにいったら「お前は目立つからヴォーカルだ!」って急に言われて。戸惑いましたけどそんな経緯でヴォーカルになりました。
──憧れてたわけではないと。
伐:ブレイクダンスで怪我してドクターストップがかかってやることねえな~ってなった時にマンガの「NANA」を読んでバンドだ!ドラムだってなったんですけどねぇ。
──ちなみにその時の伐さんは赤髪でした?
伐:いえ。
──………実はこの前ビバラッシュのるいまるさんにインタビューしたんですよ。
伐:アハハハハ!(笑)はいはい、なるほど。
──るいまるさんが友達と地元山口のライヴハウスに行ったら、赤い髪のヴォーカルが凄いバンドがいて衝撃を受けバンドを始めるきっかけになったと……その時の人が
伐:…俺なんですよ。るいまるは地元の先輩後輩ですね。るいまるに「ヴォーカルナメんなよ?」って説教とかしてたんですよ昔は。でも、アイツってずっと今でもヴォーカルやってるじゃないですか?
──はい。
伐:だから俺が間違ってました(笑)
──(笑)
伐:アイツは凄い。アイツは凄いっすよ。
凰凱;僕は高校で軽音部に入ったんですよ。それも50人くらいいる大所帯の。でもそんなに人数いるのにドラムが誰もいなかったんですよ。仕方ないから俺がやるかぐらいのノリで始めたら、楽しくなっちゃって一気に虜になってそこからはドラムしかないって感じですよ。
クッパ:僕は中学の時に友人がみんな楽器やってたのでバンドを組みたかったんですけど、やっぱりHYDEさんに憧れてるので、そしたらヴォーカルじゃないですか。……でも、鏡見たら「これは無理だぞ…」ってなって人口の少なかったベースにせざるを得なかったです。
──中学生でそんな悟り開かないで下さい!こずゑさんは最初からギターでしたか?
こずゑ:いや、僕も最初はヴォーカルやりったかったですね(笑)でも僕、歌下手で。
伐:俺も下手だったよ。今でも下手だし。
こずゑ:当時姉から制止が入って。
──そこでも早速(笑)
こずゑ:へたくそだからやめとけって。それでギターになったんで今では感謝してますけどね。僕本当にヘタで今でも凰凱とカラオケ行くとビンタされてます。
──ぶえ、バイオレンスですねぇ(笑)
こずゑ:バイオレンスっす。
──でも、なかなかいないですよね。やりたかったパートとこんなに違うことになっているバンド。
伐:ああ、本当ですか?
──と思います。ところでヴィジュアル系としてのモットーってありますか?
伐:俺がぶえっていうバンドを組んだ時に最初にみんなに言ったのは「売れないバンドをしよう」ってこと。
──売れないバンド?
伐:当たり前のことですよね。売れたいっていう気持ちって、自分を表現するうえで弊害があると思うんですよ。ヴィジュアル系って一気にバッって勢いで売れるバンドが多いじゃないですか…でもそれを目指すのって違うんじゃない?
──目的がそもそも違うんですね。
伐:かっこよけりゃ結果はついてくるんですよ。結果をついてこさせるためにバンドやってない。これがモットーですかね。
──しかし、そのアティチュードに賛同してくれるメンバーさんもすごいですね。
伐:そうですね。僕前のバンド終わってからもうやる気がなくて、髭をあり得ないぐらい伸ばしたんですよ、人間の極限まで、髭を。2年ぐらい伸ばしてたから結べるんすよ。そしたらもうヴィジュアル系できないじゃないですか。そんな時期に凰凱から「バンドやらない?」って誘われて…俺、髭剃らないで初ミーティングに会いにいったんですよ。それで髭ボーボーで「売れないバンドならやるよ」って言って。それでも「やろう」って。コイツらバカなのかなって(笑)
──その時点でこの4人が揃ったのは奇跡的ですね。
凰凱:あ、僕が誘ったのはヴォーカルの伐だけです。
こずゑ・クッパ:ん?
凰凱:…あ、悪口じゃないですよ(笑)さっきも言った通り僕はマキシマム ザ ホルモンの自由度に影響を受けてるので、その自由度をヴィジュアル系ってフィールドで表現するにはこの人(伐)しかいないなって。
伐:凰凱が「あとのメンバーはなんでもいい。伐くんに任せる。」って言うから(笑)じゃあなんかバカそうなヤツらをいれようって。コイツらバカそうだな~って(笑)
──なるほど…。インタビューなのでぶえの目標…なんていうものを聞きがちなんですけど、目標ってもしかしてないですか?
伐:ないですね。まぁダサいことをし続けないってことぐらいです。
──では、ぶえの音楽をどういう人に届けたいですか?
伐:聴きたいヤツが聴きたきゃいいし、聴きたくなきゃ聴かなきゃいいじゃんって。
──…伐さんって我が強いように見えてますけど、その歌って、伐さん自身に向けてるようにも見えます。
伐:俺の歌なんてオナニーですからね。共感性を求める曲なんて1曲もないです。でもそれ聴いて元気出るならそれでいいよ。俺も生きてるからさ、嫌なことあったらライヴ来なよって。
──ええ。
伐:むかつくヤツいるならソイツごと連れてこいよって。
──音で飲み込んでやるよ?と。
伐:ですし、「チッ!」って舌打ちもしてやりますよ。
──それワンマンの時の僕じゃないですか!(笑)結構な被害でしたよ(笑)
全員:(爆笑)
伐:いや、ありがとうございます(笑)
──60分殴る蹴るしかしないし手当てを一切してくれない嵐のようなワンマンでかっこよかったですよ。
伐:俺らもあっという間でした。
──そんなぶえの1stワンマンと同じ会場である池袋EDGEで開催される<VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”>は6バンド個性も異なるのですが、その中でもぶえが一番とっつきにくいですよね。
一同:(笑)
──皆さんから気になるバンドっています?今回の共演バンドで。
伐:いや、別にいないっすね。ヨソはヨソなんで。対バンの中でそれぞれが思う良いライヴすればいいんじゃないって。俺が生きているなかでかっこいいと思うバンドだったらもう気になってるだろうし…俺基本人のライヴ観ないんですよね。意味ないんで。結局は“人”というか、“その人が歌っていればそれでいい”っていう領域にならないとダメです。今回仲良いバンドが多いっちゃ多いんですけど、それはステージには関係ないですね。闘いなんで。俺は俺の全力を尽くすだけです。
──最後に、ずばりぶえの描く「ヴィジュアル系」ってなんでしょう。
伐:一番最初に信じた音楽なので絶対殺させないです。俺が信じた音楽はヴィジュアル系なので。
凰凱:一番何してもいい音楽。アングラの中で一番かっこいい音楽だと思っているので。ずっと消えないでほしいです。
こずゑ:僕も同感です。法がない、ルールがないのが良さ。どのジャンルも一緒のことだとは思いますけど、それが色濃いのがヴィジュアル系。
クッパ:自由です。僕がいれば太っててもV系できないって思われないじゃないですか?そういうことも含めた自由です。
伐:俺がV系好きになった時って、周りが「V系とか今時やばくね…」って雰囲気だったんですけど、俺はその時に「お前らのセンスじゃ一生わからねえんだよ」って思いました。特別な音楽でハイセンスなヤツにしか聴けない…それを貫いていきたいというか、一般層に歩み寄らずにこのヴィジュアル系っていうジャンルが“特別なもの”っていうことを守りたいです。
──一般層に広げていきたい…ではなく。
伐:そんな必要ないですね。こんなかっこいい音楽あるんだからお前らが来いよ。お前らがV系に来い、そう思ってます。
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<ライヴ>
■ぶえ一周年単独公演「祝いのわかめ酒」
日程:2023年7月9日(日)
会場:池袋BlackHole
他LIVE SCHEDULE
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<リリース>
★2nd Single「君を小さくする魔法」
2023年4月10日~物販にて販売
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★ぶえ OFFICIAL SITE★
★ぶえ OFFICIAL Twitter★
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★びじゅなび主催はこちら!★
■VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”
4月30日(日)池袋EDGE
http://xxxrecords.jp/edge/
…………………………………………
OPEN 16:00 / START 16:30
【チケット料金】
前売り4,800円(税込)/オールスタンディング
※入場時ドリンク代別途必要
…………………………………………
【出演】(A〜&五十音順・敬称略)
AURORIZE
HOWL
KAKUMAY
ビバラッシュ
ぶえ
ヤミテラ
…………………………………………
★チケット:
【一般発売】
2023/3/11(土)10:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/3813200001-P0030001
問:池袋EDGE 03-6907-1811
2023年04月20日 (木)
【真緒(The THIRTEEN)】Birthday Live 2023公演Fanclubチケット先行開始!
LIVE - 18:00:23真緒Birthday Live 2023公演
4/29よりThe THIRTEEN Fanclubチケット先行開始!
重大発表あり!!
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真緒Birthday Live 2023
哀シミノ讃歌
Hymn of sadness and die
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2023年06月07日(水)
新宿ReNY
…………………………………………
開場17:30 / 開演18:00
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《チケット料金》
・プレミアムシート¥15,000-(税込・D別)
※前列席(1~2列目)+終演後真緒との2ショットチェキ撮影(直筆サイン&日付入り)
※全席座席指定
・スタンディング¥6,700-円(税込・D別)
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members are
Gu.GAKU(FEST VAINQUEUR)
Gu.I’LL (FEST VAINQUEUR)
Ba.AKI(Sadie, ナナ, BLUEVINE, AXESSORY)
Dr.景(Sadie)
…………………………………………
問)新宿ReNY 03-5990-5561
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【The THIRTEEN Fanclub先行】
受付URL:近日発表
受付期間:4月29日(土)13:00-5月7日(日)23:59
お一人様2枚まで
一般チケット発売日:5月14日(日)より、ローソンチケットにて販売。