Jin-Machine
2018/08/28 (Tue)「Jin-Machine破壊担当あっつtheデストロイの『航海日誌』第二十八回」
前回までのあらすじ
図書館で不思議な本に出会う。願い事を書いた。
海外から留学生が家に来た
短くね?適当じゃない?って?(笑)
どなたかアドバイスを(笑)
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『不思議な本との出会い 後編』
両親からの手紙が届いてから数週間経ったある日、我が家に留学生が訪れた。
細くて透き通る様な白い肌に青い瞳、とても綺麗な金色の長い髪
まるで人形のようで思わず見とれてしまった。
彼女の名前はアリシアという。イギリスの田舎町から来たという。
少し片言ではあるが日本語はとても上手で会話には困らない。
「良かった話せる…。」
部屋に案内した後、家のことや近所のこと学校のことなど教えたりした。
日本に来るのは初めてで外を歩くのもとても興味津々で楽しそうだった。
何より驚いたのがアリシアは絵を描くのがとても上手かった。
そしてとても嬉しそうに楽しそうに絵を描く。その様子を見ているだけでとても心が暖かくなる。
「見て見て!こんなのどうかしら?」
無邪気な表情で描いた絵を見せてくる。
街の様子だったり子猫の絵だったり花の絵など数えきれない。
絵はとても躍動感があり写真かなと思うほど。今にも飛び出してくるようでそして何より暖かい。
「本当に素敵な絵だな」
僕は完成した絵を玄関や居間や部屋に飾ることにした。
前よりも家の中が華やかになった気がした。
そんな暖かくて楽しい平和な日々が過ぎていった。
いつしか彼女も日本の生活に慣れてきたように感じる。
ある日の夜、突然彼女に呼び出された。とても深妙な面持ちだった。
「驚かないで聞いてほしい…。」
それは彼女自身の話。
実は彼女はこの時代の住人ではなく遥か昔の時代に生きていた。
ある日村が争いに巻き込まれ怪我をして絵が描くことが出来なくなってしまったという。
幸い命は助かり他の村へ生き延びた。彼女自身この先どうなってしまうのか不安に怯え生活をしていた。
そんな時にその村の一室で不思議な本に出会ったのだと。
その本にはこう書いてあった
”読んだ後に手紙に願いを書き本に挟め祈れば汝に幸せが訪れるだろうと”
彼女は願った
「もっと平和で心暖まる世界で沢山の景色を見て沢山の絵を描きたい」
それから数日後に今度は生き延びた先の村が争いに巻き込まれ記憶が無くなってしまい、気づいたら暖かい光に導かれてこの場所に来ていたのだという。
私はその時思い出した。自分も不思議な本に出会って願い事をしたことを。
「似てるけどまさか…。」
本当のことかどうかは判らないしそんなことが現実にありえるのだろうか?
もしかしたら時間も限られているのかもしれない。色んなことが頭を過る。
そんなことを思いつつも何かしてあげたいという思いが強くなっていた。
「沢山色んな景色を見に行こう!」
それから彼女と沢山色んな話をした。沢山の計画を練った。
そんな日常は本当に楽しくて一日が過ぎるのがあっという間だった。
季節は夏になった。外の日差しはとても暑い。
海外の夏はどんな感じなんだろうか。
”夏の海、お祭り、花火”
初めて触れる景色にアリシアはとても興味津々で楽しそうで嬉しそうだった。
絵も沢山描いていた。どこか急ぐような感じもしつつ一枚一枚を本当に大切に描いていた。
その絵は本当に実際の景色よりもどこか暖かく命があるような素敵な絵だった。
もう夏も終わるのかなというころ別れは突然に訪れた。
「ごめんなさいもうすぐ帰らなきゃ行けない…。」
「またいつかどこかで会えるかな」
「判らないけどきっといつかどこかで…。」
”ありがとう”
別れは悲しく寂しかったけどお互い笑顔で別れた。
またいつかどこかで会えるだろうか。多分この時代ではもう会えないと思う。
途中からお互い気づいていたのかもしれない。
実際に間の当たりにすると言葉に出来ないくらい胸が痛く辛い。
それは彼女もきっと同じこと何じゃないかなと思った。
数日が経った。
両親からの連絡だった。旅先からお土産を送るから受け取ってくれという何気ない電話。
「そういえば手紙送った?」
まさか、、と思い質問をしてみた。
「手紙なんぞ送ってない。おまえは何を言ってるんだ?」
親は不思議そうな口調で電話口で話していた。
私はこの不思議な思い出を忘れたくは無くペンを取った。絵が描けないなら文章に残せばいい。
記憶を辿り文字に書き表す。
本当に楽しい思い出が沢山蘇ってきて気づけば涙が頬を伝っていた
窓から入る風はどこか冷たく、でもどこか心地よくて。
ふと本棚に目をやるとあの不思議な本は無くなっていた。
神様のいたずらだったのか、何かの贈り物か巡り合わせなのか。
とても暖かくて、でもどこか寂しくて。そんな不思議な夏の日の出来事だった。
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恥ずかしい…
いやマジ恥ずかしいから(爆笑)
プロのラノベ作家さんは凄いわ…どんな頭の中になっているんだろう…。
何度も読み直して修正したけど会話部分とか細かな情景とかちょっと補足足りなかったかなとか思いつつ。でも足しすぎるとくどくなるし…難しい!!(笑)
展開が急ですね(汗)いやでもどうしたら良いんだ!
突然空が光って眼の前に光の球が現れた。徐々に人形に姿を変えていきやがて女神の様な姿になり「あら何しんみりしちゃって~あなた達若いんだからもっとエンジョイしなきゃ☆」
とか言いながら魔法をかけて
「これからあなたはこの時代で生きなさい~神様の命令ですぅっ!」
「あ、私も一緒に住ませて頂きますわよ☆若い人たちだけだと何かあったらいけませんわ////」
それを知った隣の幼馴染(♀)が家を出入りし、友達(♂)が巻き込まれ…
とか、ちょっとセクシーでキュートなシーンもありつつなアニメ的な展開になったりとか?
あれ?
そっちの方がおバカっぽく妄想出来て話がどんどん出てくるんだが…(爆)
それか実は地球を助けるためにこの時代に来たアリシア。彼女は実は魔法少女だった!
夜になると現れる悪魔たちを退治していく!
主人公の協力を貰い二人で困難に立ち向かっていく!
やがて仲間が増えていつしか真実を知る。故郷を襲ったのは大魔女Aだったのだ!
故郷の想い、仲間の力を借りもうあんな悲劇を生み出さない為に今立ち上がる!!
とかとか
あれ?あれれ?(震え)
びじゅなびさん…アンケートでもしてみましょうか?(笑)
また次作にご期待!というところでありがとうございましたm(_ _)m
ぐっとらばい

