Starwave Recordsへまた新たな刺客(アーティスト)が所属する。魅裟(ミサ)、アーティスト写真に映し出されているのは、十字架へ磔にされたヴォーカルの魔琴と、彼に信奉する黒い頭巾とマントで全身を覆った3人の従者たち。
魅裟の掲げたキャッチフレーズが、「貴方には神に見えますか? それとも悪魔に見えますか?」。さて、あなたにはどちらの姿として魅裟の……魔琴の姿が映るだろうか。
魅裟は、Insanity Injectionのギタリストとして活動してきた魔琴が立ち上げた新たなプロジェクト。みずからヴォーカルの座へついたように、彼自身が具現化したい世界観を100%余すことなく伝えようという意思が、そこからは伝わってくる。
公開になった『Beelzebub』のMV SPOT (https://youtu.be/yd76h8ONtjc) に映し出された魔琴は、神というよりは、闇に落ちた堕天使のような姿にも見える。映像からは、魔琴が唱える「ナクシタ?」「ドウシテ?」「ココロ…」という言葉も耳に響いてくる。タイトルに記した「Beelzebub」(ベルゼブブ)は悪霊の名前。写真では白装束姿で十字架に磔にされているとはいえ、悪魔的な要素が強そうなのも事実。気になる方は、その正体を確かめにライブに足を運んでくれ。
魅裟は、3月18日に恵比寿club aimを舞台に始動主催&レコ発主催公演「SACRIFICE」を行う。「SACRIFICE」とは、神に生贄を捧げる行為のこと。この日のライブに足を運んだ人たちが、もしや魅裟の司る儀式の生贄になるのだろうか??
現状、発表された魅裟のライブメンバーは、「魔琴(Vo)/ユダ(G:ex.シュヴァルツカイン)/ KAEI(B)/ Tatsuya(Dr)の4名。当日の対バン相手が、La’veil Mizeri/ glamscure/ロクダマカルタ。ますます悪魔な様相を呈していると思うのは筆者だけだろうか?! 余談にはなるが、『Beelzebub』のMVは、魔琴(Vo)/ユダ(G:ex.シュヴァルツカイン)/ Ray(B:ex.NEGA)/Tatsuya(Dr)というメンツで演奏している。
この日の公演では、魅裟で入場した先着33名に限定USB音源『Psycho池』の無料配布が行われる。さらに当日は、4月3日に発売となるMini Album『七つの大罪』の先行リリースも実施。他にも、5月3日に配信音源としてSelf-Cover Mini Album『a rotten apple spoils the barrel』を発売することも告知してきた。
今は、MV SPOTとして公開中の『Beelzebub』も、3月3日よりYouTubeでフルサイズで公開になる。しかもこの日,もしかしたら「魅裟が都内某所に出現!?」の話も噂されている。
まだまだ謎に包まれた存在ではあるが、始動日が近づくにつれ魅裟にまつわる様々な情報が告げられるだろうから、今は、その動向を気にしていて欲しい。始動時期頃からは、もっともっとあなたの目につく存在になっていくはずだからこそ…。
TEXT:長澤智典
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