VISUNAVI COLUMN


Jin-Machine

2018/08/17 (Fri)

「Jin-Machine破壊担当あっつtheデストロイの『航海日誌』第二十七回」

 

そう、自分は絵なんて全く描けない。絵は好きだけど絵心と画力が無い。

なんでこんなに画力が無いんだ(笑)

でも、もし絵が描けたなら。思い描いたことを自由に、自分の描いた絵で物語が作れたらどうしよう?

漫画も自由に描ける!

そんなことを悶々と考えててだったらなんかシナリオ作ったら良いんでね?と書いた同人作品です。

(コ◯ケに感化されました)

短編小説の部類に入るのかな?

文法とか文節とか言葉の言い回しとか全然なってないかもですが(汗)

お楽しみ頂けたら幸いでございますm(_ _)m

 

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『不思議な本との出会い 前編』

 

季節は桜もまだ蕾な肌寒い春の日。

私は本が読むのが好きでよく図書館に通っていた。

ある日、いつも通り図書館に行き本を借りようとした。

この日の図書館はいつもより人が少なく閑散としていた。図書館の館内はいつも静かだがいつにも増してとても静かな気がした。

何か面白い本は無いかなと本棚を眺めていると一冊の本と目があった様な気がした。

自然と手が伸びて気づいたらその本を手に取っていた。

本棚にある何気ない一冊の本。

とても古びていてどこか埃っぽくて、外装はとても不思議な模様で表紙に書いてある字も何語か判らなかった。

「何でこんな本がここにあるんだろう?」

きっと何かに惹かれたんだろうか。そう思いながらも席に座り読むことにした。

 

図書館の中は本当にとても静かで心地良い。読書をするにはとても適している。

そんな心地の良い館内でその不思議な本を読むことにした。

表紙をめくっても目次も何もない。最初に書かれてるのは不思議な絵だった。

どこかの国の田舎町の絵。これはどこなんだろうか。

もうどのくらい時間が経ったのだろう。実際はそんなに時間は進んではいないのだけど夢中になって読んでいた。

本自体の内容は田舎に住んでいる一人の少女のお話。少女は絵を描くのが大好きだった。

平凡な暖かい田舎町の日常風景が目に浮かぶ。自然豊かで動物たちの鳴き声も聞こえてくるようなそんな気がした。

いつしか時が経ったある日、その村は国と国の争い戦いに巻き込まれ焼け野原になってしまった。

草木や家は無くなり、人々や動物たちも死んでしまい村は滅んでしまった。

話はそこで終わっていた。どこか悲しい話だった。

 

そしてこの本を読んだ後に手紙に願い書いて挟めるとそれが時として叶うという話も書いてあった。

「不思議な本だな」

「本当なのだろうか?もう一度帰ってから読もう」

その不思議な本を借りようとしたら管理番号などは無く誰かが置いていったものかもしれないので持っていって構わないと受付のおばちゃんは言う。

そんな管理で良いのかなと思いながらも折角なのでと貰っていくことにした。

 

私は本に書かれている通りに手紙に願いを書こうとした。

しかし願いと言われても何を書けば良いのか全く浮かんでこない。本の内容もどこか悲しい話で締めくくられてどこがまだ胸が痛む。そして何より本当にそんなことが現実に起こるのだろうかと半信半疑。

「怖くて過激なのはやめよう痛いのも簡便だ」

「この村の少女が平和に楽しく生きれる世の中でありますように」

そんな内容を書いた。

そしてその手紙を本に挟み本棚にその本を閉まった。

 

それから数ヶ月が経った。

季節は桜も散り新緑が綺麗な季節。風も心地よく図書館に向かう足取りもどこか軽かった。

あれからまた沢山の本を読んだ。あの不思議な本みたいな出会いは無かったが素敵な本には沢山出会った気がする。

そしてもうすっかりその不思議な本の存在は頭の中から消えていた。

 

ある日一通の手紙が届く。親からの手紙だった。

両親は仕事の都合でいつも国内外に出ていて家にいることはとても少ない。

「今の時代手紙って。メールとか電話の方が楽なのに。」

とか思いながら手紙を開けて読んでみることにした。

どうやら短期間だがイギリスから留学生がやってくるらしい。

突然すぎる話だ。でも幸いなことに部屋は余っているから泊まることは出来る。

そんなことよりも言葉の壁は大丈夫だろうか。そっちの方が心配だった。

空いた部屋の片付けなどもしつつ図書館で英語の勉強などもする毎日が続いた。

どんな人が来るのだろう。不安と楽しみが心の中で入り乱れていた。

手紙には沢山の景色を見せてあげて欲しいと書かれていた。

これからの時期はどんなのがあるだろう。

「この辺りに何かあるかな…。調べてみよう」

夏になれば日本にしか無い色んな催しがあるからそれを案内するのも良いかもしれないな

図書館で調べたりするのがとても楽しくなって留学生が来るのが楽しみになっていた。

 

そして両親の手紙から数週間経ったある日、留学生が訪れた。

 

 

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おはようございます、こんにちは、こんばんは

敬礼っ(/”`・ω´)

今回は

 

とうとう物語を書いてしまったー恥ずかしい(爆)

なんかもうすでに先が読めるような感じもしつつですが(笑)

 

後半もお楽しみにです☆

それではでは~また次回☆

ぐっとらばい